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💿よしだたくろう「元気です。」 - 1曲を選ぶなら「たどり着いたらいつも雨降り」 -
所有する拓郎のレコードの中から、「元気です。」を探し久しぶりに聴きました。
レコードの録音は良いのかと問われれば、マイクが高音を拾いきれていない箇所があったりと機材に疑問な点は多くあります。しかし、こもっている感じもなく、ギターのシャリシャリ感を含め聴いていて心地よく好みの音なのです。
好みの音なので、レコードの録音は良いと勝手に思っています。
レコード「元気です。」
オリコン・シングルチャートで1位を獲得した「旅の宿」、モップスに作品提供した「たどりついたらいつも雨ふり」が収録されている。オリコン・アルバムチャートで14週連続(通算15週)1位を獲得するなど、1972年の年間第2位及び1973年の年間第4位に輝いた。1986年にCD化された。1990年のCD選書のほか、2006年にも再リリースされている。
アルバムが売れない時代に、これも僅か1ヶ月間で40万枚を売り上げるというシングル並みのセールスを記録、オリコンアルバムチャートで14週連続(通算15週)1位を独走しアルバム・セールス時代の先鞭をつけた。
当時としては、桁違いに売れたレコードですね。
以下、画像については著作権を考慮し、あえてデータを小さくしています。
レコードジャケット
見開きのジャケットの中はこんな感じです。帯を取ってもそれほど変わらないと思い、そのまま撮影しました。
拓郎は学生服です、たぶん。
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低画質にしています
ライナーノーツ
ジャケットの中には、レコード(当たり前ですが)と、下画像左側の手書きライナーノーツと右側の歌詞の2枚入っていました。
緑色の手書きライナーノーツは2段に分かれ両方で44行書かれており、右下の日付けは、1972年6月24日とありますので、私が11才の時の発売です。
せっかくですので、7行分のみ引用します。
まやかしが多いのです。フォークなんて言葉に乗っかって甘えているのです。フォークだから何でも出来る、言えるなんてとんでもない事です。自分の歌だから出来るのです。自分で自分の言葉をもつのです。その時、もうフォークなんて関係ないのです。何でもいいんです。自分の歌であるならば、自分のメロディを皆んながもてれば・・・・・・・・・・・・。僕はやっぱり元気なのです。
しかし、緑色がきついですよね。もっと違う色を何故選ばなかったのかな。
それほど拓郎は元気だったのでしょうね(意味不明)。
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低画質にしています
たどり着いたらいつも雨降り
アルバムには順に「春だったね、せんこう花火、加川良の手紙、親切、夏休み、馬、たどり着いたらいつも雨降り、高円寺、こっちを向いてくれ、まにあうかもしれない、リンゴ、また会おう、旅の宿、祭りのあと、ガラスの言葉」と、名曲揃いの15曲が入っています。
そこから1曲選ぶとなればこの曲ですよね、やっぱり。
今さら拓郎の曲を並べる必要はないなと思い、ベストな1曲のみの紹介です。
振り返ると
中学の頃は、井上陽水派と吉田拓郎派に分かれており、私は井上陽水派でした。
今、邦楽を聴く頻度は全体の2割程度ですが、改めて陽水か拓郎のレコードを聴くとなると、ほぼ吉田拓郎になります。不思議ですね。
<了>