🔈JBL PARAGON - ネットワーク交換②(作業編) -
前回の続きです。
作業
早速、作業にかかります。
先ずは、前(前々かも)オーナーが端子への接続を全てハンダ付けしているので、ハンダを撤去するところからです。
用意したのは、ハンダコテとはんだ吸取線、そしてはんだを吸った後の吸取線を切るニッパーと、切ったのを入れるための蚊取り線香皿。
しかし、ハンダコテを当てるも、表面がうっすら溶けるだけで作業は進みません。
諦めて、配線はニッパーで切ることに。
ちゃっちゃと終わりました。
しかし、交換したものの、右側スピーカーからは低音しか鳴らない😢
仕方なく、落札したのは2個セットだったのでもう一つの物に交換。
このネットワーク、下側の2ヶ所ある配線穴が塗料で埋まっている。
当初から、この穴は一度も使われていなかったのでしょうね。
一応、完成
うーん、低音しかでない。
交換前の方がマシだったような😭
修理
こうなったら、交換前のネットワークを直してやろうと。
先ずは、裏蓋を外すところから。
四隅のリベットを取るのに、ミニルーターや電動ドライバーにキリをつけてチャレンジするもはかどらず。
結局、電動ドライバーの先をプラスに変えてゴリゴリすると、リベットは簡単に外れました。
ハンダで固められていた端子も外し、アッテネーターは表のつまみ部分が撤去できなかったので CRC 5-56 を隙間からふりかけました。
コンデンサは10460?
調べると 1.5uF/50V フィルムコンデンサとのこと。
フィルムコンデンサなら壊れている気がしないなぁ。
とりあえずハンダで固められていた端子は交換しないといけないので注文し、何ら解決しなかった作業を終了。
N7000 ではなく、LX5 が壊れているのか(しかし、低音は出ているしなぁ)、どこかで断線しているのか、、、闇は深い。
記事は、ここで終わるはずだった。
音が出た
自分で断線と書いて、アーと気づき改めてパラゴンの裏に回ってゴソゴソ。
配線を直接外から繋いでみた。
中高音も鳴ったのである。
直ったのである。
直ったのです。
数日後
その後、音が鳴ったり鳴らなかったり。
試行錯誤しながら、3番目の端子に繋いでいるコードをクリップでギュッと挟むと音は快適に鳴ることがわかりました。
現在、このような状態で音楽を楽しんでいます。
結論
LX5 の3番目の端子から N7000 に繋いでいる間に、不具合が生じているのは確かとなりました。
次の作業は LX5 の端子を交換することになりそうです。
とりあえず快適に聴けているので、今回のチャレンジは無駄でなかった。
<了>
続きです↓