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置かれた環境でどう生きるか

皆さんも感じているようにここ最近話題は新型肺炎で持ちきり。

志村けんさんが亡くなってしまったのは正直なところびっくりした。
心のどこかできっと治るよね。そう信じていたのに。。

経済も低迷してバイト先も一時的にアルバイトを雇わないから収入もない。

ひたすら心が明るくないニュースを耳にする。

*     *     *     

だから私はこの状況を逆手にとって自分が成長することができるいい機会と捉えてみることにした。

必要最低限のニュースは見るけどそれ以上は見ない。見ても何かが解決するわけじゃないし自分の気持ちが滅入ってくるだけだから。

私は普段予定をたくさん入れてしまうから家にいる時間といったら朝ごはんの時間と夜遅い時間だけだった。
こんなに長いこと家にいることが自分にとって不思議な感じ。

だから普段できていなかったことをして見ることにした。

最近継続してできていることは

・1日最低1個TED Talksを見ること
・料理をすること
・本を読むこと
・お風呂にゆっくり入ること(これは前からもやってました笑)

普段やらないことを継続してやってみるっているのはいいことなんだな。と気がつき始めた。

TED Talks


世界中のあらゆる分野で活躍する人のプレゼンテーション。前から英語の先生の勧めで少しは見てたけど継続はできてなかった。継続して見ることで見ることにも慣れてくるし、やっぱりTED Talksは勉強になる。新しい分野に関する勉強も、英語も。

載せたのは最近見てよかったTED。TEDの紹介投稿はまた別の時にしようと思います。

料理

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たまーに料理することはあったけど継続して作り続けるのは初めて。

お母さんの凄さを実感。一食分作るのって案外簡単だけど毎食、家にいたら三食全部作るのって相当大変。
美味しいご飯が食べれるって当たり前じゃないんだな、
とも学んだし、
意外と慣れてくると料理も楽しい
と言うことも同時に学んだ。

最近のハマっているのはお味噌汁に長芋を入れること♪

読書

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一番最近読み終わった本をここで紹介。

ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』新版 池田香代子訳 みすず書房2002年第1刷発行 2004年第6刷発行

とても有名な本なので知っている人も多くいると思う。

第二次世界大戦中にナチスによって強制収容所に送られた体験を記した本。
昔からなぜかこの手の話題の映画をちょくちょく見て興味があったて前から気になっていた。ナチスの強制収容所について話す上での必読本と思っていたけれどなぜかこのタイミングで読んだ。

本の中盤、収容所での生活について書いている章で「精神の自由」という段落があった。

今の日本や世界の状況を強制収容所と同じと言うのは間違っているのは分かってる。でも読みながら今自分が置かれている状況と重ねて考えずにはいられなかった。

その章の冒頭部分を抜粋する

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 「長らく収容所に入れられている人間の典型的な特徴を心理学の観点から奇術師、精神病理学の立場で解明しようとするこの試みは、人間の魂は結局、環境によっていやおうなく規定される、たとえば強制収容所の心理学なら、収容所生活が特異的な社会環境として人間の行動を強制的な型にはめる、との印象を与えるかもしれない。
 しかしこれには異議がありうる。反問もありうる。では、人間の自由は毒にあるのだ、あたえられた環境条件にたいしてどうふるまうかという、精神の自由はないのか、と。人間は、生物学的、心理学的、社会学的と、なんであれさまざまな制約や条件の産物でしかないというのはほんとうか、すなわち、人間は体質や性質や社会的状況がおりなす偶然の産物以外のなにものでもないのか、と。そしてとりわけ、人間の精神が収容所という特異な社会環境に反応するとき、ほんとうにこの強いられたあり方の影響をまぬがれることはできないのか、このような影響には屈するしかないのか、収容所を支配していた生存「状況では、ほかにどうしようもなかったのか」と。」

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新型肺炎による影響で外出自粛、活動制限、授業開講延期。

色々な外部環境が変化して一見不自由を強いられている状況に見えるかもしれないけど精神の自由はどんな状況でも奪われない。自分次第でその状況をどう捉えるか、その状況が自分にとってどんな意味を持つかということを考えることができる。

私は一人一人が自分にとってこの状況を意味ある時間に変えることができると思うしそう考える人が一人でも多くなったらいいな、と思う。

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さ、今日もお風呂にゆったり入ってぐっすり眠ろうかな。


ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。

拙い文章で言いたいことが伝えられているのか不安もありますがまずは継続した発信を目指して頑張りたいと思います。

おやすみなさい。



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