空想ラジオ②📻
\空想ラジオ/
(パーソナリティ:深川文)
BGM① しろねこ堂 水金地火木土天アーメン
こんばんは🌙
今日を含めて今年もあと2日!
2024年最後の月曜日を、皆さん、いかがお過ごしですか?
私深川は、今年は大変なことがたくさんあったけど、苦しさを乗り越えた分、喜びをたくさん味わうことができた1年でした!
何よりも印象的だったのがインタビュー企画!
私にとってずっと憧れの方だった、麻井朝さんとcocoroさんとお話できたのが、幸せでした!
また来年も、たくさんの方と出会い、イベントを開いたり記事にしたりしたいなと思います!
さあ、今日も始めていきます!
📢いつ文日記
BGM② ヨルシカ 詩書きとコーヒー
今回は私深川の個人的な出来事について、お話します。
12/22に蔦屋書店三年坂様で開催の、本とコーヒーの読書会に参加させていただきました!
初の読書会参加、「今年心に残った本」がテーマ!
どんな方が来られるのかな、皆さんと上手におしゃべり出来るのかな……とドキドキしつつ会場に。
あっという間の2時間でした!
皆さん、本当に本が好きな方ばかりで、自分の持ってこられた本を丁寧に紹介されていました✨
どの本も面白そうで、読書会終了後に、たくさん購入させていただきました🤭
みなさんの本紹介にワクワクしていたら、あっという間に、私の本紹介のターン!
わたしの拙い言葉にも限らず、皆さん、ニコニコしながら聞いてくださりました!
中には私の紹介した本に興味を持ってくださった方もいらっしゃって、参加して良かったなーとしみじみ思いました!
次回も参加したいです✨
📢 BEST BOOK 2024
BGM③ ・東京フィルハーモニーオーケストラ交響団
『好き!雪!本気マジック / Snow Fairy Story / スターナイトスノウ』
40mP『Snow Fairy Story』
いよいよ2024年も終わり!
皆さん、2024年はどんな年でしたか?
せっかくだし、本を通して振り返ってみましょう!
というわけで、BEST BOOK 2024!
皆さんが今年読んだ本で、特に印象的だった本を見ていきましょう👀
まずは金川めいさん
まさを 『僕は君の「大丈夫(嘘)」を見破りたい』
選んだ理由は、
題名の印象と表紙の美しさ。
誰もがついたことがあるだろう「大丈夫」という嘘、そしてそれを繰り返してしまうことからくる誰にも打ち明けられない苦しさを、この本だけはわかってくれて、寄り添おうとしてくれた印象を感じた。
日頃私が思い悩み、徹夜してしまうほど考え込んで自分で自分の首を絞めるような物事を、この本は掬い上げて「ぼくも同じだよ」と言ってくれている気がした。短編集の一つ一つを読み進めるうちに涙が止まらなくなっていたのが一番の理由。
金川さんが、この本を通して救われたことがひしひしと伝わってきます✨
この本、私もおすすめしていただいたのですが、読みたい!
「大丈夫じゃない」って言うのって、一番難しいことなんじゃないかなと思います。誰にも言えないくらい辛いとき、心を救ってくれる言葉、本があることで、人はなんとか生きていけるんじゃないかなと感じます。
うろ覚えですが、昔読んだ絵本で、
「一番勇気を出したのは、助けてって言った時」という内容の言葉を目にしました。(何の絵本か分かる方がいらっしゃったら、教えてください!)
助けてとなかなか言えないからこそ、本を通して得た言葉に温もりを感じるんだと思います。
続きましては、無題さん
悪ノP(mothy) 『ヴェノマニア公の狂気』
今年は久々にVOCALOIDというコンテンツに再熱した年で、特に中学生の時読み損ねていた悪ノシリーズの小説にようやく触れることが出来たという理由から選出。
「ヴェノマニア公の狂気」はサテリアジス(神威がくぽ)が主な登場人物であるがヒロインとして私の推しであるグミナ(GUMI)が登場するため数あるシリーズの中から当作品を選んだ。
悪の娘、懐かしい✨
このシリーズの歌を通して、物語形式の楽曲があることを知りました!全部は聴いていないから、いつか聴きたいとずっと思っています!
GUMIちゃん、登場するんだ!話は逸れてしまいますが、GUMIちゃんだったら、「天ノ弱」が好きだったなー💕
こちらの楽曲を聞いていた頃(小学校高学年くらいかな?)幼いながら、「誰が悪いといえるお話ではないな」「どこまで戻ったら救われるお話だったのかな」とよく考えていました。
これを機に聴き直し&小説を読んでみようかな✨
最後に私のBEST BOOK を紹介!
選びきれない🤭
10冊すらも絞りきれないかも!
悩んだけど、今、パッと決めたのは、綾崎隼『冷たい恋と雪の密室』です!
共通テスト前日、大雪で電車に閉じ込められた3人の男女を描いたこのお話。高校生3人がメインキャラだったこともあったからか、胸をかき乱されました……
お互いに向ける友愛や恋愛感情がまっすぐすぎて、胸に刺さって痛いくらいでした。誰かを思うことは幸せなことであるのと同時に、痛みや代償を伴うのだと、体感させられました。自分の心に素直に生きることって、誰かを傷つけてしまう可能性があると思います。
このお話、武者小路実篤「友情」へのリスペクト小説みたいです。『友情』も読んでいて苦しかった気が……
読み比べを、いつか記事にしたいと思いつつも、なかなか進まない💦
気長にお待ちください🙇
また、12月31日に深川のBest Book(分野別)を紹介するので、お楽しみに✨
📢文学の小道―日々の中で感じる、文学の気配
BGM④:米津玄師『lemon』
こちらのコーナーでは、私深川が日々を過ごす中で、文学作品とのつながりを感じた場面を紹介します。
今回は高村光太郎『レモン哀歌』とお菓子作りのお話です!
「レモンパイが作りたい」
年の瀬、やることが散乱した部屋でふと思い立った。
窓から入り込む澄んだ冬の、斜陽が溶けた空気のせいだろう。
幸い、冷凍パイシートは購入している。
ぐずぐずしてはいられない。私は台所の明かりを付けた。
冷蔵庫を開ける。絵の具チューブからしぼり出したような黄色をまとったレモンが目に入る。
冷蔵庫から取り出してあげるとよりいっそう、輝くばかりの黄色さが目立つ気がした。
この黄金色の果実の内には何があるのだろうか。
はやる気持ちを抑えつつ、包丁で切ってみると、「あっ」と思った。
ほろ苦く清い香りが鼻孔をくすぐる。
これまで漠然と考えていたことや感じていたことが、姿を消していく。
心がしんと静かになる。同時に指先から徐々に黄昏色に染まっていく。
「トパァズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱっとあなたの意識を正常にした」
高村光太郎『レモン哀歌』
黄金色の風景でふと口に出した、『レモン哀歌』の一節。
遠いところに飛び立ってしまった愛しいあの人を、最期のひととき、現実世界へと連れ戻したのは、こんな香りだったのか。
いつまでも胸から離れないレモンの香気を味わいつつ、私はぼんやり思った。
📢 ポラリスからの手紙
BGM⑤:sumika『願い』
このコーナーでは、#推し短歌_ポラリスでつぶやいていただいた推し短歌を紹介していきます!
まずは一首目、金川めいさんの短歌
⭐️「行ってくる」今日も灯ともすあなたへと「応援してます」指で綴って
素敵!みんなの心を照らす存在だと伝わってくる歌ですね✨
勝手な想像ですが、クリスマスに、みんなの心を照らそうと、街を走り抜ける金川さんの推しが目に浮かびます。そんな一瞬、金川さんが幸せだったし、頑張ってと伝えたい、そんな心情がリアルに浮かんできます💕
甘酸っぱいお歌だー✨
一途なファンの方の想いがよく反映された歌で、素敵ー!
続きましては、私深川が詠んだ歌です。
⭐️東雲にふと手に零れた六等星届いた軌跡はいつか聴かせて(『魔法使いの約束』5周年のヒースクリフとシノ)
五周年ストーリー、私好みのストーリーで、沼に引き摺り込まれました!ヒースクリフとシノは、互いにとって大事な光なんじゃないかなと思います。
今じゃなくていい、でもいつか自分の口で、過去のことを教えて欲しい、そんなヒースの気持ちを歌にしてみました!
皆さんの解釈が聞きたいな✨
BGM⑤:星野源『喜劇』
今年も皆さん、お世話になりました!
皆さんと本のお話をシェアできて、幸せな1年でした💕
明日は深川厳選のBEST BOOKの発表を行いますので、お見逃しなく!
また、まだまだ #推し短歌 _ポラリスは受け付けておりますので、お気軽に投稿してくださいね😊
感想があれば、 #空想ラジオ _感想で発信していただけると嬉しいです!
あとちょっとで今年も終わっちゃいますが、楽しく本のお話をしましょうね✨
さて、2024年も残りわずかとなりましたが、皆さん、よいお年を!