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理想の介護士とは

ブランクもあったがトータルして約10年、介護士の仕事をしている。
資格は今の職場で3年経過してから取ったから、介護福祉士としては約4年ほど。

長い間ずっと同じ施設にいると、どうも流れ作業になってしまってる気がする。
いつしか「作業重視」で考えてしまっている所があるような気がしている。

自分が思う「理想の介護士」とは何なんだろうか。
Twitterやブログで検索してみても「言うてそれ、綺麗事じゃね?」なんて思ってしまっている自分は、心が疲れているのかもしれない。

自分の心が疲れていては、より良い介護なんてできない。
感情的に業務にあたってしまう恐れがある。それは良くない。

ここで周りに「尊敬できる介護士」がいるのか探してみることにした。

いた。身近に、自分の職場に尊敬できる介護士さん、いた。

その人と一緒に仕事するようになってから、雷に打たれたような衝撃が走ったのを今でも覚えている。
「完璧にこなす介護士さんだ…」と。

仮にここで◯さんとしよう。
その◯さんの完璧具合をリスト化してみた。

・作業効率が早い、効率よく業務ができる
・利用者の気持ちに寄り添った声かけができている
・利用者の細かなところに気を配り、観察力が高い
・明るく接することができ、場を盛り上げられる

…よくネットとがで見た、綺麗事だと思っていたものばかりだった。

綺麗事でも何でもなくて、やろうと思えばできることだった。
てか、実際目の前で行われていた。

今は自分が異動したから◯さんには会えていない。
でも思い出す事はできる。

◯さんの仕事している姿を思い出して、もう一度原点にかえって、今日からの夜勤に勤めたいと思う。

「理想の介護士」とは「尊敬できる身近な介護士」を見つけると、案外辿り着きやすいのかもしれない。

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