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日本史と西洋音楽史の関係

こんにちは。SIBELIUSです。

みなさん、モーツァルトやベートーヴェンが何時代に当たる人物なのかご存知でしょうか。
とても大きなカツラを被っているし、肖像画もなんか古いイメージ。ルネッサンス的な?

モーツァルト


ベートーヴェン


モーツァルトは1756年、ベートーヴェンは1770年に生まれています。

1750〜1800年の日本史はどうなっているかと言うと、江戸時代中期にあたります。寛政の改革が行われたあたりですね。有名な人物で言うと杉田玄白、伊能忠敬でしょうか。

このように比較すると、実は私たちのよく知るクラシック音楽家は歴史上で見てみると、意外と最近の人たちと言うことができるでしょう。ベートーヴェンが運命をかいている時、日本ではすでに武士は刀を納めていたのです。


それではドビュッシーやラヴェルが活躍した印象派の時代はどうでしょうか。

ドビュッシー

ドビュッシーは1862年生まれ、ラヴェルは1875年生まれです。二人ともフランス出身の音楽家です。1889年にパリ万国博覧会が行われ、世界各国の文化がパリに入ってきたことは、二人のその後の活躍と関係しているでしょう。

この頃の日本では、日清戦争と日露戦争が行われています。とっくに武士の時代は終わり近代化へと進んでいました。有名な人物でいうと、夏目漱石やゴッホなどが活躍しています。

夏目漱石

夏目漱石とドビュッシーが同世代なのは驚きますよね。


このようにクラシック音楽家は日本史や世界史のなかで比べるとごく最近の人たちであると言えるでしょう。
他にも色々比べると発見がありそうですね!


それでは!

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