心が揺らぐと釘も斜めに立つ
90cm角の作品を
何個か試しがけしながら
好きなデザインを絞込み。
ひと作品に
釘が二百数十本💦
何時間も、ひたすら打ち続けながら
思い出したことがある。
仏教系の幼稚園に通っていた。
特に理由はないと思う。
近所の子は皆、揃って通っていた。
毎朝、お釈迦様の居る部屋に集められ、
目を閉じて、暫し瞑想。
今考えると
なんて高尚な幼稚園児たち(笑)
ろうそくに火が灯されて
〖その炎が揺れているということは
この中の誰かの姿勢(気持ち)が、
揺らいでいるということです〗と、
園長先生が言っていた。
釘が調子よく真っ直ぐ打てていたのに
頭の中に思考が走ると
金づちがおかしな音を立てて釘が斜めに立つ。
気持ちが揺らぐと
ろうそくの炎も、釘も曲がる。
(諸説あり)