シアの艦これAC話 第31回:レイテイベント(後篇)事前情報感想_続報編

瑞鳳 ガンビアベイ 片割れに大型艦 …繰り返されてしまうのか?


・[更新履歴]

 ・2024/10/29:見出し文と記事の末端部分を少々修正。


●今回のポイント

  1. 続報が来たレイテイベント後篇。久しぶりに前後作戦で分かれており、 なんと来年1月まで続く長丁場となる。もしやクリスマスイベ無し?

  2. 報酬艦は「Gambier Bay」と「Iowa」。なぜか両作戦で共通の排出。  拡張作戦を周回するメリットは報酬戦果or排出割合の差と予想している。

  3. ムービー中で大和型特殊砲撃の示唆有。評価は旗艦指定があるか否か。


●前置き

 ついに次イベントの続報が来た。なんと今月末(10月31日)から
始まるらしい。一応リアルイベントで告知はされていたらしいが、
まさか今月末開始が本当だとは思わなかった。

直近のハロウィンイベ縮小化とイベント情報の節々から
終焉の風を感じるが、既に覚悟していたことだ。
ひとまず初報とあわせつつ 続報の感想を書いていく。



●続報について

イベントの初報についての内容は以下過去記事を参照。
ここでは続報で新たに出た情報について語る。

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○開催期間について。

開催期間:2024年10月31日(木) から 2025年1月21日(火) まで。
※拡張作戦は「2024年11月21日(木) 7:00」より開放。

すごく久しぶりとなる複数作戦に分かれたイベント
最後に複数作戦で分かれていたイベントは
2021年11月にあった「出撃!北東方面 第五艦隊」(第11回)イベントである。

そして何よりも開催期間が非常に長い。約3か月弱という期間は
・「発令!艦隊作戦第三法」(第10回):2021/4/15~2021/8/29 (136日)
「レイテ沖海戦(後篇)」(第15回)  :2024/10/31~2025/1/21 (82日)
・「レイテ沖海戦(前篇)」(第14回)  :2021/4/15~2021/8/29 (56日)
と歴代2位の開催期間となる。

そして1位の第三法イベは本来「2021/6/1」終了(47日間開催)だったのが
延長されているため、それを除くと実質今回のイベントが歴代1位となる。
まさに最終イベントにふさわしい期間と言えるだろう。
そのせいでクリスマスどころか年末年始までまたいでいるのだけれど。

ちなみに限定海域イベント期間が年末年始を跨ぐのはこれまでもあり、
・「索敵機、発艦始め!」(第3回):2017/11/30~2018/1/9
・「出撃!「礼号作戦」(第9回) :2020/12/28~2021/02/16
が該当する。イベント中に堂々とクリスマスフレームを被せてきた
2017年12月が懐かしい。
上記年度はなんだかんだクリスマスイベントをしっかりやっていたが、
ハロウィンイベントすら簡略化された今年に関しては
浮き○亭の実施無しも覚悟した方がよさそうだ。


○新規追加艦娘について。

 新規艦は「Gambier Bay」「Iowa」
2隻実装が確定した。元のイベントで報酬艦だった「Intrepid」は
結局こちらだと来なさそうである。

なお、公式の文面を見る限り
なぜか主作戦と拡張作戦で報酬艦が分かれていないらしい。
もしや作戦によって排出割合が違うとかだろうか?

正直狙う艦を絞れない面倒な仕様ではあるのだが、そうなると
拡張作戦を周回するメリットは現状戦果ぐらいしか思い当たらない。
詳細情報が来たらそこは判明するので、今は深堀りしないでおこう。

ここからは新規実装の2隻について説明していく。

 ・「Gambier Bay」(ガンビア ベイ)

 「護衛空母」というカテゴリに入る軽空母はっきり言って弱い

 軽空母自体がAC版だと不遇の立ち位置であることに加えて、
 ・速力が最遅ほぼ確定(史実だと20ノット未満)。
 ・スロット数が改でも3スロットしか無い(鳳翔と同じ)。
 ・搭載数も別に多くない(改でも大鷹改より少ない34機)。
 と 艦これアーケードの空母に欲しい要素がことごとく無いのである。
 何よりも護衛空母カテゴリには「瑞鳳改二乙」という怪物が居るので、
 真面目に考えれば考えるほど採用理由が無くなってしまう。

 一応改二相当の「Mk.II」にさえなれれば速力以外の問題は
 概ね解決するのだが、龍鳳改すら存在しない現艦これアーケードに
 それは期待できないゆえ、結局鳳翔同様1-1星付けの随伴として生涯を
 終えるだろうと考えられる。末期ゆえ星付けしたい艦も少なそうだが。
  
 正直今回のイベントにおけるハズレ枠として認識される可能性が
 おおいにあり、かの瑞鳳&阿賀野型の悪夢が再来するかもしれない。
 なぜ報酬艦を2作戦に分割しなかったのだろうか…。


 なお、実は艦これアーケードだと初の対地艦爆カテゴリである
 「FM-2」を持ってくる。(「Ju87C改」はAC版だと存在しない)

 爆戦ゆえに爆装+2と非常に弱い性能ではあるが、AC版でも
 陸上型への火力計算式が変わるのか
は確認しておきたいところだ。
 もしかしたら伊勢型改二に対して採用の余地があるかもしれない。


 ・「Iowa」(アイオワ)

 ブラウザ版では艦これ史上初の(純粋な)連合国艦であった高速戦艦
 実装当時は文字通り賛否両論あったが、今ではすっかり馴染んでいる。

 真の初登場作品であった「艦これ改(Vita)」では最終海域(乙以上)報酬艦
 そしてブラウザ版の一区切りと言える2016春イベでも最終海域の報酬艦
 最後を飾る報酬艦としての印象が強い。レイテに関係あるとはいえ
 「Intrepid」を差し置いて選ばれたのもなんとなく納得できる。

 ブラウザ版の図鑑説明で「戦艦の最終形ともいえる完成度」と
 自称するだけあり、その性能は
 ・速い:史実最大速度33ノット。少なくとも30ノット以上は確定
 ・強い:最大火力がAC版の実装高速戦艦中最高(改で116)。運も高い
 ・美味しい:持参装備がどれも優秀。特に高角副砲はAC版だと最高性能。
 と艦これアーケードの高速戦艦に欲しい要素を概ね持ち合わせている。
 これに勝てるのは「雷撃持ち」&「爆撃機運用可能」金剛改二丙
 ぐらいであろう。後はリシュリューが性能面で互角に立てるぐらいか。
 
 また未改装でも性能はあまり変わらないので、未改装統一プレイ
 する際も戦艦枠として優秀な候補となる。

 惜しむらくは、「高速戦艦」カテゴリゆえに昼キャップ火力が180
 そこまで高くないことか。そこら辺は素の火力を活かして
 弾着観測射撃
をすれば、ある程度低速戦艦とのキャップ差を
 誤魔化せるかもしれない。近い火力のローマや霧島改二と比べて
 運が高いのも嬉しいところだ。

 レイテイベント内(=入手直後)でも、もし史実補正があるならば
 第五艦隊イベのガングート欧州救援イベのリシュリューみたく
 連合艦隊の第二艦隊で活躍してくれるはずである。


○作戦海域の概要について+海域予想。

 作戦海域数については
 主作戦と拡張作戦共に3海域ずつであると告知がされている。
 地味に「第二次SN作戦」(第8回)イベント以来の海域配分である。

 そして輸送作戦の説明があるため、どこかで輸送を要求されるのも
 確定している
。ブラウザ版通り(E5)なら後段の最初辺りだろうか。
 その場合存在しない「軽巡棲姫」の代わりが誰になるか気になる。
 個人的には駆逐棲姫になりそうだ。そうなると回避が面倒である。

 またブラウザ版は全7海域なので1海域削れるわけだが、
 E1の対潜(ボス潜水艦姫)マップを削るとちょうど3+3海域に収まるので
 その線がありそうだ。

 それらを踏まえると、現状の海域予想は以下の通りとなる。
 E6の実質通常艦隊でボス3連戦が一番の難関となりそうだ。

 ●主作戦
     ・E1(シブヤン海):
       出撃艦隊:「遊撃部隊」
         ボス:軽母ヌ級改flagship、戦艦ル級flagship
     ・E2(エンガノ岬沖):
       出撃艦隊:「連合艦隊(空母機動部隊)」
         ボス:空母棲姫
     ・E3(サマール沖/レイテ湾):2ゲージ海域。
       出撃艦隊:「遊撃部隊⇒連合艦隊(空母機動部隊)」
       出撃艦隊:通常or遊撃部隊+連合艦隊
         ボス:第一ゲージ:戦艦ル級艦隊
            第二ゲージ:護衛棲水姫
     ●後段作戦
     ・E5(オルモック沖):2ゲージ海域(輸送→戦力)。
       出撃艦隊:「遊撃部隊」
         ボス:第一ゲージ:駆逐棲姫
            第二ゲージ:重巡棲姫
     ・E6(サマール沖東方):3ゲージ海域。
       出撃艦隊:「遊撃部隊」
         ボス:第一ゲージ:水母棲姫
            第二ゲージ:戦艦棲姫
            第三ゲージ:空母水鬼
     ・E7(エンガノ岬沖):2ゲージ海域
       出撃艦隊:「連合艦隊(空母機動部隊)」
         ボス:第一ゲージ:戦艦棲姫
            第二ゲージ:深海鶴棲姫


○大和型の特殊砲撃示唆について。

 イベント続報ムービーのラストで「武蔵改二&大和改」の特殊砲撃らしき
演出が入っている。おそらく次のイベント開始と同時に使用可能となるだろう。

扶桑型改二ペアの特殊砲撃を見るかぎり「バフ+追加砲撃数回」の効果付き
だと考えられるが、それよりも発動条件に旗艦指定があるか否かが問題だ。

例に挙げた扶桑型改二ペアの特殊砲撃は
低速戦艦である二隻のどちらかを旗艦に添える条件があり、そのせいで
かなり使い辛い特殊砲撃となっている。
「時雨&山城改二」の特殊砲撃が一転して優秀なのも
速力の出せる時雨を旗艦に添えられるためであり、それだけ
低速戦艦の旗艦指定は大きなハンデとなるのである。

大和型は扶桑型に比べると少々速力はあるものの、やはり40ノット出せる
駆逐艦達と比べるとマップ移動が劣悪になるのは間違いない。
低速ハンデを受け入れてでも使用すべき難易度であるのかどうか考えつつ、
今は緊急時の選択肢として頭の片隅に入れる程度の認識でいいだろう。



●後書き

 まさかのハロウィンフレーム無し&長期イベントによる
 クリスマスイベント縮小の危惧と、「当たり前だった事」が消えていく
 寂しさをひしひしと感じている。
 間違いない、これが最後のイベントだ。

 記事執筆の遅さから幾度となく攻略記事投稿をしそびれた私であるが、
 これだけ期間があるのならば最後くらいは攻略記事を書いてみたい
 大手攻略サイトほどの有用性は出せなさそうなものの、とにかく
 私が考えていたことや調べたことを記録に残したいのである。

 いつか艦これアーケードの歴史を誰かが振り返る時
 私の記事がいくらか参考になってくれれば幸いと考えて、
 これから書けるだけの内容を残していきたいものだ。



●シアの艦これアーケード話 第31回:完

次回は7~8月のランキング褒賞装備感想を投稿する。した。
イベント前に今年のランキング褒賞装備振り返りを終わらせたい。



▽前回記事へのリンク。


◆その他投稿記事へのリンク。

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よろしければ他の記事も読んでいただければ幸いです。