シアの艦これAC話 第34回:レイテイベント(後篇)_主作戦_初見感想(甲)編
『[止] ←自(…えっ?)
・[更新履歴]
・2024/12/12:「今回のポイント」と
「新しい敵について」の「ナ級Ⅱ」「護衛棲水姫」
そして「掃討戦について」の部分を
一部修正。
・2024/11/10:「掃討戦について」へ追記。
・2024/11/06:「後書き」を修正。
●今回のポイント
主作戦の難易度感覚は人によってかなり分かれそうである。 レイテ前篇の甲を周回できる腕前なら丁度良い難易度と感じるだろう。
ついに水上艦の先制雷撃(ナ級Ⅱ)が道中で平然と出てくるようになった。掃討戦の陸上型といい初見に厳しいため、事前の情報収集は必須である。
周回が面倒な割にクリア報酬戦果がかなり渋い。感覚的には 「AL/MIイベ_AL作戦」や「第五艦隊イベ_前段作戦」に近いため、 無理な周回で体調を崩さないように注意。
●前置き
ついに始まったレイテ後篇イベント。
私も早速主作戦の甲をクリアした。(乙と丙は未クリア)
初見の感想としては数日遅くなってしまったが、
一応備忘録ということで投稿しておく。
また、レイテ(後篇)イベント開催前の感想記事を以下に乗せておく。
●レイテ(後篇)イベント:主作戦情報感想
まずは主作戦の感想を箇条書きで述べる。ひとまず面倒なのは間違いない。
・ボスは量産型敵旗艦(E1,E2-1,E3-1)の場合ボスに到達すれば勝ち。
それ以外の鬼姫級旗艦(E2-2,E3-2)はレイテ前篇ぐらいの難易度。
近年の甲を安定周回できるか否かで難易度感覚はかなり変わるはず。
・共通して道中突破の難易度が結構高い。ナ級もそこら中に居る。
辛い敵編成と比較的楽な敵編成が明確に分かれているため、
後者だけと戦えるルートの構築が周回安定化のカギ。
また司令部施設の採用や、ボス旗艦が量産型で楽な海域は
道中支援の採用も考えたい。
後慣れすぎて忘れていたが、先制航空システムもしっかりあるので
索敵タイミングには要注意。道中最大の敵は間違いなくコレである。
・私の初見甲は休憩込みで4時間ほど、一応ストレート突破なのにコレ。
仮に周回速度を詰めても一周2時間超えは確実であり、はっきり言って
入手戦果量に対して割に合わない時間がかかる。
例えるなら「AL/MIイベのAL作戦」や「第五艦隊イベの前段作戦」を
思い出す微妙さだ。それどころか初回報酬戦果は上記イベより少ない。
難易度自体はプレイヤー側のインフレでかなりマシに思えるものの、
無理に面倒な周回をして体調を崩さないように注意したい。
なお一周2時間半が安定しない場合、主作戦甲周回より
通常海域の5-3B周回をした方が素早く戦果を稼げそうだ。
ランキング丙(100位)帯以上を狙う人は通常海域の周回も視野に入れたい。
○新しい敵について。
主作戦ではメインボスとなる「護衛棲水姫」の他に、
先制雷撃で悪名高い「駆逐ナ級後期型II(通称 ナ級Ⅱ )」が
ついに実装されてしまった。
細かい仕様はブラウザ版と違うようだが、ひとまず
私が感じる範囲で感想を述べる。
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・駆逐ナ級後期型II(エリート、フラグシップ)
量産型(イロハ級)最強の駆逐艦が更に強化。そのやりたい放題な性能は
後にブラウザ版で弱体化版(対空電探無し)が新調される異常事態すら
起こしている。間違いなく艦これのインフレを象徴する一隻だ。
ブラウザ版では2020年梅雨~夏の『侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦』イベントが初出である。本来は未来のイベントなのだが、AC版では
該当イベントの後段海域が「発令!艦隊作戦第三法」イベントの
後段海域としてリメイクされている。今思うと異例の対応だった。
最大の特徴は「先制雷撃」であり、艦種が駆逐艦なために
道中ボス問わずあちこちの編成に混ざって奇襲してくる。
そして後発艦らしく命中率も相当高いので、先制雷撃に当たれば
中破~大破は基本免れない。
一応レ級や重巡棲姫と違って魚雷の本数自体は少ない(1本×雷撃可能艦)ため
敵に艦首を向けていなければ大体避けられるのだが、
こちらも避けづらい連合艦隊海域で出てこられるとかなり厄介である。
可能であれば、該当編成には気づかれずor挟撃戦の随伴として
戦闘を行いたい。そうすれば先制雷撃をされずに済む。
なお、ブラウザ版と違い対空性能は抑えられている。
性能的にはブラウザの弱体化版(「量産型」表記)に近いのだろうか?
それゆえマップ航空攻撃で先に中破~撃破する戦法が有効となる。
特に装甲まで付いているflagship版は先に艦爆で仕留めておきたい。
・ヌ級(夜間機搭載型)
サラッと増えたヌ級の新艦載機パターン。バナーじゃわからん。
護衛棲水姫が持っている黒い新型艦載機を搭載しているのが特徴。
ブラウザ版でも同じイベントで登場しているため原作再現である。
詳しい性能はまだわかっていないが、これまでヌ級改でも抑えられていた
制空値がかなり引き上げられている可能性はある。
正直 命中率や火力の上昇より制空値の強化がかなり気になるところだ。
なおブラウザ版のような対空射撃回避性能はまだ無いらしく、これまで通り
摩耶改二やフレッチャー級の専用対空CIで十分全滅を狙うことが
可能である。対空CI自体の発動率も特に落ちている感じがしない。
・護衛棲水姫
主作戦のメインボス。護衛棲姫の亜種であり、
攻撃方法も同じUFOじみた航空サークルである。
航空サークルの見た目が浮き輪型とやたら凝っているが、
見た目に騙されず護衛棲姫と同じ回避方法で避けよう。
もし食らうと複数タゲの航空攻撃が飛んで来てかなり危険である。
回避方法は以下の手順を1セットと考え行う。
1:サークルの攻撃判定が広がるまで原速待機。
2:広がり切る直前のサークル停止(旋回)時に第五戦速待機。
3:サークルが動く直前に一杯へ入れて誘導。
動いた直後に原速待機でサークルを散開させる。
とすればほぼ確実に回避可能。ただし強化後はあまり通用しない。
サークルが自艦隊を通り過ぎるとその分移動開始タイミングがずれるため、
通り過ぎるタイミングでは必ず直前に原速待機を心がけること。
そして強化後は時間差でサークルがもう一セット追加される。
つまりサークルを散開させる(誘導)回数が増える可能性もあるため注意。
場合によっては先に散開させて収束する所を突っ切る判断も必要となる。
正直強化版の完全回避は現状安定していない。
ボスから遠いと一度の散開で済む可能性もあるが、
それはそれで散開中のサークルに引っ掛かりやすいため
できるだけ移動方向の後ろにサークルが無い位置取りができると理想だ。
なおブラウザ版だと雷装値を持っていたが、
AC版で雷撃をしてくるわけではない模様。ボス単体では
航空攻撃しかしてこないので、完全に空母棲姫型の仕様である。
装甲(とおそらく回避)は相当高く堅牢だが、
SP雷撃で早急に装甲ゲージを削り切り、そこから
特殊砲撃や低速戦艦の弾着で無力化できるとかなり楽である。
○各海域について(甲初見)。
ここからは主作戦海域の甲初見プレイについて
ざっくりと感想を述べる。
一般的な攻略速報は大手サイトに任せるとして、
ここでは個人的な感想にとどめよう。
そもそも「祥鳳確定編成」な時点で参考になるか怪しいし。
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・E1 :ボス・ソ級
・いきなりナ級後期型(通常版)登場。ほぼ水雷戦隊だと固い。
それでも第3回イベE5に出てきたフラヲよりマシだが。
さすがにあの海域ほどのパズル要素は無い。
・ボスは制限時間60秒なこと以外楽勝なので、
珍しく道中支援が有効な海域である。
航空支援だと水上&潜水艦両方に対応できてお得。
ただしE3-1での支援先変え忘れに注意。
・オススメは
「ボス右上⇒下ルート」
「それ以外⇒中央ルート」を通りつつ、
単縦陣ヘ級 ⇒ カ級5隻 ⇒ ボス の順に
戦うことである。マップ航空や先制対潜も活用しよう。
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・E2-1:ボス・ヌ級改。
・レイテ前篇イベE2のような道中の無駄戦闘を減らすマップ。
フラネが居るわ、(初見出会わなかったが)ナ級Ⅱもいるわと
道中大破を狙ってくる艦が多いマップである。
最短2回で終わるはずなのに集中力の摩耗が激しい。
・最適ルートは見つけていないが、ひとまず
「リ級旗艦」の敵編成を避けるルートが良さそうだ。
フラリ旗艦の編成はナ級Ⅱ(エリート)を抱えており、
リ級改旗艦の編成はフラネを抱えているためである。
ただ、先制雷撃さえかわせば良いフラリ編成は
パターン構築さえ進めば通過点にできる可能性もある。
・ボスは量産型しか居ないためどうとでもなる。
ただし随伴にル級改が居るため、できれば
艦首を随伴側に向けない形で会敵したいところだ。
・E2-2:ボス・空母棲姫 ※道中に防空棲姫アリ。
・おそらく主作戦で一番ボスが強い海域。
ベースはレイテ前篇E3なのだが、ボス随伴(+道中)に居るヲ級Ⅱと
道中の防空棲姫が最大の違いである。 なにあれ。
・ボス随伴のヲ級Ⅱが回避盾として厄介すぎるため、
電探を複数装備した駆逐艦で装甲を割り切ってから
徹甲弾持ちの戦艦で素早く片付けてしまいたい。
命中が不安なら特殊砲撃で落とすのも手だ。
ヲ級Ⅱとボスの装甲さえ砕けば 後は命中値次第である。
・道中の防空棲姫は最短(出撃3回)ゲージ破壊に関係無いため
無視するルート構築が重要となる。
たぶんアイツはワ級Ⅱ枠だろう。どっちも対空異常に高いし。
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・E3-1:ボス・ル級改
・レイテ前篇E4-2~3の焼き直しマップ。最短(2回)クリアが
地味に難しい。少なくともボス随伴旗艦撃破は必須である。
・まだルートは確定していないが、いずれも
ヘ級艦隊⇒ リ級改艦隊 ⇒ ボス という順番で戦うのが
ベストなのは間違いない。ル級が居なければだいぶラク。
ただしリ級改艦隊にはナ級Ⅱエリートが混じっているので
そこは気を付けること。
・ボスはいかに距離を離さず蹂躙していくかがポイント。
ボスや随伴との距離が離れると全滅が一気に不安定となる。
道中は前述した順番ならかなり安定するため、
ル級改の装甲対策に支援艦隊(雷撃)をボスへ出すのが
オススメである。
また私はツ級警戒で初見使用しなかったが、
レイテ前篇E4と違い空母の出撃制限やツ級編成が無いため
アークロイヤルが採用できるならぜひとも採用しよう。
道中やボス戦の安定化へ大いに貢献してくれるぞ。
・E3-2:ボス・護衛棲水姫
・かなり面倒な海域。最短4回出撃クリアであり、
しかも最短クリアに必要な道中撃破要求数が妙に厳しい。
おそらくどこかで道中3隊撃破必須の回がある。
仮にそうならば、スタート直後に居るツ級&ナ級艦隊を
別の艦と挟撃(複数戦)させることが必須となる。
これからそのパターンも探していきたいところだ。
・道中はヌ級まみれであり、よほど速度に自信がある場合を除き
第三戦闘陣形(輪形)で戦わないと航空サークルに引っかかる。
また、ヌ改+リ級艦隊だけナ級Ⅱ持ちなので要注意である。
・ボスの随伴はヌ改+ナ級Ⅱ。ゲージ後半は両方フラグシップ化。
ナ級Ⅱフラグシップのインパクトはあるものの、それ以外は
意外と良心的な編成である。
ブラウザ版リスペクトでワ級Ⅱ+ル改とかしてこなくて良かった。
随伴もル改中心で航空攻撃持ちがおらず、初手に離れさえすれば
後はボスの航空攻撃回避に集中することが可能だ。
ブラウザ版リスペクトでフラネ複数とかしてこなくて良かった。
ただし随伴の位置は会敵時の位置関係(+マップパターン)で変わる
ため、初手の進行方向に随伴艦隊が居ると
主砲サークルを避けられず大変なことになる。
E3-2の場合まだ確証は持てないが、上からボスと会敵しない限りは
上方向を向いてボスと会敵することにより
自艦隊の後ろに随伴艦隊が出やすくなるはずだ。
これは他マップでも使える知識なので、ボス会敵直前の自艦隊位置
と敵随伴艦隊の位置は逐一メモしておくと周回プレイで役立つ。
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・掃討戦について。
・今イベント主作戦中 最大の初見殺し。
なんと「集積地棲姫」が相手となる。
私は情報を仕入れなかったせいで見事に引っかかり、更に
第二艦隊に特殊砲撃を採用していなかったせいで
ボスをギリギリ倒せず初見全滅Sを逃した。本当に悔しい。
欧州救援E3-1(輸送)の陸上型ボスに最初引っかかった人も
こんな気持ちだったのだろう。
・これまで前例の一切無い掃討戦での鬼姫級採用である。
しかも連合艦隊と相性最悪の「集積地棲姫」が相手であり、
間違いなく歴代掃討戦で完全勝利Sが最も難しい海域である。
更に以下の理由から歴代全海域を基準にしても
指折りの完全勝利難易度かもしれない。
・連合艦隊にとって、集積地棲姫は初手運ゲー確定。
全ての攻撃(主砲、航空、雷撃)がほぼ回避不可能な攻撃
となり、唯一航空攻撃を対空CIで全滅させることだけが
無傷で突破可能な手段となる。
しかも随伴の主砲&魚雷攻撃まであり。運ゲーは加速する。
・掃討戦なので作戦時間が短く、第三法イベE6-2のような
マップ空爆によるボス旗艦以外全滅が非現実的。
更に道中戦が無いので開幕特殊砲撃をすることが不可能。
・一番厄介なのは、追撃戦ではなく掃討戦なので、
ゲーム中断による海域出撃権利の保持が不可能。
それゆえ思考回数を稼ぐのが非常に困難である。
しかも当のイベント海域クリアに1回約3時間近くかかる。
はっきり言って欧州救援E4-2甲(水上)のボス完全勝利より
絶望的である。仕様上試行回数を稼げないのがとにかく辛い。
これだけの絶望的な状況だが、今回実装された米艦爆に
対地艦爆判定の存在が確認されているため、希望はまだある。
どうにかマップ航空で随伴の護衛要塞を焼き切り、
ボスの初手~2手目が航空攻撃(=戦艦の攻撃が2回通せる)ならば
速攻が通って完全勝利できる可能性はある。
※2024/12/12:対地艦爆のキャップ後補正が強い(キャップ後1.5倍?)
ため、旗艦スナイプさえできればチャンスはある。
試行回数を稼ぐのが困難なため、
まずは事前の準備として「丙~乙E3クリア報酬艦爆の回収」
「集積地棲姫の制空値目星付け(=必要艦戦の明確化)」
「勝ち筋と艦ごとの役割明確化」はやらねばならない。
できるだけ早く準備を終わらせて試行回数(周回数)を稼ぎ、
主作戦の掃討戦消化が必須となる拡張作戦までに
掃討戦の完全勝利(できれば丙&乙含む)を実現できると理想だ。
※2024/11/10追記:
実は海域選択時の出撃確認画面で相手は陸上型とわかることが
判明。なぜなら「作戦内容」部分にこう書いてあったからだ。
我が艦隊はレイテ湾の突入に成功した!
レイテ周辺の敵基地を掃討せよ!
つまりヒント無しの初見殺しではなく、作戦内容さえ読めば
事前に母港へ戻って対地装備を準備することも可能であった。
ここまで「作戦内容」部分が重要なのは初めてかもしれない。
●後書き
まさかの完全勝利最難関海域が掃討戦となり 困惑している状況だ。
なまじ完全勝利のルートが細いながらも見えているだけに
諦める気も起きず、これから苦しい戦いがあることは確定している。
正直拡張作戦より難しくなるのではなかろうか。
ひとまずガンビアベイに関しては拡張作戦でも
出てくる(出てきてしまう)ため、改狙いの編成するのは後回しにして
完全勝利を優先する。アイオワ入手前に完全勝利できれば完璧だ。
丙と乙もクリアして残りの対地艦爆を確保しつつ、
しっかり準備を整えてから2週目以降の甲掃討戦へ臨むとしよう。
なお、戦果に関しては私の周回ペースだとキツそうなので
今月は賞状帯狙いにとどめることとなりそうだ。
昔 周回感覚の近かった「AL/MIイベ_AL作戦」を無理に周回して
体調を崩したことがあったため、周回自体は無理しないペースで
行うこととする。
●シアの艦これアーケード話 第34回:完
次回は10月のアプデ内容振り返り+10月ランキング感想を投稿する。
イベント海域の攻略メモが投稿できるならば来週週末辺りになりそうだ。
▽前回記事へのリンク。
◆その他投稿記事へのリンク。
私が投稿した「艦これアーケード」関連記事は以下にもまとめております。
よろしければ他の記事も読んでいただければ幸いです。