【実食】成層圏で作ったアジの干物はどんな味?!驚きの結果に...|干物編#05
shuttleD(シャトルド)フードテック部による成層圏での食品開発への挑戦、その活動記録をお届けします✏️
アジの干物モジュール開発も設計編と組立編を経て、いよいよ成層圏へフライトそして【実食編】です!
数時間かけて成層圏まで上昇した巨大なバルーンは割れると下降し、海へ着水します。事前のフライトシミュレーションとモジュールに取付けたGPSを頼りに落下ポイントの近くに向かいます🌊
今回お世話になる漁船はこちらの薄ピンクのキュートな漁船⛴
この日は晴天で波も高くなく、最高のコンディションです!
無事にモジュールを発見!回収に成功しました🙌
モジュールの外見は綺麗そうです。港に戻って、中身を確認します!
どのように変化しているか分かりやすくするために、成層圏に行く前のアジと見比べてみましょう。
干物になる前のアジ
これが干物になると、色が紫色に変わり身が縮みます。
成層圏に行った後のアジ
おや?!色が紫色に変化しているのと、水分が抜けて身が縮んだように見えます。一般的な干物と同様の変化が見受けられます。
とはいえ、食べてみないことにはわからない....!
成層圏から戻ってきたアジの開きを食します。
せっかくなので七輪で炭火焼します🐟
見た目は干物そのものです!美味しそう...🤤
shuttleDのプロジェクトリーダーで徳島大学大学院准教授 佐原氏が実食!
「いただきます!」
「(もぐもぐ・・・もぐもぐ・・・・)」
「・・・うんうん(数回肯く)・・・美味いです!」の顔。
【味の感想(個人の見解です)】
う、うまぃい!!いや、ほんとに干物の質が上がったのがよくわかります。旨味成分が増えたから単純に味が強くなったなとか濃くなったって感じじゃないんです。どちらかというと風味が上品に濃縮されたという感じ!食感も香ばしく脂ののった外側がしっかりカリカリしていて、中はしっとり感があってほろほろと口の中で広がる感じ。この中のしっとり感が洗練された干物っていう感じを強調してますね、熟成度合いが違うっていったら伝わるでしょうか。。ともかく、口に含んだ瞬間「昇天」しそうになる至福の時間でした!
格別の美味しさみたいです。どんなお味なのでしょう〜〜〜食べてみたいです🤤
という訳で、今回の「成層圏でアジの干物は作れるのか」という実験の結果はこうなりました!
実験結果:成層圏でアジの干物は作れる
どうして成層圏で魚の干物を作ることができたのか・・・その理由と驚きの実験結果を近日公開します!
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shuttleD(シャトルド)- 成層圏への往復便
https://shuttled.io/
GOCCO.のtwitterでは開発過程や裏話を公開中!
https://twitter.com/goccojapan