マスカレード・ナイト~東野圭吾~
またしてもホテル・コルテシア東京で殺人事件が発生するらしい
どう考えても呪われている
そんなわけで東野圭吾さん作のマスカレード・ナイトを読んでみた
マスカレード・ナイトはマスカレードシリーズの三冊目
ということでまたあのホテルが舞台になるのだが
次から次へと殺人事件の舞台になってしまうホテルの関係者の方々は大変ではあるが
こちらとしては楽しみなことこの上ない
非常に面白かったというのが読後の感想
タイトル通り、このシリーズに登場する人物は今回もまた皆最後まで仮面を被っていた
シリーズも進んできたので内容はそこそこかなと心配もしていたが全くそんなことはなかった
なかなかにして重いお話
しかしこのくらいの刺激がないと満足しない自分がいるのも確か
「山岸尚美の災難」というサブタイトルが必要になりそうなこのシリーズ
残り1/3ほどからクライマックス的展開へと物語が進んで行ったところで
一気に読みたい衝動と
折角の面白いところを足早に読んでしまうのは勿体ないという感覚に襲われる
なぜこうも本を読んでいるだけなのに色んなものに襲われるのか
しかもそれは一様にして目に見えない
本を読むということはかくも不思議なものなのであると思う
最近では「ラブ・アフェア」と言うらしい
平成の頃では「不倫」、昭和の頃は「浮気」
それ以前はなんと言ったのだろうか
いつになっても人のすることは変わらない様だ
「仮面」
どこか魅力的に聞こえるこの言葉
「マスカレード」と英語にするとなぜかもっとカッコよく聞こえる
私などは「マスカレード」と聞くと給食で出てきたマーマレードを思い浮かべるので全然カッコよくない
残りのページ数から察するにそこまでの段階で伏線は全て敷かれている筈と踏んだが
さて当たるや否や
敷かれている伏線はそう多くない
気がつけば残りは1/3ほど
最後の数十ページはどわぁーっと一気読み
ラストのそのあたりはあっという間
いつもながらにして勿体無い
それを推理小説の醍醐味と言ってしまえばそれまでだが
勿体無いものは勿体無い
しかも私はいつもそれを止められない
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