映画館で煎餅~ウルトラセブン第28話「700キロを突っ走れ!」~
日曜朝のウルトラセブン
今朝のサブタイトルは
「700kmを突っ走れ」
今回のウルトラセブンはアンヌ隊員とのデートシーンから始まる
まだ朝の8時だというのにウルトラセブンもアンヌ隊員も今時の朝活志向なのか
でも日曜日なのでそこは大目に見ることにする
二人ででっかい煎餅をかじりながら映画館にいる
映画館で煎餅ものを売っているとは思えないから
二人してそのでっかい煎餅をわざわざ映画館に持ち込んだのか
意外と昭和の頃の映画館ならバリバリ音の出る煎餅を売店で売っていた可能性も捨て切れない
身を乗り出して映画に夢中になって
煎餅を食べながらアンヌ隊員に話しかけるウルトラセブン
小学生か君たちは
前の席のおじさんが迷惑がっていたがウルトラセブンはおかまいない
ウルトラセブンはいつでも純粋な子供の様である
その後は遊園地のコーヒーカップに二人して楽しそうに乗る
今も遊園地にあのコーヒーカップの乗り物はあるのであろうか
700kmを走るラリーに紛れて
新開発の高性能火薬を車で輸送するのだが
とんでもなく危ないし
その上、それを狙っている宇宙人にはスタート前からモロバレ
しかもキリヤマ隊長をはじめとしたウルトラ警備隊員はその輸送レースの最中にみんなでアウトドアを楽しんでいるというとんでも展開だ
と思っていたら私もすっかり騙されていた
キリヤマ隊長はやはり侮り難い
追ってくる悪い奴らをやっつけながらラリーは続く
こんな雰囲気がカッコいい時代もあったな
ニヒルっていう言葉もあったが今じゃとんと聞かなくなった
当時は車に夢があった時代だと思わせられる
私もあの昭和の車で誰もいない荒野を
適当に運転してずっと走って行きたい気持ちに駆られた
そもそもこのウルトラセブンの物語は「地球は狙われている」から始まっているが
「地球人がまた新開発の高性能火薬とか作ったらしいよ」
「あいつらまたそんなもの作ってんのかよ、全くもって困ったやつらだな」
今回、敵対する人間ではない者達の素性は
実は宇宙の平和を守るためにやってきた正義の使者だったのかも知れないなどという星新一氏的な妄想が思い浮かぶ
ウルトラセブンにも人類を皮肉った回がいくつかあるが今回も実はその一つだったのかも知れない
でもですね、
宇宙の平和を守るためにやってきた正義の使者の使いが
戦車に恐竜が乗ってる強面な怪獣では人類的視点からすると平和の使者には全く見えないんだよな
説得力ありません
いつもご支援頂きましてありがとうございますm(__)m かねてよりの私の嗜好品でありますお菓子ですがいまだに安売り継続中です なのでいまだに買って食べております(^-^)/美味しいから満足です^^)v