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【サナートクマラ】黄金成す地球霊王の復活

【オーラカラー】藤色
【アロマブレンド】バイオレットフレイム フランキンセンス12

これは、人類史はじまって以来の、大戦争が行われた記録である。

6621年前、インド大陸中部、悲惨な大戦争が起きた。
その様子は、『マハーバーラタ』という叙事詩に伝わっている。

身内同士の骨肉の争いであった。
力のあるものが勝つ。

その根底にある考えは、神に選ばれたものが勝つのだから、
勝ったものこそが神に選ばれた証拠だ。

ゆえに戦いは、是が非でも勝たねばならない。
敵と味方に分かれ、何十万という軍勢が、しのぎを削ったのだ。

ついに、両軍が雌雄を決する時が来た。

怒涛の軍勢が砂煙をあげて激突する!

争いは日の出とともにはじまり、日の沈むまでに決着がつくかと思われていた。決着は、翌日まで持ち越されることとなった。

あなたもまた、やむなくその群れの中にいたのだが、翌日の日の出とともに、実に奇妙なことが起きる。

一人のやせ衰えたヨガの行者、すなわちヨギ
フラフラと足元もおぼつかない状況で、両軍の間に立つ。

邪魔だ、ヨギ、そこをどけ!

老人には何も聞こえないようだ。

こやつ、耳が聞こえぬようじゃな。どうせ修行に失敗したヨギであろう。
つまみ出せ!

ところがつまみ出そうとすると、ヨギはスクッと立ち上がり、胸を張ってこう言った。

愚かな戦争じゃ、やめたらどうじゃ。

なんだ!とにかくそこをどけ!

戦士同士の戦いに、老いぼれのヨギなんぞに用はない。

あなたの所属する軍団の長がこう言った。

するとヨギは堂々と胸を張ってこう言うではないか。

わしを殺すことはできぬ。

わけのわからんことを言うヨギだな。

わけのわからんのはお前たちじゃ。
自分たちがなぜこの世に生きているか、それすら知らないで争っておる。
まったくもってお前たちの方がわけがわからん。

その老人を間に挟んだまま、両軍は停滞したままであった。

一体どうしたもんだ。
このわけのわからぬヨギをつまみ出せ!

すると老人はその場に座りこみ、目を閉じた。

もし戦いたければ、わしをどけてからにせよ。

ところが不思議な力が働いているのか、その老人に誰も近くことができなかった。

やむなく両軍は夜を迎えた。

あなたは驚いた。
この老人のどこにそんな力があるのか。

夜になっておそるおそる、一杯の水を持ってその老人のもとへやって来た。

お疲れでしょう、お飲みください。

おお、ありがたきこと。

ところで不思議な力をお持ちのようですが、それはどのようにして得られたのですか?

これか、なんのことはない。

人にはみな、このような超自然の力が宿っておるのじゃ。
それを現すことができないのは、みなが思い上がってるせいじゃ。


人には霊の力と、肉体の力というものがあってな。
思い上がることをやめさえすれば、不思議な霊の力が立ちのぼるのじゃ。

霊と肉体は、まったく別の法則で動いておる。
頭を下げて謙虚になればなるほど、この霊の力が立ちのぼってくるのじゃ


両軍の総大将は、我こそが神に選ばれたと、とんでもないことを言っておるなあ。

選ばれたにすぎないものが、選ばれる側がどうして選ばれたとわかるのじゃ。

それは選んだ人間にしかわからぬはずじゃ。
それすらもわからぬ愚か者。

我ら人間は、ひたすら神に選ばれるよう頭を垂れ、神の力に驚き、ひたすら慎むのみである。


悪しきことは自分のせいで、善きことは神のおかげじゃ。

そのように自らを低くし、謙虚に生きておれば、誰でも不思議な力を現す。

翌日、老人は、両軍の間に立って両手を上げてこう言った。

お前たちに命ずる!
敵は自分自身じゃ!
直ちに兵を捨てよ。

その瞬間、さっとまばゆい光が老人の体からほとばしり、その光は両軍の総大将の眼を射抜き、しばらくの間まったく何も見えなくなった。

お前たちは長い間、自己を鍛錬してきた。
その力を敵を倒すことに使うのか?

武の力というものはな、人を倒すために用いるのではないぞ。
争う心を鎮めるためにこそ使うのじゃ。


このわしの心を本当に理解できるものは、お前たちの中でこの娘のみじゃ。
わしはこの娘を伴い、光の世界に帰る。

あなたは見た。

生きながらにして、神の宮へ入ったのだ。

黄金の光が、渦巻く世界を初めて見たのだ。

不生不滅

戦うことも勝つことも負けることも知らぬ。
永遠寂静の世界をだ。

争わざる心を持ち、すべての力を一つにすべし。

やがて、すべての力が集まるであろう。

強きものは倒され、心穏やかなものが立ちあがる。

欲深きものは摘み取られ、神の前に慎み深きものが持ち上げられる。

高きものは倒され、低きものが持ち上げられる。

人類が待ちに望んだ、栄光の時が来たのである。

長らくこの地球にとどまりし

黄金成す地球霊王よ

よみがえり

その永遠の沈黙を破りたまいて

いまこの時復活したまえ

おお偉大なる光の主

サナートクマラよ

いまこの時によみがえりたまいて

すべての力を一つに成さしめたまえよ

その老人こそが、サナートクマラの化身であった。

by アロマタマシイヒーリング

アロマタマシイヒーリング感想
五感の中で匂いと記憶の関係ほど強烈なものはないと思っていました。
五島先生が選んだSAIKOさんのアロマブレンドで、前世の物語の中へ引き込まれる感覚。

なぜ興味を持つのか?
なぜこの本が好きなのか?
なぜあの国に惹かれるのか?
なぜこの景色が懐かしいのか?
なぜこの香りが懐かしいのか?
なぜ初めて会う人なのに懐かしい感じがするのか?

このなぜなぜなぜの答え合わせが、五島先生のタマシイヒーリングであり、魂、肉体、エーテル体以上の霊的な次元にまで影響を及ぼすのがSAIKOさんのアロマブレンドで、不思議で素晴らしい体験をさせていただきました。






 

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