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叡智の神【汝自身の限界を知れ】

【オーラカラー】白 黄緑
【SAIKOブレンド】フランキンセンス×ミルラ×ゴールド セイクリッドフォレスト

はい
ゆっくり息を吸って
ゆっくり吐く

もう一度
ゆっくり息を吸って
ゆっくり吐く

人生とは何だろう?

私たちはまるで、洞窟から星空を見上げる。

人生を眺めている
私の星座はどこにある
このあと何が起きるのか

人生は、なんと驚きと謎と神秘に満ちていることか。
生きてる間に、その謎を明かすことできようか。

想像したまえ
緑なす広大な海を泳ぐ、船で漕ぐと。

ある時は夜明けの海を進み、ある時は嵐の大海を進むのだ。

ワクワクするような出来事、ひっそりと涙する出来事
たくさん、たくさんあった。

私の心をとらえて離さないものも、引き裂かれるように私の後へ流れていった。

やがて、船は小さな岸辺に辿り着く。

そこを歩いていくと、そこに広がっているのは、フランスのほんとに小さな田舎道だ。

人々は、収穫が終わってホッと一安心しているようだ。
あなたは窓辺からその光景を眺めている。

時代はまだ中世だ。
科学と言う概念は乏しい。

1100年代の中期。
この時代のヨーロッパは「スコラ哲学」と言うものが主流をなし
ものとは何か?人とは何か?
それぞれがそれぞれの立場で論じていた。

なぜそこにあるかではなく、ものとは何か?心とは何か?
その何かが知りたかった。

ただ知って、何か得られるかと言うとそれは違う。
あなたもまた、生き生きとした感性を使って哲学を研究していた。

ものは永遠不滅なのか?
壊れるのか?

人に寿命があるようにいつか壊れるのか?
空も壊れることがあるのか?
海はどうなんだ?

人と物と自然が違うのはどこにある?

空と海は恋をするのだろうか?
出会いと別れがあるのだろうか?
もしないとしたら、人だけが恋をし出会いと別れを経験する。

この広大無辺な大自然の中で、人の営みなんぞに何の意味があろうか?

裕福だった両親が死んで、その遺産がいくつもあった。
そのために、あなたは多少贅沢な暮らしをすることができた。
だが、それも少しずつ底をついていった。

周りの人々は、皆あなたに対してこう言った。

厄介者だな。
哲学とやらを研究しているらしい。
一体なんの役に立つのか。
あれは親が裕福だったからできるのだ。

農夫たちは皆、口々にそう言いました。
あなたもそれは知っていました。
あまり気にはしていませんでした。

しかし、やがて、大親友だと思っていた人が、ついにあなたにこう言いました。

私は、毎日毎日農民たちの収穫を計算し、必要な税金を取立てています。
そんな私たちから見たら、あなたの仕事は一体なんなんですか?

山はあるのか、海はあるのかですって?!
そんなことを考えたって、一体なんの役に立つんですか?

得体の知れない研究をしているということで、だんだん友だちが離れていきました。

そのようなわけで、次第にあなたは自分自身に対しても、疑心暗鬼にならざるを得ませんでした。

確かにそうだ。
自分は一体なんの研究をしてるんだろう?
そしてその研究が一体なんの役に立つのか?

友だちは言いました。

お前さんが抱えている莫大な遺産、一体どんな気持ちで両親が貯めたと思う?それを寄付するとか、自分でも仕事をきちんとやるとか、考えたことはないのかね。

今世においても、ただ周りから急かされ、やらざるを得なく仕事をした経験があるかも知れません。

なぜならあなたは、生まれる前は「霊界の思索の空間」に存在し、一年中飽きずに、色々なことを考えることができたからです。

やがて、親戚の人や姉が次々と病に倒れていきました。
当時は食中毒に似た病気が多発し、それで命を落とす人も珍しくはなかったのです。

地方政府は、ついに配給制度を取り入れることを決定しました。
農民たちがせっせと作り出した農産物を、必要に応じて人々に配分すると言うわけです。

皮肉なことに、その仕事をあなたの大の親友が受け持つことになったのです。

ある日、親友が訪ねて来てあなたにこう言いました。

正直言って、あなたに与える食料はないわ。
誰が生き残るか、ついにそんなことまで考えなくちゃいけなくなったの。
この意味わかる?

どうゆうこと?

友人は冷たい目であなたを見ました。
その答えは明らかでした。

あなたに与える食料はないってこと、理解して。

友人は言いました。

その時ふと、涙が込み上げてきました。

私は生きちゃいけないの
私の居場所はないの
私はそんなに邪魔かしら
私がなんか悪いことした?
私は虫けらかしら
私は生きちゃいけないんですか?
私は犯罪人、それとも邪魔者なの?

初めて仲間外れにされた悔しさが込み上げてきました。

言わば、初めて人生と格闘したと言ったいいでしょう。
生きるか死ぬか?と言うギリギリの選択肢の時、あなたは初めて声をあげました。

友人は驚いた顔であなたを見つめる。

驚いたわ、こんなに激しく怒るあなたを見るのは初めて。

だって当たり前じゃない。
1人の人間が殺されようとしてるのよ。

確かに飢饉で大変なことはわかる。
みんなが我慢しなきゃいけないこともわかる。

でも私も同じ人間じゃない。
そんな私を除け者にしないで。

確かに私は嫌いでしょう。
嫌われてるのは知ってる。

でも生きたいのよ。
今、私ははっきりそう言える。
私を殺さないで。

そうね悪かったわ、許して。
誰だって普段から感じてることが、こんな時に出るもんね。

2人は抱きしめ合って泣きました。

そうよね、人の命を感情で決めちゃいけないわ。
私たちの友情をこんな形で壊しちゃいけないわよね。

2人は大声をあげて泣きました。
徹夜して泣き明かした後で、友人はぽつりとこう言ったのです。

あなたの気持ちはわかったわ。
私が間違ってた。

でも農民たちをどうやって納得させればいいかしら。
あなたがやってることがどれだけ尊いか、どうやって説明したらいいかしら?

あなたのいいところは私にはわかる。
でも第三者には理解できないのよ。

最初はわなわなと怒りが込み上げていましたが、次第に気持ちがおさまってきたんです。

だから私にわかるようにあなたの役目を教えて。
そうね、私がやってることは確かに、今日、明日の役には立たないし、私が何かを研究したからと言って何かの収穫が増えるわけでもないし、汗を流してるわけでもないし。

何かいいところがあるのよ。
そんなに悲観的にならずに。一生懸命探すのよ。

そう、そうね。

敢えて言えば、だからあなたの長い研究生活の中で何を得たの?

そうね、取るに足りないことよ。

それは一体何なの?

実にバカバカしいことなのよ。
私、今まで空に意識はあるのか?空は死ぬのかなんて考えていたわ。

でも結局ね、考えてもどうしようもないことがあるって、たったそれだけに気がついたの。

考えてみて、バカバカしいと思わない?
何十年も考えてやっとたどり着いた結論はね、考えても仕方ないことがある、たったそれだけだったの。

自分の限界を感じたわ。
限界の認識、それしかないわ。

じっと聞いてた友人は、やがて目を輝かせてこう言いました。

つまりこうゆうことね。
一人一人できることとできないことがある。
他人を責める前に自分にも落ち度がある。
できないことがある。
そうゆうことよね。

そうだけど。

それは大いに役に立つわ。
いい?あなたが命掛けて研究したのよ。
そしてあなたは人間の限界を知った。

私たちは自分の限界を知らないから、他人にいくらでも要求する癖があるのよ。

なんでそんなこともできないの?って自分以外の人を非難してきた。

そしてそれがこの国を狂わせたのよ。
みんなが自分の限界を知る、努力してもできないことがある。
知ろうとしても、知ることができないことがある。

友だちはね、あなたの代わりに村人を集めて、声の限りに叫んでこう言ったんです。

いい?この人は私の大切な親友なの。
そしてみんなから長い間嫌われていた。

いい?笑わないで聞いて。
この人がたどり着いた結論はね
私たちにはできることとできないことがある。

考えてもわからないことがあると
一人一人がみんな不完全で、できないことがあるって言う
たったそれだけのことなの。

たったそれだけのことに気がつくのに何十年もかかったのよ。
でもこの人を笑い者にしないで。

私たちだって似たようなものじゃないの
誰がこの人を責める資格があると思う?

少ない食糧を取り合って、もう責めるのはやめましょうよ。
私にだって欠点があるしできないこともある。

一人一人が限界を抱えているのよ。
だから自分以外の人が自分の思う通りにできないとしても、それは当たり前のことじゃないかしら。

考えてみたまえ。

やがてこの国フランスで、自由主義革命が起きて、自由民権の運動が起きて、人々が真の自由を生活信条とするように至った経緯は、この当時の君のような、無数の人間の思索の積み重ねがあったと言うことだ。

実に現代の人間は、一人一人が万能であると思いこんでいる。
万能と言う幻想に取り憑かれているのだ。

そしてあたかも自分が全知全能であるかのように勘違いし、自分と同じようにできない人を徹底的に責める。

それこそが人類の愚かさと言うものなのである。

叡智の神が存在したら、きっとこう言うだろう。

汝自身の愚かさを知れ。
汝自身の限界を知れと。
その限界を知っても、なおかつおまえは人を責めるか。

私たちは今、重大な運命の岐路に立たされているのである。

知識や経験が、人を裁くためではなく
人が人と協調し助け合うことのために使われることを
神々は望んでいるのだ。

知識がピークに達し、その一方で環境が破壊され、人が人を責める時代がやってきた。

神がなぜ、人類に知識の木の実を食べることを許したもうたのか。
それは人が人を責めるためではなかった。
我らは再び運命の岐路に立たされている。

アーメンたるもの
宇宙の原理を語りたもうもの
あなたの御前に頭を垂れ
あなたに深く感謝申し上げます。

はい
ゆっくり息を吸って
ゆっくり吐く

もう一度
ゆっくり息を吸って
ゆっくり吐く

ゆっくり眼をあけて

アロマタマシイヒーリングの感想
私のオーラの色が純白に近い白で、額から黄緑色の光線が出てると言われてビックリでした!白と黄緑は初めて言われた色です。
自分の認識では、マジェンダかな?と(人からよく言われる色で自分でもそうかなと)思っていたから、、面白い!と思いました。

きっと視点の違いなのかなと、抽象度をどんどん上げていった視点から見ているのかなと思いました。

そう、太陽神スーリヤの視点から見ているのだな〜と。
見ている位置が違うと、見え方が変わってきますもんね。

あとは、私はエンパス体質なので、そうゆう面では、白はなんとなくあるのかもと思いました。自分でも知らず知らずのうちに他者の影響を受けやすくて染まりやすいところがあります。

魂ヒーリングを受けた感想は、最初寝ながら聴いた時は、なんとなくわかるところもあるし、意外なところもあったし、???な所もありましたし、なんだかちょっと反省した部分もあったり。

今世においても急かされてしょうがなく働くと言う部分は、もうその通り!です笑

その後に言われた、霊界の思索の空間に存在していたって部分は、ビックリでした。確かに私は、考えるのが好きと言うか、よくグルグル考える癖があって、知らないことを知ることが好きなんです。

思索の空間で一年中飽きずに考えてて、なんだか幸せそうなのに、人間界に来たのは、飽きちゃったんでしょうか?それとも呼び出しがかかったのか?

あとは、なんだか諭されているような気がして、色々と反省しました。

先生の言葉は、潜在意識に働きかけて深い部分をヒーリングしてる感じがします。


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