卑弥呼伝 第五章
【鬼道ー祈りびとの思い】
*1358 文字
「タケミコ、鬼道をはじめる。私の道具をここへ」
「ははあ」
「きょうは、どのような卦が出まするか」
「そうだな、では参るぞ」
卑弥呼は、やおら鹿の肩甲骨を取り出し、それを小さな斧で五角形に型取りました。
「ところで卑弥呼様、何ゆえに鹿の肩甲骨を用いるのでございましょう」
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