【Art Project 2019】ライフスタイルにアートを。「生活都市さいたま」で開催しているアートプロジェクトとは?
【さいたま国際芸術祭2020:ライフスタイルにアートを】
さいたま国際芸術祭2020「Art Sightama」では、本芸術祭を「共につくる、参加する」市民参加型の芸術祭とするため、市民が主体となって参加できるプロジェクトを実施しています。(さいたま国際芸術祭2020の会期は2020年3/14-5/17です。)
「Sightama Art Center Project」は、芸術祭の先行プロジェクトとして2019年8月から実施。「日常賛花―さいたまでアートに参加し・伝え・感じ合う」をテーマに、市民や来場者が、さいたまゆかりのアーティストと共に、アートに親しみ参加するプロジェクトです。
水曜日・金曜日・土曜日に開催するプログラムをそれぞれ「深呼吸する水曜日」、「金曜日の芸術学校」、「土曜アートチャレンジ」と名付け、各曜日のコンセプトに応じた幅広いジャンルのアーティストが、ワークショップや演劇などの特色あるプログラムを継続的に展開しています。
今回、このプロジェクトをつくるにあたり考えたことは、「芸術祭の会期だけでなく、その前後を考えたプログラムのロードマップをどのように描き実行していくか」
特に「生活都市」であるさいたま市での芸術祭では、日常的にアートに親しむ習慣を養い、培ったスキルを活かした活動を発信するプロセスを経て、芸術祭の会期終了後も継続する、市民による文化芸術活動の場をつくりだすことを目的としたいと考えました。
(8月から10月のプログラムの様子とプロジェクトのロードマップ)
いよいよ11月に入り、「Sightama Art Center Project」は第2のターム「アウトプット期」に入ります。
この期間は、「スキルアップ期」で体験したことを実践して発信するプログラムを中心に展開します。
アウトプット期は2020年2月までの4ヶ月間設定し、スキルアップ期(2019年8月から10月)で得た知識やアイデアをもとに、自分なりの視点や創造力をアウトプットするプログラムを数多く実施します。
旧大宮図書館をリノベーションし、今後レクチャーやワークショップをするにぎわい空間をつくるプログラムとして、作家YORIKOさんによるDIYワークショップを連続して開催。自分たちの創造空間を自らの手でつくっています。
(Yorikoさんによるワークショップの様子)
11月より、プログラム会場も市民会館おおみやから旧大宮図書館へ移動し、芸術祭が開催される会場で展開していきます。
それに伴い、音楽とパフォーマンスを中心とした水曜日のプログラム『深呼吸する水曜日』が始まります。
ウィークデーの真ん中の水曜日、旧大宮図書館の地下劇場で自分と向き合ったり呼吸を整える時間をプレゼントしたいと思います。
金曜日はSNSの発信講座を市民活動の記事を魅力的に発進する秋本さんをお招きし開催。
またクッキープロジェクトさんの障がいを持つ方とどのようにバリアフルな旧大宮図書館でアートを楽しむかを考えるワークショップを展開。
私の写真のスキルアップ講座も行います!
ヴァイオリンと琵琶の弦楽器の演奏で独特な世界観を生み出すstringsumのライブパフォーマンス。
足利市立美術館の学芸員、篠原誠司さんのアートを観る視点を創造する連続レクチャー(今後12月、2020年2月)も開催。
そして、11月を締めくくるプログラムにトレーディングカード制作ワークショップを開催!いよいよカードを使って芸術祭を遊ぼう!!
(8/24開催した、 土曜アートチャレンジ「トレーディングカード制作ワークショップ」の様子)
11月もよりどりみどりのプログラムが開催!
あなたのライフスタイルにあった自分なりの参加方法で「生活都市さいたま」のアートの場を楽しんでいただければ幸いです。
以下プロジェクトの詳細
●生活都市さいたまで開催しているアートプロジェクト「Sightama Art Center Project」とは?
https://note.mu/shunya_asami/n/nc443d1b73bb7
●さいたま国際芸術祭2020「Art Sightama」市民プロジェクトがついに始動 芸術祭開催に向けて、アーティストと共にアートを身近に体験できるプログラム「Sightama Art Center Project」が先行スタート!
⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター