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第36回東京国際映画祭 作品紹介【ワールド・フォーカス部門編②+ユース部門】
みなさんこんばんは。
今回はワールド・フォーカス部門の続き、ユース部門の作品紹介をしていきます。
なお、旧作のレストア版は除外します。
前回の記事はこちら↓
ワールド・フォーカス部門
『成功補習班』(ラン・ジェンロン/台湾)
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1994年、予備校に通う3人の高校生が新任の英語講師に導かれてゲイ・コミュニティーと親交を深めるが…。俳優として知られるラン監督が亡き恩師をモデルに描いた青春回想録。
『ミス・シャンプー』(ギデンズ・コー/台湾)
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嵐の夜、追っ手から逃れてヘアサロンに隠れたヤクザのアータイは、助けてくれた店員のアーフェンと恋仲に。ギデンズが自らの小説を映画化した、笑いと涙の任侠道。台北映画祭開幕作。
『Old Fox』(シャオ・ヤーチュエン/台湾)
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1989年、変動する社会でつましく暮らす父子。金持ちの家主に気に入られた息子は、世の中の厳しさを知っていく…。門脇麦も出演。シャオ監督は『台北カフェ・ストーリー』(10)以来のTIFF登壇。
『台北カフェ・ストーリー』(台北映画祭/観客賞)
『Father to Son』(台北映画祭/監督賞)
『青春の反抗』(スー・イーシュエン/台湾)
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戒厳令解除後の1994年、表現の自由を求めて美術大学で学園紛争が起こる。デモに参加した女子学生チーウェイとチン、リーダーのクェンの3人の恋の炎も複雑に絡み合っていく。
『白日の下』(ローレンス・カン/香港)
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実際に起こったケアハウスでの虐待事件を女性ジャーナリストの視点から描いた作品。『七人樂隊』(21)に出演したジェニファー・ユーが社会問題に果敢に向き合うヒロインを演じる。
『年少日記』(ニック・チェク/香港)
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中学校教師のチェンは教室で自殺をほのめかすメモを見つける。書いた生徒が誰かを捜索するうち、チェンの脳裏に自らの少年時代の記憶がよみがえる。ニック・チェクの鮮烈な監督デビュー作。
『バイタル・サイン』(ヴィンシー・チェク/香港)
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人命を救うという任務を完遂するためには規則を破ることもいとわない救命士をルイス・クーが演じた作品。『星くずの片隅で』(22)でヒロインを演じた注目の新進女優アンジェラ・ユンが競演。
『20000種のハチ』(エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン/スペイン)
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第73回ベルリン映画祭にて、主役を演じたソフィア・オテロは8歳にして史上最年少で主演俳優賞受賞。自分の性別に悩みを持つ少年とそれを見守る家族の優しさを描く。
『Cuerdas』(カンヌ映画祭/短編)
『ディープ・ブレス 女性映画監督たち』(ベルタ・ガステルメンディ、ロサ・スフィア/バスク自治州)
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3人の女性ダイバーたちを案内役として、バスク地方の女性映画監督たちの過去と現在を描くドキュメンタリー。美しい海の風景を背景に、多彩な女性監督たちの業績が紹介される。
『女性たちの中で』(シルビア・ムント/スペイン)
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1977年、バスク地方のエレンテリア。中絶手術を行う権利を求める社会運動が行われるなか、ふたりの女性の出会いを描く。女優として活躍するシルビア・ムントの監督作品。マラガ映画祭で若手審査員賞を受賞。
『Alas de mariposa』(ゴヤ賞/主演女優賞)
『悦楽の果て』(ゴヤ賞/助演女優賞ノミネート)
『Lalia』(ゴヤ賞/短編ドキュメンタリー映画賞)
『Pretextos』(カルロヴィ・ヴァリ映画祭/コンペティション部門)
『ライ麦のツノ』(ハイオネ・カンボルダ/スペイン)
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ガリシア州の村で助産婦として働くマリアは、ある事件がきっかけで警察から追われ、ポルトガル国境へと逃亡する。女性たちの力強さが描かれた作品。トロント国際映画祭、サンセバスチャン国際映画祭で上映。
『Arima』(サンパウロ映画祭/新人監督コンペティション部門)
『スルタナの夢』(イサベル・エルゲラ/スペイン)
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1905年にインドのベンガルで書かれたフェミニスト短編小説をモチーフに、女性たちのユー トピアを探してインドを旅するヒロインを描いたアニメーション。サンセバスチャン国際映画祭で上映。
『La gallina ciega』(アヌシー国際アニメーション映画祭/コンペティション部門)
ユース部門
『私たちの世界』(ルアナ・バイラミ/コソボ)
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『燃ゆる女の肖像』(19)に出演した女優、ルアナ・バイラミの監督作品。自らのルーツであるコソボを舞台にふたりの女子大学生の関係を描く。ヴェネチア映画祭オリゾンティ エクストラ部門で上映。
『The Hill Where Lionesses Roar』(カンヌ映画祭/監督週間)
『パワー・アレイ』(リラ・ハラ/ブラジル)
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選手権の前日に望まない妊娠が発覚した17歳のバレーボール選手が周囲に巻き起こす波紋を描く。多様な人種が入り乱れるブラジルのLGBT社会も活写される。カンヌ映画祭批評家週間で上映。
『Menarca』(釜山短編映画祭/インターナショナル・コンペティション)
『Si no se puede bailar, esta no es mi Revolución』(モントリオール映画祭/実験的映画賞)
『白い小船』(ゴン・ズーハン/中国)
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北朝鮮との国境近くの中国東北部の町を舞台に、海外に単身赴任した母親と離れ、父親と暮らすことになった少女の日々をみずみずしく描いた作品。カンヌ映画祭監督週間で上映。