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『ダークグラス』『制服の処女』ここ最近おもしろかった映画
今回もダラダラと書いていきます。
先週の記事はこちら↓
ホラーとか関係なく今年ベスト級だったのは『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』でした。アイルランドの作品なのですが、よくできたアート系ホラーでした。引きの画が多く、それによって少女の恐怖と孤独をよくあらわしています。民俗ホラーともとれるし、うつ状態の母と思春期の娘の家族をメタファー的に描いているともとれる上手い映画でした。
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ホラーで言えば、ダリオ・アルジェントの『ダークグラス』も素晴らしかったですね。ご都合主義が気にならなくもないですが、ジャッロ映画は未だ健在!という宣言のような作品に感じました。
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『制服の処女』には驚きがありました。1931年につくられたドイツ映画ですが、監督やキャストがほぼ全て女性です。内容も女性同士の性愛を描いた鮮烈で素晴らしい映画でした。この時代にこんな映画があったなんて!
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JAIHOで配信されていた『ロアン・リンユィ/阮玲玉』は変わったつくりで面白かったです。実在したサイレント期の大女優・阮玲玉の伝記映画…なのですが、そのつくりが独特です。主演のマギー・チャンがロアン・リンユィを演じるパート、現代のマギー・チャンが彼女について語るパート、ロアン・リンユィについて語る記録映像の3つがシャッフルされています。これをまとめるのは相当難しいはず。かなりの力量を感じました。
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ということで今回はこれで終わります。
来週もいい映画と出会えますように!