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月刊「致知」2024年11月号感想文

致知若獅子の会に、しばらく行かなかった期間がありましたが、今年9月から再び継続的に参加しており、その月の致知の感想文を書いております。

致知とは、人間学を学ぶ月刊誌で、WBCで優勝に導いた栗山監督、テニスの松岡修造氏などテレビにも出ている著名人や、茶道裏千家の千玄室氏などのあらゆる業界で第一人者といえるような方々も記事に出ています。

過去の偉人たちの記事も多くあり、そういった偉人や現在を生きる一流の方々の人生を知れる、大変学びの多い月刊誌です。

この月刊誌「致知」の、20~35歳までの読者で「若獅子の会」という読書会が毎月開催されています。

「若獅子の会」に参加する際、その月の致知の記事を読んだ感想を最大1000文字で書き、グループに分かれて発表してよい点フィードバックし合う「木鶏会」というワークを行います。

その木鶏会のために感想文を毎月書くようにしており、感想文を書くことで致知からの学びをより自分の心に刻むことができます。

感想文を通して学びをシェアすることもできますので、その感想文をnoteにもアップしています。

ではここから、感想文のシェアになります。


記事「『ドコデモこども食堂』の取り組み~地域で守るこどもたちの命と人生~」、「致知随想 死ぬ気で頑張った経験は一生の宝物になる」を読んで

今月を振り返ると、致知のテーマのように「命を見つめる」機会が多かったように思う。知人の勧めで参加した死別の悲しみに関する講座、別の知人から聴いた死別に関わる話、先週オンライン視聴した志プレゼンテーション大会で感じた死と対極にあるような純粋でフレッシュなエネルギー。そして祖父の相続で問題が起こり、仲違いした母と祖母の関係。

自分の体験や聴いた話に加え、本号の記事全体を通して、愛情は生と死をつないでいるのだと思った。この世に生まれ、大人になる過程で、誰かに大切にしてもらう必要がある。ドコデモこども食堂に関する記事では、「いじめっ子の問題も不幸な生い立ちから生まれる」とある。肉体だけの成長は、食べ物さえ与えられれば可能かもしれない。一方で、温かい心は、誰かから愛情を注がれて初めて形成されていくのだと知った。

致知随想にビリギャルのモデルになった小林さやか氏の記事があった。小学生レベルの学力もなかった小林氏が慶応に現役合格するまでに、母と塾の先生の熱心なサポートがあった。人が内側に努力の火を灯す過程においても、愛情を注がれることが大事だと知った。

私は2年前にカウンセリングを受けた。母に100%感謝の気持ちで言葉を伝える、という宿題をもらった。どうすれば100%の感謝の気持ちを持てるのか悩み、母がいなければ存在しえなかったものを書き出すことにした。書き出していくうちに、幼少期の過ごした時間、遊んでもらった時間は、光輝く温かいものだったんだと初めて氣づいた。友人や体験なども含めて全てが親が産んでくれなかったら存在しえなかったということにも氣づいた。「命を見つめる」上で、自分が何気なく受けた愛情に気づくことが大事という価値観ができた。

小林さやか氏の記事を読み、もう一つ気づいた点がある。私は近いうちに奈良県明日香村に移住し、農業に携わろうと考えているが、準備に手をつけていない時期がしばらく続いていた。本記事にあった「勇気を振り絞り、挑戦を重ねた経験が、人生軸を築いていく」という言葉により、いつのまにか今の状況に満足し、できない理由に焦点を当て、志に向かうことから逃げていたことに気づいた。誰もが、何かを始めるとき、できない理由をたくさん持っている。その中でも、できる理由に焦点を当て続け、為すべきことを為している。自分もそのマインドを持ち、志に向かう。



昨日、関西若獅子の会に数カ月ぶりに参加し、志に立てようとする人、実際に向かっている人、そんな同世代と学び合える環境にご縁をいただけていることが本当にありがたいと感じました…!

今日も最煌な一日を🔥✨

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