自分の意見がない人へ② 「なんで、自分は自分の意見を持ってないの?」
たぶんこの答えは、小さい頃から
「自分の意見」を発する機会を避け続けていたからだと思う。
<小学校1年生のとき>
誕生日プレゼントを買いに両親がおもちゃ屋さんに連れて行ってくれたのだか、自分は当時流行っていたDSのポケモンのゲームソフトが欲しかった。
でも、「欲しい」と言い出せなかった。
今だから分かることだが、当時は、両親に真面目で優等生だと思われたくて、私がゲームをしたいと思っていることを親にバレることが嫌だったのだろうなと思う。
<高校1年生のとき>
当時バドミントン部に所属していたが、ラケットも羽も持たないトレーニングの日というものがあった。筋トレをしたり、ランニングをしたりするのだが、自分はその時間が結構好きだった。しんどいし疲れるけど、仲間と一緒にしんどいトレーニングをして、終わった後の達成感を全員で共有できるーあの時間が好きだった。でも、自分の周りの仲の良い友だちは、その時間が苦痛で仕方なかったらしく、トレーニングの日をサボり出した。
そして、自分も、トレーニングの日を休み出した。
本当は、好きだったあのトレーニングの時間。仲間に好きだとは言い出せなかった。仲間に、「本当は、トレーニングの時間を好きだと思っていること」を知られたくなかった。
自分の意見がない人は、何も考えていない人じゃない。自分が周りからどう思われているか、どう見られているかを人一倍考えてしまう人だ。
「自分の意見がない人へ③」へ続きます。