自分の意見がない人へ① 自分の意見がない
「正直に言ってよ」
「本当はどう思ってるの」
自分はこれらの質問をされると答えられなくなる。自分は、率直な意見・本当に思っていることがないことが多い。これは別に、本音を人に言えないとか、そんな話ではない。
本当に自分の意見がないのだ。
最近気づいたことだが、自分は会話の中で
「相手はどんな答えを望んでいるのか?」
を無意識に考えて発言している。
「こう言ったら相手はどう思うかな?」
「相手はどんなことを言ってほしいのかな?」
を"無意識レベル"で考えている。
意識はしていない。
最近までこの
「相手はどんな答えを望んでいるのか?を無意識に考えて発言している」
という言わば、自分の"癖"に気づかなかった。
ただ、この"癖"のおかげで日常会話では、上手くいくというか役に立つことが多い。
たぶん会話をしている相手にとっては自分の望む答えを返してくれるので、会話をしやすいのだと思う。
でも、自分の意見を求められる場面では、
この自分の"癖"が仇となる。
「相手はどんな意見を言ってほしいのかな?」と考えるので(無意識にだが)、求められる"率直な"自分の意見を言えない。
自分の意見がないということは、
「特徴がない」「自分らしさがない」
ということになる。
だから、
「面白味のない人間」「あまり何も考えてない人」と捉えられてしまう。
考えていないわけではない。
自分の意見が本当にないのだ。
「なんで、自分は自分の意見を持ってないの?」
「自分の意見がない人へ②」へ続きます。