![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160941893/rectangle_large_type_2_176503421e4586d064b3afa796884c4e.png?width=1200)
本棚紹介;落語が好き in note 創作
東京での学生時代、目白に下宿する友人宅に遊びにいくことがありましたが、駅から歩く途中、電柱に落語の案内らしきものが貼ってあるのを見ました。
「ああ、それはね、この近所に小さん(5代目柳家小さん)の家があるんだ。敷地に剣道場があってさ、そこで時折、弟子が練習を兼ねて落語会をやるんだよ」
「誰でも行っていいの?」
「いいよ。練習会だから無料らしい」
落語好きなので上京して間もない頃、末廣亭で寄席を聴いたことが1度だけありましたが、何せ貧乏学生、無料というのに喜び、友人と、あるいは彼女と何度か出かけました。
駆け出しとはいえ、すぐ目の前に座るプロの落語家の噺を聴くのは新鮮でしたね。
あ、当時、下北沢に(週1ぐらい?で)落語を聴きながら食事ができるレストラン(喫茶店?居酒屋?……1回行ったけど記憶が……)もありましたね。
ヒミツの図書館/創作棚』でも大好きな落語系作品が入っています。
スキの数も、そして何よりコメントの数と内容を見ても、note内人気のきわめて高い、凡筆堂さんです:
小学生の頃から落語と共に漫才が好きでしたが、ナンセンス劇場のやりとりは、古典落語のご隠居と八五郎のそれだけでなく、昭和中期の漫才 ── 中田ダイマル・ラケットや夢路いとし・喜美こいしのボケにも通じるものがあります。
いや、特に後者は名人でしたね……。
次の作品は古典落語調ではないものの、そのまま現代落語になるかもしれません。説明は野暮ですが、ニンゲンって結局、欲望とプライドだけから構成されている生物なのかもしれません。
最後は別のシリーズです。面白いネタはあちらこちらにありそうですが、投稿数が限られているのは、心優しい作者が『病名』のギャグ化に躊躇があるのでは、と勝手に推測しています。
これ以外にも『故事ことわざ辞典』シリーズ記事中『珍語漫語の会』における真面目な(?)議論や街頭インタビューの会話も、ある種の落語ではないか、とニヤニヤ拝読させていただいております。