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将棋達人戦決勝は、1970年9月生まれどうしの対戦

この話題ばかり続けているとどこかから石が飛んできそうですので、この記事を一応、最後にするつもりです。

50歳以上の現役棋士であることを参加資格とする『達人戦』は本日、まず準決勝2対局が行われ、

羽生善治九段(1970年9月27日生まれ)が森内俊之九段
(1970年10月10日生まれ)に勝利。

丸山忠久九段(1970年9月5日生まれ)が佐藤康光九段
(1969年10月1日生まれ)に勝利。

ということで、夕刻に行われた決勝は、なななんと、

1970年9月生まれどうしの
羽生善治九段 対 丸山忠久九段
の対局になりました。

両者の対局は、『肉を切らせて骨を断つ』ぎりぎりの勝負になりましたが、羽生善治九段が勝利を納めました。

この結果、日本将棋連盟会長の羽生さんが、第一回達人となった羽生さんを表彰する、という面白いことになりました。

さて、前の記事で凡筆堂さんからいただいたコメント:

9月、10月に生まれた人・・・不思議な因果があるのか偶然なのか。

凡筆堂さんよりのコメント

に対してわたくし、このように答えております:

昭和30-40年代の高度成長期、ハレの年末年始に「種付け」されたことが重要だったのではないか、というストーリーを立てていますが……。

凡筆堂さんへのコメント返し

もう少し理論的背景(というほどでもありませんが)を書いてもいいのですが、まあ、やめておく方が無難そうです。

山中伸弥先生が9月生まれであることを発見したので、では、昭和30-40年代に生まれた日本人ノーベル賞受賞者(科学部門)はどうだろう、とデータを集めてみました。

〇物理学賞
 天野浩(1960年9月11日生まれ)
 梶田隆章(1959年3月9日生まれ)
 〇化学賞
 田中 耕一(1959年8月3日生まれ)
 〇医学生理学賞
  山中伸弥(1962年9月4日生まれ)

うーむ。4人中ふたりが9月生まれ、というのはけっこう高い確率ですよ。やはりこの高度成長期、年末年始の特殊性というのは重要だったのではないでしょうか。

この世代(私の理論によれば、ベビーブームが完全に終わり、高度成長期が始まった昭和28年生まれぐらいから、オイルショックによる不況が始まった昭和49年生まれぐらいまで)の受賞者は今後まだ現れるでしょうから、さらなるデータ積み増しに注目したいところです。

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