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鯛の昆布締め(コブジメ)は冷酒によく合う

今夜は焼肉、と既に材料を買ってあるタイミングで魚屋を見て回り、安くて旨そうな白身の柵を見つけた時にどうします? ── 迷わず入手して昆布締めコブジメにしてもらい、翌日や翌々日にいただきます。

いつからだろうか? ── 母にはその知識がなかった。同居人がこのワザを始めたのはいつからだろうか……。保存できるだけでなく、旨みが増す ── いや、刺身とは別の旨みと言うべきか。

ヒラメ、ハマチ、カンパチなど各種コブジメでいただいてきましたが、やはり鯛が一番このテクニックにフィットするような気がします。

この日も鯛で、まさに教科書どおり焼肉予定とバッティングしたため、コブジメにして2日後に、山形の酒『九郎左衛門/雅山流』と共にいただきました。

煮魚もいいけれど、コブジメは冷酒と合いますね。
常温の酒でもいいかもしれない。

ラムネから出てきたビー玉くんが見つかったので一緒に……

この時のぐい吞みは伊賀焼です。地肌や釉薬の色など近隣の信楽焼に近いですが、原料粘土のろ過の程度が違うのか、よりワイルドな肌合いです。高校時代(中学だったか?)に伊賀をひとり旅した時に買ったものですが、未だに大事にしている。
一緒に購入した徳利は破損してしまったが……。

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