【海外で日本人が活躍するために必要なこと】多様性に自らを置くこと💖
日本でビジネスをうまくできているし、外国人と仕事をすることもないし、日本人同士がいい! と思っているあなたへ、
異なる文化で育った外国人と仕事をする必要性が今後増え、多様性は避けられない事実を3つお話しします。
2060年には、日本の人口は8,674万人で、65歳以上が40%となる
23年前は世界でトップだった日本の生産性は、毎年外国に抜かれて、2022年は38位
イノベーションを生み出すには、多様性あふれる環境に自らを置き、考える力を鍛える必要がある
その心を要約すると
💧1 日本は人口減で、外国人の支援が必要となる。 そのお世話になる外国人に日本のしきたり・文化で働いていただくのは無理がある
💧2 日本人の生産性が低くなった理由
日本では古くからジョブローテーションをするなど、ジェネラリストを育成したがる傾向がある
日本では一人ひとりの仕事の役割と責任範囲が明確になっていないので、じゃあこれもやって、あれもやってとなり、残業が増える
日本の働き方は製造業を元にしていたが、2020年代ではGDPの70%をサービス産業が占めるようになった
💧3 これからの時代を生き抜く力
イノベーションは出来るだけ遠い人が集まった多様性から生まれる
イノベーションを生み出すには、多様性あふれる環境(人と会い・本を読み・旅をする)に自らをおき、自分の頭・言葉で考えること
多様性が全くなかった鎖国時の江戸時代は、日本人の移動が制限された結果、男性身長は150cmだった
✅ 2060年には、日本の人口は8,674万人で、65歳以上が40%となる
【要約】 日本は人口減で、どんどん外国人の支援が必要となり、彼らに日本のしきたり・文化で働いていただくのは無理がある
下は、厚生労働省が発表した「人口減少の見通しとその影響」です
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/15/dl/1-00.pdf
2060年の8,674万人という規模はどの程度のものか。過去をさかのぼって見てみると、総人口が8,500万人前後だったのは、戦後の1950(昭和25)年(8,320万人)である。 ただし、2060年と1950年とは人口の構成という点において、大きく異なる。
✅1950年当時は 0~14歳と15~64歳の合計で総人口の95%を占めており、65歳以上は5%程度と非常に若い人口構成であった
✅ 2060年推計結果では、 0~14歳と15~64歳の割合は60%にまで低下し、65歳以上の割合は39.9%にまで上昇する。75歳以上の人口割合は26.9%
✅ 『頭に来てもアホとは戦うな!』田村耕太郎さんが語る、日本を強くする処方箋によると、
2023年までの5年間で、日本に移住または長期滞在している外国人の職種別人数および国籍について、ChatGPTに聞いてみました。
外国人労働者の総数1,820,000人です。
こんな多くの外国人が、私たちの生活を助けてくれているのです。
職種別外国人労働者数
製造業
割合: 外国人労働者の27.0% 49万人
主な国籍: ベトナム、中国、フィリピン
内容: 自動車部品の製造、食品加工など。技能実習生が多く含まれます【25†source】【23†source】。
卸売・小売業
割合: 外国人労働者の12.9% 23万人
主な国籍: ベトナム、ネパール、ミャンマー
内容: 販売スタッフ、在庫管理など。特に外国人観光客が多い地域では多くの外国人が働いています【25†source】。
宿泊業・飲食サービス業
割合: 外国人労働者の11.4% 21万人
主な国籍: フィリピン、インドネシア、ベトナム
内容: ホテルスタッフ、レストランのサービススタッフなど。インバウンド需要が高まり、外国人労働者の需要が増えています【25†source】。
建設業
割合: 外国人労働者の7.1% 13万人
主な国籍: ベトナム、フィリピン、インドネシア
内容: 建設現場での作業員、技術者など。技能実習生が多く含まれます【25†source】。
在留資格別
専門的・技術的分野
内容: 大学教授、エンジニア、医師、弁護士など高度な専門知識や技術を要する職種。
主な国籍: 中国、インド、アメリカ【24†source】。
技能実習生
内容: 製造業、建設業、農業、介護など。技能を学びながら働く。
主な国籍: ベトナム、フィリピン、インドネシア【25†source】。
資格外活動
内容: 主に留学生がアルバイトなどで就労。コンビニ、飲食店、工場などでの短期労働。
主な国籍: 中国、ネパール、ベトナム【24†source】【23†source】。
これらの情報は、日本における外国人労働者の動向を示しています。各職種で特にベトナム人労働者が多いことが特徴で、製造業、卸売・小売業、宿泊業・飲食サービス業で多くの外国人が働いています。また、技能実習生としては製造業と建設業での雇用が多く見られます。
✅ 23年前は世界でトップだった日本の生産性は、毎年外国に抜かれて、2022年は38位
今年2024年2月15日に、ドイツにGDPを抜かれ、日本はGDPで世界4位。
一人当たりのGDPで見ると、日本のランキングは毎年低下し、先進7か国ではとうとう最下位とショッキングな数字ですが、事実です。 、
日本の一人当たりのGDPが毎年低下した2つの要因
生産性が低い: 非正規雇用の拡大、IT化・DX化の遅れが指摘されている
生産年齢人口の減少
私の考える、日本の生産性が低い要因
日本では古くからジョブローテーションをするなど、ジェネラリストを育成したがる傾向がある
日本では一人ひとりの仕事の役割と責任範囲が明確になっていないので、じゃあこれもやってあれもやって、となりがち
日本の働き方は製造業を元にしていたが、2020年代ではGDPの70%をサービス産業が占めるようになった
✅イノベーションを生み出すには、多様性あふれる環境に自らを置き、考える力を鍛える必要がある
これは、下の出口治明さん(当時立命館アジア太平洋大学 学長・元ライフネット生命 社長)の講演で主張されている内容の要約です。
【要約】イノベーションは出来るだけ遠い人が集まった多様性から生まれる
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