78 「全員と仲良くなるは無理」
全員と仲良くなるは無理です。
先生と子ども、も、子どもと子ども、でも。
はじめまして、先生をしています、旬五郎といいます。
先生1年目の方や、学校の先生になりたい方の支えになればと思い投稿します。
読んでもらえると嬉しいです。
では、始めます。
さて、本日は、「みんなが仲良くすることは無理だ」という話しです。
2・7・1という法則があります。
10人いれば、2人は気が合う、7人はどちらでもない、1人は気が合わない、
というものです。
ということは、先生が子ども全員と仲良くなることも、子どもがクラスの人全員と仲良くなることも不可能です。
よく子どもに言うのが、
「全員と仲良くなる、そんなことは無理、求めていない。
苦手な人も、好きな人も、どちらでもない人もいる、それがクラス。
世の中に出ても一緒。全員が気があう人じゃない。
だからこそ、そんな環境の中で、苦手な人とどうやって付き合っていくか、それを勉強すれば良い。」
というような話です。
先生と子どもの関係性も同じです。
心を開いてくれない子どもがいる、と悩んでいる先生は、割り切ることも大事です。
全員が自分のことを信頼してくれるはずもないし、好きでいてくれることもないです。
時には、割り切って、付き合い方、その子どもとのかかわり方を少し変えた方が良いかもしれません。
いくら熱い指導をしても、その子どもが先生のことを好きでない場合は、逆効果になるかもしれません。
その子どもが安心して話せる先生に協力してもらったり、その子どもの周りにいる仲が良い子どもの助けを借りたりするなどの工夫が必要です。
前提として、全員が仲良くするのは無理。これを知っていると、知らないとでは学級経営の方向性が変わってきます。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
何かの参考になればうれしいです。