⑫ 受験は変化している、先生も変化しないといけない
自己推薦型。最近の高校受験でよく見られる光景です。
自分の3年間の学びや頑張りをアピールするスタイルの受験。
筆記テストではなく、面接やプレゼンなどである。
そんな受験に変わっていく中で、学校教育も変化しないといけないと思う、今日この頃です。
自己アピールをするための方法や、プレゼンの作り方、面接での話し方を知る。
自己のアピールポイントを知る、自己の得意・不得意を知る、など、自分を客観的にみる力をつける必要があるのでは?と思うようになりました。
もちろん、総合的な学習の時間や各教科でもプレゼンをしたり、自己アピールをしたり、という時間もあります。
ただ、それをメインとする授業はあまりありません。
ということで、自己把握や、自己について話す、などに特化した授業、
今回は「特別授業」と命名します。
今回も勝手に書いていきます。私の妄想ですし、根拠もなにもありませんが、悪しからず。
〇 授業数
月に3回
〇 授業でのゴール
・自己を把握する
・自己をアピールできる
・自己の考えを表現できる(話す、パワポ、文章)
〇 授業の目的
・昨今の受験の変化に対応するため
・社会に出るにあたって自己を表現する力は必要となるため
〇 授業ですることとねらい
● 中学1年生
以下に添付している「人生ノート」を作成したうえで、
「自己把握ノート」を作成する。
人生ノート:人生の履歴書
0歳、3~5歳、6歳(小学校1年生)、
7歳(小学校2年生)、8歳(小学校3年生)、
9歳(小学校4年生)、10歳(小学校5年生)、
11歳(小学校5年生)、12歳(小学校6年生)
13歳(中学校入学)
以上の節目の年齢の時に写真を撮っておき、それを
振り返りながら、人生の思い出をまとめる。
(保護者や小学校との連携が必要になるが、
それはいったん無視します)
自己把握ノート:人生ノートで、これまでの人生を振り返ったうえで、
細かく心の変化を表として記録する。そうすることで
自分にとって何が幸せで、何がつらい経験なのかを
把握し、自己アピールにつなげる。
● 中学2年生
1年生では、自己の人生を振り返るということを行った。
2年生では、「努力把握シート」を作成する。
努力把握シート:自己の得意、不得意をまとめる。またその際、得意を
伸ばすためにどんな努力をするか。不得意を克服
するためにどんな努力をするか、をまとめていく。
毎月の月初めと月の途中、月の最後に以下の項目を
まとめていく。
● 月初め
今月、得意を伸ばすために努力すること、
不得意を克服するために努力すること
● 月途中
月初めに設定したものの経過を把握し、軌道修正
などを行う
● 月終わり
月終わりに、どのような結果になったかをまとめ、
次の月への展望をまとめる
● 中学3年生
実践する。
実際に履歴書を書いたり、自己アピールをプレゼンで行う。
〇 まとめ
以上のようなことを行うことで、子どもたちが自分自身を把握し、それを表現する、という力をつけていく。
自分自身を把握するのも、これまでの、12,3年という長い視点で自分を振り返り、本当の自分を理解させる。
そんなことをねらいとして授業を行っていく。
上にも書いていますが、私の勝手な妄想です。
教育的配慮などにもかけている部分があります。
添付資料も簡単に作っていますのが、クオリティは決して高くありません。
こんな授業があったら、将来にいかせるのでは?と思ったことをそのままのせているものです。
以上です。