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プロジェクトとの出逢い方


プロジェクトとの出逢い方は、いろいろありますが、基本的には、僕は営業するという行為は好きではありません。営業ではなく、ご挨拶として、自分のデザインやスタンス、考え方を伝え、共感のより生まれる、クライアントとデザイナーがフラットな関係であることから出来上がる共同作品のようなものとして仕事をしたいと考えているからです。上下関係なく、共によりよい新しい何かを作る仲間として仕事をしたいと思うのです。

また、たくさんの偶然の連続が重なり、一つのプロジェクトとの出逢いまで繋がっているので、その偶然の連続を面白く感じ、そして、とても貴重で大切にも思ってもいます。

もちろん、日々の学びや行動、スキルや実力、実績などの積み上げがなければ、その偶然の出逢いは起こらないと思います。ですので、よく言われることですが「運も実力の内」なんだと思います。

偶然の重なりでいえば、最近のプロジェクト、アマンの創業者エイドリアン・ゼッカさんとの出逢いと、新ブランド「Azumi setoda」についてのとても貴重な思い出深い話を少ししたいと思います。

アマンの創業者エイドリアン・ゼッカさんとの出逢い。


瀬戸内のしまなみ海道の途中にある瀬戸田にて開業したゼッカさんの新しい旅館ブランド「Azumi」。僕および artless は、このホテルブランドののブランドヴィジュアルデザインを担当していますが、まだ、このホテルの名前のない構想段階ところから僕は参加していたりします。

そもそもは、

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クリエイティブやデザインについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーなどに向けて、ブランディングやデザインを表層的に捉えるのではなく、ビジネス視点や本質的ブランド価値を考え、「クリエイティビティ(感性)」と「論理的思考」の僕なりの考え方を書いていますので、なんらかのヒントになると嬉しいです。

ブランディングとデザインは密接に関連しています。それぞれ異なる役割と範囲を持っていますが、ブランディングがブランドの「本質」や「戦略」を定…

自分なりの届けたいことを書いていく予定です