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いまを生きる/神戸
雨続きの幕間の曇り空。
神戸は、海岸ビルヂングで開催中の写真展へ。
濱田英明さん「時間の面影」
街歩き
久しぶりの神戸。
せっかくなので、少し散策。
JR元町駅からスタート。
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昔、神戸で働いていたことがあったのだけれど
懐かしい気持ちになりながら街を歩く。
一年振りくらいに歩いていると、
変わっていくものもあれば、変わらないものもあったり。
変わっていくこともいいけれど、
変わらないことの大切さ・懐かしさを感じた。
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写真展以外の目当てだった、「VAGUE KOBE」
定休日で入れず。またリベンジしたいな。
写真展へ
散策も終わり、海岸ビルヂングへ。
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会場は2つあって、
1つは映像作品・もう1つは展示+ショップ。
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フレームの中に小さい小窓があって、
そこに映像が展示されているカタチ。
揺れる草木に雪、橋を渡る車。
映し出される、日常の一部。
あたりまえに目にしている事だけれど、
どれもあたりまえでは無いのだと改めて感じた。
而今。
即今、当処、自己。
切り取られた日常をフレームを通して観て。
いまを生きることの大切さ。
ままならないことが多い日常だけれど、
日々の暮らしの中に希望を見い出していきたいと。
小さな面影たちを忘れることなく、生きていきたいな。
とても勇気をもらえる展示だった。
2つ目の展示室へ
同じフロアの映像作品の展示に向かう。
人数が多くなると、次回上映まで待つという形のよう。
僕の回は、濱田さんがこれまで手掛けてこられた
odolというバンドのMV集だった。
恥ずかしながら存じ上げなかったのだけれど、
映像と音楽のシナジーをとても感じた。
とても安直なので、映像も撮ってみたいなと思った。
それくらいのエネルギーが、
スクリーンの中にあった。
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おわりに
展示を終えて帰路に着く。
海岸通りの骨董店やショップを覗きながら。
ふと思い立って、海の方へ。
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映像は載せられないけれど、影響されて撮ってみた。
海上保安庁の船が通り過ぎていってしまって。
撮りたかったなぁ。
写真とはまた別の、そこにあったものを
閉じ込める映像もこれから撮っていこうと思う。
アップロード出来る媒体を今は持ち合わせてないので、
撮り溜めて形になった時に。
思い立って観に行って、本当に良かった。
今の自分にとって、すごく得るものの多い
写真展でした。