潰瘍性大腸炎の方は今すぐ体温を測ってください!…というお話
本題に入る前に…
潰瘍性大腸炎を薬や治療だけではなく、自分の力でなんとかできる事はないか?という方向けに記事を書いています。
特に潰瘍性大腸炎になったばかりでどうしたら良いかわからない人向けとなっています。
僕がさまざまな文献を見て、実践しやすい方法をいくつかまとめていますのでよろしければご覧ください。
ここからが本題です。
皆さんの平熱はいくらくらいでしょうか?
僕の平熱は大体36.5℃前後ですが、それよりも低い方や、特に35℃台の方は要注意と思います。
体温が低くなる原因の一つに交感神経が過剰に働いている可能性があります。
交感神経が過剰になると血管を縮こませてしまい、血行が悪くなるため、体温が低くなってしまうと考えられます。
自覚的に体温が低いことが気にならなければなんともないと思われがちですが、交感神経が過剰になることによりとある問題が発生してしまいます。
それは、交感神経が過剰に働くと、普段は悪さをしない免疫の一つの顆粒球というものが増えて、この大量に増えた顆粒球が大腸を攻撃してしまう現象が起こります。
流れとしては
体温が低い(その原因が交感神経が過剰)→大腸を攻撃してしまう顆粒球が増える→大腸炎の悪化
ということが考えられると思います。
対策として、交感神経はストレスを感じた時に過剰になるため、ストレスのコントロールが大事になってきます。
ストレスのコントロールに合わせて、体調が良い時の体温を起床時・昼頃・夕方・就寝前に測っておき、体調が悪い時の体温と比較する習慣をつけておくと体調の維持に役立つのではないかと考えています。
また、体温は一定ではなく1日のうちに変動しますので、それぞれ計測した体温の平均が36.5℃程度あれば心配ないかと思います。