組織に漂う停滞感のワケ。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
毎日noteを書き続けて、今日で546日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,454日。
今日は熊本日帰りの日。帰りは高速の渋滞に捕まり、運転時間が一日6時間越えという、ほとんど運転で終わってしまった一日でした。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓
さて、本日のテーマは「組織に漂う停滞感のワケ。」です。早速書いていきたいと思います。
停滞感が漂う組織
コロナの感染が落ち着いている状況ですが、まだまだ以前のように大人数で懇親会を行うというのは何だか憚られる感じがしますよね。
私たちも、ここ2年間はまともに歓迎会や懇親会ができていない中、社員数が2倍以上となり、そろそろ親睦会のようなものをやりたいと思っていますが、今年も社内全体での忘年会も見送ることとしました。
ただ、私がサラリーマン時代には、毎日のように飲み会に参加している時期もありました。
社内外問わずあったのですが、社内の飲み会では、必ずと言っていいほど、愚痴を聞くという状況でした。
その多くは、文句というよりも、閉塞感・停滞感・空虚感という側面の話が多かったように思います。
私は、約1年に一度異動していた人間なので、色んな部署を渡り歩いて来ましたが、どの部署でもほとんど同じような傾向がありました。
なぜでしょうか?
なぜ、停滞感が漂うのか?
停滞感が漂うことの理由、それは、自分たちに決定権がないからと、感じていたからではないかと今思い返せばそう思います。
何かをやろうとした時、必ず、稟議を立案し許可が下りたものしか実行できません。
大きな組織になればなるほど、この稟議決裁を通して実行するというステップが必須となると思います。
ですが、これも稟議をいきなり起案するのではなく、多くの場合、事前に上司に根回しや巻き込んでおいて、稟議を上げるということがほとんどであり、詰まるところ、上司の承諾をもらっておかないと実行できないという仕組みです。
その上申の過程で、理不尽な理由で却下されることも、上司によっては起こっていたのかもしれません。
それを繰り返していくとどうなるか?
おそらく、「稟議上げてもどうせ駄目だ」ということを学んでしまうのではないでしょうか?
すると、やがて、稟議を上げることさえ、そして自分から何かの意見を言うことさえ無くなっていく。
これが一人だけでなく、その部署全体や会社全体に広がるにつれ、組織に停滞感・閉塞感が生じるのではないでしょうか。
イキイキとした組織
一方で、イキイキとした組織というのも、稀にありました。
そのチームでは、若手であっても裁量権が与えられていた職場でした。
少数精鋭のメンバーは、激務にも関わらず、活気が溢れ、一人ひとりも充実した仕事をしていました。
先ほどの停滞感漂う組織との違いは何でしょうか?
それは、自分で決められるという裁量権がある、ということなのかもしれません。
もっと言うと、チャレンジが許容される環境だった、ということだと思います。
自分で選択するということを忘れない
これをあなた自身のことに置き換えて考えてみてください。
いつの間にか、チャレンジをしなくなってしまっていませんか?
そもそも、チャレンジをしても無駄だと思ってしまっていませんか?
上司を巻き込んで変えていけるだけの推進力があれば、それに越したことないです。
ですが、たとえそうでなくても、日々の暮らしで閉塞感を感じているのならば、何かを自分で決めてもいいんだ、ということを思い出してほしいです。
たとえば、今日乗る電車の時間帯。今日帰る道順。
何でも良いと思います。
誰かが決めたことに従うのではなく、自分で選択し、決めていくこと。
これが活力を取り戻す道だと私は思います。
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・停滞感が漂うことの理由は、自分たちに決定権がないから。
・「やっても無駄だ」を学習し、無気力となる。
・組織をイキイキとさせるには「チャレンジが許容される環境」を作ること。
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