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物事を複雑にしてしまうのは恐怖心と仮説の欠如。

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

毎日noteを書き続けて、今日で542日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,458日。

今日から11月の始まりですね。まだまだ日中は暑さが残っていますが、朝夕が冷え込むようになり、一気に紅葉も進んできたように感じます。
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さて、本日のテーマは「物事を複雑にしてしまうのは恐怖心と仮説の欠如。」です。早速書いていきたいと思います。

なぜ、詳細まで分類しようとするのか?

あなたやあなたの周りで、今まで何かを分類するような仕事はありませんでしたか?
その中で、こんなことはありませんでしたか?

たとえば、マーケット調査でターゲットを細かく設定し分類する。
たとえば、アンケートの項目を作る上で、どんどんと詳細項目を追加していってしまう。

その背景にあるものって何でしょうか?

それは、「データの取りこぼしが怖い」ということではないかと私は考えています。

もっと言うと、細かいデータを取っていると、何かしらの相関関係が取れる可能性がある、ということを考えてのことではないでしょうか。

でも、そもそも、この恐怖心が全てを台無しにしてしまう可能性があるとも私は思っています。

なぜでしょうか?

もし、データの取りこぼしが起きると

データの取りこぼしが起き、必要なデータが揃っていない場合、データ分析が先に進まないということが予想されます。

その際、担当者は、上司からおそらく怒られる、でしょう。

この怒られることを防ぐために、データを細かく取っていくという現象に繋がっているのではないかと思うんです。

でも、です。

そもそも、データを取得する目的って何でしょうか?

間違えなく、上司から怒られることを防ぐため、ということではないはずです。

きっと、何かしらの答えを出すために、データを取得していくということが目的ではないでしょうか?

もし、そうであるなら、最小の労力で最大の効果を目指していく方が良いと思いませんか?

物事をシンプルにする魔法

アンケート項目を増やしたり、その項目における分類を増やすことは誰でもできます。

なぜなら、付け加えていけえば良いからです。

逆に、アンケート項目を減らしたり、その項目における分類数を減らすことは、とても難しく思えます。

なぜでしょうか?

理由は、どの項目を減らしても良いか、ということを検証しなければならないからです。

そして、仮説がない限り、この引き算はできません。

つまり、シンプルにする魔法は「仮説」の精度をどこまで高められるか?に尽きます。

仮説の精度を高めるために

そうは言われても、仮説の精度を高めるには、一体どうしたら良いでしょうか?

私は、仮説と検証をスモールで繰り返していくこと、ではないかと感じています。

データの分析をいきなり、大規模データで実施するのではなく、少ないサンプル数と少ない項目数と分類数を取り分析をかけ、「傾向」を探っていく。

その傾向を基にして、当初仮説通りだったかどうか、違いがあるとしたらどこなのかを「検証」する。

その上で、新しい「仮説」を作ってアプローチをしていく。

この繰り返しで統計学を通した真実に近づいていくのではないでしょうか。

ちなみに、この過程を行っていくと、細かく上司にも相談・報告ができるため、怒られることもきっとないはずです。笑

小さく生んで、大きく育てよ

まさに、この通りではないかと思います。

・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)

明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

・データを細かく分類するのは、データの取りこぼしが怖いから?
・データ分析項目を増やすのは簡単だが、減らすのは難しい。
・物事を
シンプルにする魔法は「仮説」の精度をどこまで高められるか
・仮説の精度を高めるには、「
仮説」と「検証」を「スモール」で「繰り返す」こと

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