スマイル0円に表れているサービスの原点。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
毎日noteを書き続けて、今日で541日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,459日。
今日は、頭と心のデトックス。海を眺めつつ、釣り竿を振るという20年以上振りに釣りをしました。何も釣れませんでしたが、海を眺めて十分英気を養うことができました。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓
さて、本日のテーマは「スマイル0円に表れているサービスの原点。」です。早速書いていきたいと思います。
スマイルを頼んだことはある?
スマイル0円。
言わずもがな、マクドナルドの注文メニューに入っている立派な商品ですね。
ただ、ちょっと調べてみたところ、一時期はこのスマイル0円、メニューから削除されていて、2015年頃から復活となっているようです。
ところで、あなたはこの「スマイル0円」を実際に注文したことはありますか?
私が最初に頼んでみたのが、確か高校3年〜大学入学してすぐの頃だったと思います。
福岡市の中心にある「新天町」という商店街の一角にあるマクドナルドで、店員さんにスマイル0円を注文してみました。
男数人で同年代と思われる女性スタッフに注文をするという、悪ノリだったためか、ほぼスマイルゼロの、スマイル0円を頂いたことを覚えています。
でも、これってサービスとして成り立っているから、すごいなぁと感心したのを覚えています。
このスマイル0円、経営的にもすごいことだと思うのは私だけでしょうか?
スマイル0円の本質
スマイルを0円で提供することの意味。
それは、「0円でも提供できることがある」ということを明示していることではないでしょうか?
言い換えると、相手を喜ばせることにお金は必ずしも必要ではない、ということです。
さらに、ということは、「いくらでも自分たちの考え方、工夫次第でサービスは生み出すことはできる」ということに繋がります。
たとえば、一人で店番をしている人がいたとします。駅にあるキオスクなどが良い例かもしれません。
その人は店番を一人でしている間は、休むことができません。
ですが、5分でも店番を代わりにしてあげることができたら、その人はトイレ休憩や一息つけたりします。
たった5分です。
その結果、新聞や飲食の営業の場合は、より良い位置に陳列してもらえたりしてもらえるかもしれません。
また、こんなエピソードも福岡の地元を代表するメーカーの経営者から聞いたこともあります。
「まだ、創業間もない頃、うちの母親が店番をしていた。お店に来てくれた人にお茶を出すのだけれど、お客さんが喜んでもらえるように、毎回茶柱が立つように工夫をしたお茶を出していたんだ。
そうすると、お客さんが演技が良いと喜んで商品をいつもより多めに買って言ってくれてた。それだけでなく、上機嫌でいるとその人が自分の店でも接客が上手くいき、売上が伸びた。
それが一人のお客様だけでなく、色んな人に起きるものだから、あの店に行くと縁起が良いと評判になったことで店が繁盛したんだ」と。
サービスとは相手を慮る気持ち
私がいつか一度お会いしたいと思っている方に「小山薫堂」さんがいらっしゃいます。
彼が著書の中で、「サービスとは相手を慮る気持ち」と表現をしていました。
先ほどの、スマイル0円や他社の事例を通して、改めてそのとおりだなぁと感じます。
ホテルに宿泊する時も、どんなに高級ホテルでも受付の方の対応一つで、受ける印象は全く異なります。
逆に、普通のビジネスホテルで、ホスピタリティ溢れるスタッフの方に出会うと、物凄く気持ちが晴れやかになります。
そこには、お金で測ることのできない「サービス」があります。
相手を慮る気持ち。
どんな状況にあっても、相手のことを考えられる人でいたいですね。
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・スマイルを0円で提供することの意味は、「0円でも提供できることがある」ということを明示していること。
・相手を喜ばせることにお金は必ずしも必要ではない。
・サービスとは相手を慮る気持ち
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