自宅と職場/学校以外の場所が必要?
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
毎日noteを書き続けて、今日で204日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,796日。
さて、本日のテーマは「自宅と職場/学校以外の場所が必要?」です。早速書いていきたいと思います。
サードプレイスとは何か?
サードプレイス。
おそらく、あんまり聞き慣れない言葉ではないでしょうか。
直訳すると、「第3の場所」です。
第3・・・、きっと第1、第2の場所がそれぞれあるはずですね。
ということで、ちょっと調べてみました。
サードプレイスとは、アメリカの都市社会学者であるレイ・オルデンバーグ(Ray Oldenburg)氏が1989年に発表した著書『The Great Good Place』内で提唱した言葉であり、自宅(ファーストプレイス)でも職場・学校(セカンドプレイス)でもない、自分にとって心地の良い時間を過ごせる第三の居場所という意味を持ちます。
出所)https://bizhint.jp/keyword/39276
なるほど。
・自宅=第1の場所
・職場/学校=第2の場所
・自分にとって居心地が良い場所=第3の場所
ということですね。
で、今日のテーマをなぜ、これに設定したのかというと、これからの時代はこの第3の場所というのが益々重要になってくるのではないかと考えているからです。
なぜ、サードプレイスが求められるのか?
では、なぜ、これから第3の場所が重要となってくるのでしょうか。
それには時代の流れということが大きく関係しています。
以前の記事でも書きましたが、時代は「個」の時代へと戻りつつあります。
「個」の時代では、一人ひとりが独立主体となっていきます。
ですが、逆説的に独立した人同士が緩やかに繋がる連合体というコミュニティができてきます。
なぜなら、人は一人でいる孤独には耐え難いからです。
今、サラリーマンで会社に出勤すると、誰かに会います。デスクに着いてから一言も周りの人と会話しないという人はいないと思います。
独立したらその会話というものがなくなります。
上司から守ってもらうようなこともなくなります。
これは、心理的に常に緊張している状態が続くということになります。
そんな状態ばかりが続くというストレス過多の状態は長くは続きません。
そこで、家でも会社でもない第3の場所というものが今よりもこれからは強く求められるようになるのではないかと思っています。
心理的安全が守られる場所
第3の場所の定義は冒頭にも書きましたが、絶対条件として「居心地が良い」場所ということです。
ところで、この「居心地の良さ」というのはどこから生じるんでしょうか?
結論を端的に述べますと、「心理的安全性」から生じると私は考えます。
心理的安全性ということを、噛み砕きますと、「等身大の自分を受け入れてくれること」です。
家族は色んな関係性がありますが、私も親の立場であるため、こどもたちのことは無条件で受け入れます。
どんな場合でも、です。
この安心感ということが、居心地の良さのベースだと思うんです。
逆に、この安心感がないと疑心暗鬼の状態で過ごすことになります。
そうなると、人との関係性を築くのも難しい・・。
職場では、仕事上で貢献することでという一定の条件が付くものの、周りの人は自分を受け入れてくれるでしょう。
ですが、利害関係があるため、なかなか本音で付き合える部分が少ないのも現実です。
家族も親にいつまでも頼ってばかりはいられません。親も相対的に老いていきます。
したがって、利害関係がなく、家族ではないけれど自分を受け入れてくれるコミュニティというのが、人生の中にあるのとないのでは安心感が違うと思うんです。
疑似家族の可能性
そういった第3の場所、コミュニティの一部を担ってきたのが、宗教ということなのかもしれません。
ですが、宗教は信仰とセットのため、同じ価値観を根底に持つということが前提になっている場合も多いと思います。
価値観はあくまで、一人ひとり違っても良い。
ただ、お互いがお互いのことを受け入れて、安心できる場所があれば良い。
そう思うんです。
私は糸島でシェアオフィス「糸島よかとこラボ」というコミュニティを運営しています。
今日もAM8時からコミュニティでの朝活があり、その後、皆で大掃除を一足早くやりました。
大掃除の後は、建物屋上で皆でカレーを食べました。
この糸島よかとこラボには、「サードプレイス」として感じてくれている関係者も多いようです。
オープンから1年以上が経ち、それぞれのキャラクターもお互いだんだん掴めてきました。
そのキャラクターの上で成り立つ、心理的安全性。
これが担保される場所って稀有だろうなぁ、と当事者ながら感じています。
もちろん私にとっても、サードプレイスです。
ただ、まだこの場所も発展途上です。これからも少しずつ、私もこの場所も成長していって、より多くの人の第3の場所になれたらと思っています。
よかったら、こちらから御覧ください↓↓
あなたにとっての第3の場所も見つかると良いですね(*^^*)
・・ということで、今日はここまでです!最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・サードプレイス=家、職場以外で自分にとって心地の良い時間を過ごせる第三の場所
・人は一人でいる孤独には耐え難いため、コミュニティが必要
・サードプレイスは、心理的安全を担保する場所。
<過去記事>