
ノープランでアメリカに行く-現地編④
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で867日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,133日。
今日は朝から快晴のシリコンバレー。天気が良いと気分も良いですね。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓
さて、本日のテーマは「ノープランでアメリカに行く-現地編④」です。早速書いていきたいと思います。
〈ダイジェスト〉
・サンフランシスコは金融も盛んな東京と似た大都会。
・AmazonGoはシンプル・イズ・ベストな設計
・AWS Startup Loftはハード面では他と大差ない。
・Salesforceが玄関から自由+緑豊かな雰囲気な点が抱いていたイメージと違って魅力的だった。
・Salesforceが運営している緑豊かなPublic空間は公共デザインの参考になる。
San Franciscoは大都会

朝目覚めると、外は快晴。
これぞ、西海岸というような清々しい空気。
今日はサンフランシスコのAmazon Go、AWS Startup Loftを中心としたAmazonDAY。
電車移動で東回りにオークランドを経由してサンフランシスコに向かう。

予定よりも早く電車来たなぁと思い、乗車すると、途中から違うルートに曲がる、、。
急いでかけ降り、逆車線に来た電車を走って追いかけ飛び乗る。
その後は元ルートで多少時間遅れるものの電車旅へ。
車内では黒人の女性が大声で電話相手にブチ切れて叫びモノを叩きまくる。
その斜め前では、白人カップルが仲良くラブラブしているという多様性の国アメリカ。
Milpitas駅にて乗り換え。
ここからはオークランド経由で1時間の電車旅。
貧富の差が激しいと言われる国、アメリカ。
確かにそんな気がする。
車窓を眺めていると、高層ビル群が終わったら、ダウンタウン。
家の造りも一般市民と富裕層、低所得者層で街並みから変わる。
日本は格差が広がったと言われるが、まだまだなのかもしれない。
そんなことを考えていると、あっという間にSan Francisco到着。

さすが世界のサンフランシスコ。
大都会。
まずはお目当てのAmazon関係から
とりあえず、まずはAmazon Goに行ってみよう。

入口でAmazonアプリをダウンロードしてタッチするように書いてある。

ダウンロード完了するも、日本→USの変更が上手くいかず、、。
と、思ったら、優しいおじさんがクレカでも行けるよ、と教えてくれた。
(入り口付近にガイドと警備役兼ねて座っているので、完璧な無人店舗ではない)

あら、なんだそりゃ。
でも有り難い。
これで無事に入店完了。
(最近、Apple Payばっかりだったので久しぶりにクレカ登場)
店内の商品は飲食料品がほとんど。
あとはお菓子類。

サンドウィッチとスタバのコーヒーを買って手に持って出ると自動で扉が開いた。
もちろん精算なんてない。
店内に人が留まることはなく、みんな入ったらお目当ての品物を手に取ってすぐ様出ていく。
日本のコンビニはATMや雑誌や諸々のサービスでコンビニエンスという価値を提供しているのに対して、Amazon Goでは飲食料品に絞ったシンプルな手早さという価値にフォーカスしている。
もしかしたら、今後Amazon Goも日本のコンビニにみたいになっていくのだろうか??

腹ごしらえを済ませ、近くにあるAmazonが運営しているAWS startup loft(以下、AWS)に向かう。
ちなみに、AWSはNewYorkとSan FranciscoとTokyoにあるスタートアップ向け支援プログラム提供も兼ねたコミュニティスペースです。
Googleナビに惑わされながらも何とか、AWS到着。中に入って受付の女性に見学の希望を伝える。

どうやら実際に利用するには細かい登録が必要なようだけれど、見学は特に不要とのこと。
特別にガイドをしてくれることに。
でも、めちゃくちゃ早口と感じるくらい流暢に説明をしてもらったので、理解度50%くらい。
基本的には、メンバーであればコワーキングスペースとカンファレンスルームを自由に使えるとのこと。



中にはキッチンエリアや、リラックスルームもあって、リフレッシュできそう。
飲み物もフリードリンク。
ハードのサービス面では日本に多くあるコワーキングスペースとそんなに大差はなさそう。
空間設計は開放的で洗練さとポップさが両立されていて心地よい感じ。
真価はソフト面にきっとあるんだろう、ということで案内終了。
Sales forceの意外な一面
その後、近くで目立っていたSales forceのタワーへ。


玄関からしてイメージと違って緑だらけ。
(日本ではロゴのイメージが強すぎなのと、Salesプッシュが強くて何となくネガティブな印象だった)
そして、なんと驚いたのが、Parkまで併設している点!
サンフランシスコのど真ん中の公共交通機関の乗り換え地点も兼ねて屋上にパブリックスペース。



社員はもちろん色んな人が訪れており、Publicスペースを考える上で大いに参考になりそう。
歩いているだけで気持ちが良い。
San Franciscoはどことなく東京に似ている。
そのまま歩いて、San Francisco内を散策。
金融関係の建物が多い印象。
坂道も多いし東京に似ているかな。
ビジネスセンターと書いてある建物を発見したのでふらっと入ってみる。
すると受付はないが人待ちしている女性が親切に声を掛けてくれた。
「どこかの企業に用があるの?」と。
私が仕事ではなくただ立ち寄っただけだという風に伝えると、そういうことね、と理解を示してもらう。
実は日本から来ていて、初めてサンフランシスコを歩いてて、という他愛のない会話をしていると、職業がデザイナーということを教えてくれた。
久しぶりに親切にされて話も色々としてくれたので、御礼にと日本で有名なチョコレートお菓子だけど持っていきませんか?
と、「たけのこの里」「きのこの山」を差し出す。
「それは大丈夫だわ、ありがとう。」と、女性。
それから少し会話をした後、その場を立ち去る。
しばらく歩いて、チャイナタウンを横目に歩いていると、日本語で「ラーメン」の文字を発見。
海外で見かける日本語の訴求力は凄いね。

「・・地雷かも?」と思いながらも入店。
頼んだのは濃厚とんこつラーメン。
味はノーコメントで、、。
ベタな観光スポット「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」へ。
気分が観光に傾いた所で、どうせだったら、ベタな観光名所も抑えておこうということでゴールデン・ゲート・ブリッジへ。
ちょっと離れた所まで行くにはUberが便利。
今回、迎えに来てくれたのは、プリウスに乗った若いスパニッシュの兄ちゃん。
信号無視していくし運転荒いしで、ちょっと大変。
でも、Uberがチップを進めてくるから払わないわけにはいかない雰囲気なのは何だか。。
さて、無事に目的地着きました。
他の観光客の方も多く、THE 観光という感じですね。

確かに、キレイではあるのですが、福岡在住の私にとっては、本州と九州をつなぐ関門海峡大橋と重なり、ちょっと感動が薄い。
橋も歩いて渡れるとのことだったので、中心地まで歩いた所から改めてサンフランシスコを眺める。

サンフランシスコの街並みが綺麗に見えましたが、それにしても、自然と都会のコントラストが強い街ですね。
とりあえず、景色を堪能してお土産手に入れて帰りはバスで帰路へ。
夕方のサンフランシスコは少し変化が。
そういえば、写真撮り忘れたけれど、BIRDとは違う電動キックボードや電動自転車のシェアサービスがあちこちに。
そして、シェアではなく自前の電動キックボードのスピードが桁違いに早い。おそらく時速60kmくらいで走ってる。
いきなり横から現れるから街中でそのスピードはワイルドスピードだろ〜。
あ、変化の話から脱線してました。
変化に関してですが、夕方になってくると光と闇で言う所の闇の部分が見えてくる。
ホームレスも割といるし、薬の売人のような人や柄が悪い人もチラホラ。
日が暮れて一人歩きて通り間違えたら、危険な感じかな。
(知らなかったけれど、後で調べるとテンダーロインというサンフランシスコで一番危険なエリアと書いてあった所をちょうど通っていたらしい。なるほど。)
そして、ここでAmazonGoのシンプルさの理由が頭で繋がる。
もしかしたら、AmazonGoのシンプルさはそういう理由なのか。
つまり、治安が悪い場所の近くで有人販売だと万引や強盗リスクが伴う。
だから、無人販売でシンプルな対応にしているのかな?
そのまま、帰りも、同じ電車に乗るために一旦地下へ。
夕暮れ時のSan Franciscoに、さようなら。
電車の中ではちょうど日本時間でAMということもあり、日本の仕事に対応。
集中していたら、降りる場所を乗り過ごしかけるも何とかセーフ。
滞在先に帰ってきたのが現地時間19時くらいなので、夕飯を食べることに。
AmazonGoで買った特大サンドウィッチの残りで夕食も無事終了。
今日の一日の回想をしていると、重大ミスに気づく。
帰りの電車乗り場のすぐ近くだったのに、間もなく電車が来るということで行こうと思っていたTwitterとMicrosoftのオフィスのことを忘れてた、、。
そして、もう一つ。
あのビジネスセンターで親切にしてくれたデザイナーの女性に対して。
なぜ、私は、「たけのこの里」と「きのこの山」を渡す選択をしたのか?
日本でも初対面の外国人からいきなり訳のわからないお菓子を手渡しされて嬉しいと思う人もいないだろう。
しかも、カバンの中には糸島の画家の方が書いたキレイな風景画ポストカードがあったではないか、、と。
それを渡していたら、糸島や福岡にも興味持ってもらえたかもしれないじゃないか・・。
つづく。