Equanimity～怒りを捨てる素直なアイムソーリー～

昨夜、突然、腹が立ちました。
怒りが込み上げ、胸が苦しくなり
呼吸は浅くなっていました

怒りは自分の身体の中に、毒蛇を放つようなもの
血液は濁り
大変によくありません

そんなことは知っていますとも
しかし、私も未熟な身
恥ずかしながら怒りの中におりました。

怒りの対象者の顔が浮かぶたびに
何かにぶつけたい感情が沸き起こります
心臓の鼓動は速くなります
呼吸は浅くなり筋肉は硬直する

私は怒っていました
お前たちのせいだ
自分はどうせ悪者だ
悔しい苦しい悲しい

眠れたものじゃありません
だってベッドの中に毒蛇がいる
安心して眠れません

しばらく葛藤しながら
怒りとともに
そんな自分の感情とともに仕方なくおりました

そして、気づいたのです
自分のせいだ

自分のせい
その言葉を呟いてみました

その瞬間、毒蛇は消えました
怒りは消え去ったのです

急に肺は膨らみ
呼吸が出来るようになりました
心臓は落ち着きを取り戻しました

自分のせい
自分の責任にしてみたのです

真実かどうかは知りません
ただ自分のせいにしてみた

自然と相手への謝罪の気持ちが芽生えました
ごめんなさい
私が悪かった

どうしようもない世界が
自分の責任において創作できる
自由で無制限の世界に変わったのです

仏教でいう愛は慈悲喜捨だと知ってはいました
捨は許しであり謝ることでもあります
しかし体感しその思考と感情の運動を観察し
自分の言葉で超えたのは初めての体験かもしれません

素直にアイムソーリー
そのためには自分のせいにしてみる勇気も必要かもしれませんね
言葉で作った怒りなら
言葉で作りかえることもできるのですね

今日は自分のことばかりでアイムソーリー
では、また明日。