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大山ジビエ工房潜入レポ~略して"エモボ" vol.3~

ジビエ解体施設で、どんな風にいのししは捌かれてるんだろう?
そもそもどんな施設なんだろう?
どのような過程を踏んで、我々消費者に届けられるんだろう?
・・・生の解体現場にドキドキしながら、現地に潜入してみました!

今回の鳥取エモボックスに入っている、旨味たっぷりのいのしし肉。
独特な臭みがなくて食べやすい、お肉の秘密に迫ります!

※途中、いのしし解体場面の写真が入りますので、苦手な方は閲覧をお控えください。

いざ潜入!

やってきたのは、大山の山腹と山麓の中間あたりに存在する、大山ジビエ工房(大山町獣肉解体処理施設)。

▼大山ジビエ工房 Facebook

あたりは山の生き物がわらわらいそうな森でいっぱい

大山町の施設であり、委託管理を受けた大山ジビエ振興会が運営しています。現在は13人の猟師のメンバーが所属しておられるそうです。

大山ジビエ工房さんならではのポイント

ジビエ解体処理施設としては珍しく、以下のようなことを行っています。

・一般向けにもいのししの解体を見せる
・血抜きの方法も見せる
・県の研修も受け入れる

また、大きな工場ではできない、少量パックも作成しています。
主婦目線を入れた「買いたいと思える商品作り」も大山ジビエ工房ならでは。

捕ったいのしし1つ1つに個体番号が付与されています。捕獲から食肉加工・出荷までの個体情報を記録・管理するためで、何かあった場合は追跡が可能。安全性もバッチリ!

通常は、いのししを仕留めた後は軽トラに乗せて運搬する作業が必要ですが、大山ジビエ工房では、罠にいのししがかかったと連絡を受けると、工房のメンバーが定めた基準を元に止め刺しを行います。
また、工房までいのししを運んでくれます。
大山町だけでなく、大山周辺のいのししを受け入れており、猟師の担い手促進の一助にもなっているのです。

いのししが解体されるまで

大山ジビエ工房では、いのししはこんな感じに解体されます。

いのししを止め刺す→1h以内に大山ジビエ工房へ運ぶ→内蔵を取り除き、血抜き・皮剥ぎを行う→数日間冷蔵庫で保管→解体

おいしさのポイントは
・止め刺ししていかに早く工房へ運ぶか(スピード勝負!)
・数日間寝かせる(寝かせることで旨味が出る!)
・血抜きをうまく行う(これは匠の技ですね!)

だそうです!

テキパキと大きないのししを解体していきます
眼でみて指先でみて、捌いていきます。これもおいしさの秘密!

また、急速冷凍にかけるので解凍後のドリップが出にくいのもポイント。
スライス後の商品は、ふるさと納税や大山町の学校給食、道の駅、飲食店に届けられます。

ひと手間ひと手間がおいしさのコツ
金属が混入していないかを調べる機械も完備。
作業前にはテスターを使い、動作確認もされています。安心して食べられますね!

旨味たっぷりなお肉、いかがですか?

今回のエモボのお肉は、モモとロース!

普段馴染みがない分、最初はハードルがあるかもしれませんが、食べてみるとそのおいしさに取り憑かれること間違いなし!

とはいえ、「どんな風に食べたらいいの?」と思った方も多いのでは?
様々ないのしし肉アレンジの模様もレポートしているので、こちらもぜひ参照してみてください♪

秋深まる今日この頃。あったかいお鍋は至福のひと時・・・
旨さ・安全性満点のいのしし肉をこの機会にご堪能ください!

▼匠の技術で捌かれた、いのしし肉が入った”鳥取エモボックス”のご購入はコチラから


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