24.給食は牛乳!
Moi!
どうも、お久しぶりです。
彼女の弟に身長を越されてから「小中学校の頃に給食でもっと牛乳飲んでおけば良かったな…」(僕190cm、彼女の弟195cm)と思い耽ってる今日この頃。欠席者が出た日の給食では揚げパンジャンケンと牛乳ジャンケンは毎回参加してたのに…
と、ここで思ったのが
「ん?待て待て。なんでたくさん牛乳飲む=身長が伸びるってことになるんだ?」
一昨年のシーズンから栄養学などを独学する様になってその中でカルシウムの話が出てきたのですが、骨を強化する作用はあっても成長させる作用はないと言う文献を発見しました。よく小さい頃に「牛乳いっぱい飲めば身長伸びるよー」などと言われてきましたが、この歳になってその事を知り自分の食について疑問を持つようになりました。
と、言うことで今回は僕の食への取り組みを少し紹介したいと思います。最後まで読んで頂けると嬉しいです!
・ペスカタリアン
そのように自分の食について疑問を持ってからですが、スマホのアプリで毎日何を食べたかを記録し、体重に変化はないか、アイスホッケーのパフォーマンスはどうか、など違う方面から自分の身体と向き合い、食を改善するようにしてきました。そんな中、昨シーズンの中盤辺りに自分の身体に合うスタイルを発見!体重は後々少し落ちたものの、そこからそのシーズンの終わりまで氷上で波の少ない一貫したパフォーマンスレベルを発揮出来ました。「え!食生活でそんなに変わる?」と思われるかもしれません。はい、変わります。
僕に合った食事スタイルはペスコタリアン。いわゆる、菜食+魚介類しか食べないと言うことです。牛肉、豚肉、鶏肉は食べません。
ここで、「アスリートってタンパク質必要なんでしょ?お肉食べなくて大丈夫なの?」と思われる方々へ。僕の主なタンパク質源は魚介類から取れるタンパク質+植物性タンパク質です。小さい頃からもともと肉よりも魚が好きだったのもあると思いますが、この食事スタイルに変更する時に抵抗感はありませんでした。
ぺスコタリアンとは、要するに魚も食べる菜食主義者のこと。せっかくなので他の菜食主義も紹介させてもらうと、
ヴィーガン(Vegan)「完全菜食主義者」
ラクトベジタリアン ( lacto vegetarian)「完全菜食+乳製品」
オボベジタリアン (ovo vegetarian)「完全菜食+卵」
ペスコタリアン (pescetarian)「お肉以外」
セミベジタリアン(Semi-Vegetarian)「場合によっては肉も食べる」
他にも五葷など色々あるので興味のある方はググってみてください!
・苦労した事
食事のスタイルを変える事自体に抵抗感はなくても、困ることはあります。なんと言っても一年前にペスコタリアンになったばかりの時。いざ、買い物に行くと何を買えばいいのか迷ったり(基本的にタンパク質)、ヴィーガンの友達にオススメの食材を教えてもらって最寄りのスーパーに行ってもその品が売られてなかったり…それも今となっては買うべき物もわかりますし、魚以外にもヴィーガン食材の品揃えが良くなってきたので何不自由なく暮らせています:)
それよりも困る、と言うよりも順応するのが難しかったのが遠征先や親しい人達と食事をする時です。基本、遠征だとホテルでの食事か試合後に相手チームのスポンサーなどが食事を提供してくれます。ほとんどのチームは遠征前に食事の要望を聞いてくれるのですが、地方のチーム程食事の選択肢が少なく時には選択肢が一つしかない時もあります。その場合、お肉がメイン。
彼女の実家で家族全員で料理を食べる時は、基本グリルで焼いたものが多く、そこでもお肉がメインです。
・臨機応変
だったら事前に伝えておけばいいのでは?と思われますが、この場合、僕は出された物をありがたく食べさせてもらう様に心掛けてます。もちろん、アスリートであって食事のスタイルが確立したのであれば、それを貫くべきでは?という声もあるかと思います。ですが、パフォーマンス以上に僕にとって食事とは思いのやりとりであり、大切なコミュニケーションの場であると考えてます。自分の価値観を他人に押し付けたくはないですし、況してや食ともなるとライフスタイルの一部なので、急に「あ、俺肉は食べないんっすよ」なんて失礼な事したくはありません。
僕の考えですが、「臨機応変に!食事は楽しく食べるのが一番!」だと思っています。日本帰ったら普通にしゃぶしゃぶ食べたいですしね:)
・最後に
と、こんな感じで「給食は牛乳!」と題して、僕の食事について書かせてもらいましたが、いかがでしたでしょうか?日本人は元々ぺスコトリアンでお肉を食べ出したのは明治時代に入ってかららしいです!驚き!世界的にもヴィーガンやベジタリアンの人が増えてる今日この頃。是非、皆さんもいろんな食事スタイルを試してみてはどうでしょうか?
それでは、Nähdään!
T.Shuma