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北海道にあるぶっ飛んだ牧場に行ったら、地域のことがもっと好きになった話。【人口4000人の町でインターンをする大学生の話_10日目】


今日やったこと

続々商品開発

今日は商品開発チームだけめぐみ水産に出社。冬の厚真チームはヒアリングに出かけました。写真は商品開発チームが作ったビスク。

実は前日の帰り道でビスクはそこまで味が美味しくなかったと聞いていました。ですが、帰宅後めぐみ水産の佐々木さんから電話が。「時間が経って冷やして食べたら美味しかったよ」とのこと。

今朝、出社してみて試食してみたら味が昨日と全然違ったみたい。自分も試食させてもらったんですけど、味が染みてて美味しかったです。2日目のカレー理論。

ヒアリング・観光協会

今日は冬の厚真チームは観光協会にインタビュー。厚真町の全体像を理解して、ある程度方針を立ててみてからの聞き取り。厚真町の観光業が向き合わないといけない課題についてお聞きすることができました。

やってみようとしてたこと、実は誰かがやってたり。実はそんなに需要がなかったり。

課題に当たることが多いプロジェクトですけど確実に前に進んでるとは思ってます。

視察:GoodGood株式会社

昨日、とけ邸にきてくださったご縁にあやかり、本日はGOODGOOD株式会社さんの牧場にお伺いしました。厚真町に来たのであれば絶対に行きたい場所の一つ。

GOOD GOOD MEATとは

こんにちは。GOOD GOOD MEAT (グッドグッドミート)です。
お肉が好きで好きでたまらない、様々な分野の経営者(金融、IT、アパレル、貿易、畜産、食肉etc..)たちが集まり、2017年に創業した循環型畜産ベンチャーです。「自分たちが食べたい」「家族にも食べさせたい」を基準にし、【世界中の透明性の高い牧場へ自ら足を運びセレクトしてきたお肉】や、【北海道や九州の国内自社牧場で自ら責任を負って生産したお肉】を一貫形式で販売しています。「真に美味しいお肉」を正義として、生産・加工・卸売・精肉店・飲食店をすべて自社でワンストップ経営。僕たちの強みは【牧草牛】や【放牧豚】で、大好きなお肉が100年後にも食べられるように持続可能な畜産を展開しています。

GOOD GOOD NEWSより参照

私たちが目指すお肉
何かと問題を指摘されることの多い番産業界。いっぽう、まだまだ欠かすことのできないのも事実。ならば、私たちは、生産・加工・卸売・小売までを一貫経営する SPA(製造小売)とし、業界の伝統とノウハウを活かしながら新しい番産のあり方を拓きます。
業界自由度を高めることで、食種問題・環境問題・動物福祉の問題・畜産の情報開示の問題等に向き合い、世界基準に適応した次世代の日本の番産、サーキュラアグリエコノミー(通環型畜産 SPA)を実装し、社会課題に向き合います。
畜産業界とその食材をご利用いただく皆様をつなげるのが、私たちのお店やECサイトです。

GOOD GOOD NEWSより参照

あの山と空の境界線までがうちの牧場です。

 牧場は本当に広い。200haの広大な土地。ディズニーランドで表すと四個分。東京ドームだと40個分。要は、訳がわからないほど大きいです。

「あの山と空の境界線までがうちの牧場です。」

案内してくださった金丸さんからお伝えいただいた一言。山と空の境界線…?訳がわからないほど大きすぎます。

牧場は広すぎるだけでなく、自然にやさしすぎる作りになっています。牧場まで続く道もできるだけ自然を壊さないように作られており、道も舗装されてないです。人が通らなくなったあとしっかり森として復活できように工夫されています。レンタカーでは通れる道ではないので金丸さんのお車でご案内いただました。

写真では伝わらない厚真

ここはこれから牧場・宿泊所として利用される予定の土地。めちゃめちゃ広い。奥に見えるのが厚真町の景色。こうやってみると厚真町に置いて山・森がどれだけ基盤になっているのかがわかります。

ここの芝生は3種類の芝生を育てて持続可能な牧草が育つ牧場とのこと。

山と海は繋がっている。

誰もが一度は聞いたことがある言葉だと思いますが、厚真ほどそのことを実感できる場所は日本中探してもなかなかないのではと思うほど自然のつながりを感じることができる場所。

ちなみにカーナビは真っ白です。

元ゴルフ場

ここはGOOD GOODさんの牧場の一つ。実はここ、元ゴルフ場なのです。その建物をそのまま有効活用した素敵な場所。こういうコンクリート剥き出しの施設はワクワクする。

中にはソファーだったりフォトスポットだったり。素敵すぎる空間が広がってます。

まるで本当に絵のような景色が広がってるんです。

ここはキャリーの車を置くはずだった場所。今は会社の車や冬用のスノーモービルを置いているとのこと。

別の角度から見るとこんな感じ。

自然に優しすぎる牧場

自然に優しすぎるこの牧場。なんと野生の鹿がたくさんいます。

みてください。この鹿の群れ。これ、飼っている訳じゃなくて野生なんです。しかもこの地域は狩猟禁止区域に指定されており、鹿を驚かすこともしていないとのこと。それ故、人間が近づいても全然逃げないんです。奈良の鹿は例外ですが普通鹿は人から逃げるんです。

鹿の中にはGPS信号機をぶら下げている鹿さんもいます。個体管理の目的でつけている個体があるとのこと。このGPS日が経つと自然と分解され分離される仕組みにもなってるとのこと。

どれほど地球に優しすぎるんだ。

その後は施設にご案内させていただきお話をお聞きしました。

2025年にプレオープン。グランドオープンは100年後の2125年。壮大すぎる自然を目の前に壮大すぎるビジョン。こんなぶっ飛んだ会社を見れてしまう。GOOD GOODさんが魅力的なのは大前提として、こんなすごい会社を見学させてもらって詳しくお話も聞けちゃう。これこそが地方の魅力すぎる。

散策・厚真

その後は家に帰り近くを散策

近所の自家製酵母の素敵なパン屋さん

近所でやっていた祭り

面談 2

今日は残りの2人の面談。

最後の時間は自分の相談もさせてもらったり。

時間が限られてる期間でどうプロジェクトを進めるのか、しっかり確認しないと。

今日のご飯

豚丼

今日の気づき

給料は麻薬らしい。

写真とタイトルは関係ないです。

今日は厚真町に来ることでしか感じることができないものをたくさん感じ取った1日。やっぱ厚真町好きだなぁ。みんな生き生きしているというか、みんなにちゃんと役割があってそれがしっかり地域・社会に貢献されてるって実感できる。

貢献できない仕事なんてないと思うけど、地域だと自分のコミットがしっかり見える。というか、やらないと誰もやらないから何も進まないってのが顕著に見えすぎてしまう。

そんなことを考えていたら、フィッシャーマン・ジャパンの光聖さんからマークザッカーバーグの言葉から一言

給料は麻薬

らしい。大きいとこに行くと自分の能力以上の給料をもらってなかなか辞めるとか、踏み出す勇気が出ないとのこと。

とは言っても、地域で飛び込むには少し勇気がいる。とある地域の地域おこし協力隊の給料は15万にも満たない額からスタート。

僕が大学1年生の頃にやってた時給1250円の楽天モバイルのバイトの方が稼げてしまう。

地域おこし協力隊も3年だけの制度。そこからあとは起業するしかないよなぁ。


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