多くて大変!空き家になった実家の維持管理でやるべきこと7選
皆さん、こんばんは!
配偶者に先立たれてひとり暮らしとなった親御さんが
最近介護施設に入ってしまい、
「実家が空き家になってしまったけど、とりあえず
何をしておけばいいの?」
というお悩みのお子様達のために、今回は
「空き家になった実家の維持管理でやるべきこと」
というお話をしたいと思います。
今後どうするか決まっていなくてもまずは維持管理が必要不可欠
実家が空き家になった場合、定期的な維持管理が必要不可欠です。
今後空き家となった実家をどうするか決める前に、
とりあえず維持管理を検討しましょう。
放置すると建物の劣化が進むだけでなく、防犯上のリスクも
高まってしまいます。
空き家となった実家の維持管理でやるべきことは大きくわけて7つ
ほどあります。
1. 空気の入れ替え・通水をする
2. 簡単な室内の清掃をする
3. 天井のシミなど雨漏りのチェックをする
4. 冬場に備えて水道管の水抜きをする
5. 外壁の劣化具合や雨樋の破損個所をチェックする
6. 庭木の状態をチェック、雑草の草刈り、庭の清掃をする
7. ポストに溜まっている郵便物の管理をする
結構やることが多いですね…。
なぜ空き家の維持管理が重要なのか
なぜ空き家の維持管理が重要なのでしょうか。
それは以下の3つの理由があります
1. 建物の資産価値を維持するため
2. 近隣への迷惑を防ぐため
3. 将来の相続や売却に備えるため
空き家の維持管理は「必要な状況になったらまとめて行う」
ということができません。
これら3つの理由があるために、定期的に必死で維持管理を行う
必要があります。
具体的にどのような維持管理が必要なのか
それでは、実際にどのような維持管理が必要なのか、
7つのポイントを具体的にご紹介します。
1. 定期的な空気の入れ替えと通水
住む人がいなくなると、室内の空気が淀んでしまいます。
カビの発生や建材の劣化を防ぐために、月1回程度は窓を開けて
空気を入れ替えましょう。
また、水道管や排水管に水を流すことで、配管の詰まりを防ぐ
ことができます。
2. 室内の清掃
空き家は人が住んでいないため、埃が堆積しやすくなります。
床や家具の上など、目につく場所だけでも簡単な掃除をすることで、
建物の傷みを防ぐことができます。
特に和室は畳のカビ防止のため、定期的な清掃が重要です。
3. 雨漏りのチェック
天井のシミや、押入れの中のシミは要注意です。
放置すると建物の構造に影響を与える可能性があるため、
早期発見・早期対応が必要です。
特に雨の後は注意深くチェックしましょう。
4. 冬場の水道管対策
寒冷地では、冬場の凍結による水道管破裂が深刻な問題となります。
冬季を前に必ず水抜きを行い、破損を防止しましょう。
水道管が破裂すると、高額な修理費用が必要になる可能性があります。
5. 外壁・雨樋の点検
建物の外回りも重要なチェックポイントです。
外壁の亀裂や雨樋の破損は、建物内部への雨水侵入の原因となります。
定期的な点検で異常を発見したら、専門家に相談することをお勧めします。
6. 庭の管理
空き家の庭は近隣からも目につきやすい場所です。
雑草が伸び放題になったり、庭木が隣地にはみ出したりすると、
ご近所トラブルの原因になりかねません。
季節に応じた草刈りや剪定を行いましょう。
7. 郵便物の管理
ポストに郵便物が溜まっていると、空き家であることが一目で
分かってしまいます。
これは防犯上、非常に危険です!
郵便物は定期的に回収するか、転送サービスの利用をお勧めします。
定期的な空き家の維持管理は面倒でもとても重要
空き家の維持管理は、一見面倒に感じるかもしれません。
しかし、定期的なメンテナンスを行うことで、将来的な大きな問題を
未然に防ぐことができます。
また、遠方に住んでいて頻繁な訪問が難しい場合は、「空き家管理サービス」の利用も検討してみましょう。
空き家の維持管理は、建物を守るだけでなく、地域コミュニティの一員
としての責任でもあります。
この記事で紹介した7つのポイントを参考に、
皆さんのご実家も適切な維持管理を心がけていただけるようになれば
嬉しいです!
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