見出し画像

「ソバーキュリアス」ってご存知ですか?

 筆者は数年前までがんがんお酒、とくにビールを飲んでいましたが、なんとなくやめました。
 コロナの影響が大きかったように思います。
 元々家で晩酌するということはあまりしなかったため、集まって飲んでしゃべるという機会がなかったら自然とアルコールを摂取しなくなります。
 で、そのまま世の中が元に戻った後も、なんとなく飲み会などは理由をつけて断るようにしてましたし、どうしても出ないといけない酒席でもノンアルビールやソフトドリンクですませてました。
 ネットニュースを読んでいて、たまたまそんなスタイルのことを「ソバーキュリアス」というらしいことを今日はじめて知りました。

ソバーキュリアスは2019年ごろから欧米の若者層を中心に広まり始めた言葉と言われています。「ソバー(sober)」はシラフ、「キュリアス(curious)」は好奇心を意味した単語が組み合わさったもので、ソバーキュリアスが指すものとしては、「体質や環境的にお酒を飲むことは出来るけど、あえて飲まないライフスタイル」を追求している人たちと言えるでしょう。お酒を全く飲まなくする、あるいは飲む量を減らすことがソバーキュリアスの行動と言えます。

https://www.dragee.co.jp/winepark/sober-curious/

 ビールは美味いです。
 とくに暑いときの1杯目とか最高です。
 日本の大手メーカのビールだけでなく、クラフトビールや、ベルギービールなどの海外のビールも好きで、もうビールだけでいいくらいのビール党でした。
 また、「お酒の場」も好きで、ビールを飲みながら旨いものを食べて、どうでもいい話をだらだらやっているのが楽しかったのです。

 でも、コロナで一度そういう機会が消滅し、新しいライフスタイルが確立すると筆者の場合はもう入れ込む余地がなくなりました。
 こういう方って多いんじゃないでしょうか?

 ソバーキュリアスの理由としては、経済的な事情や健康面によるもの、コスパやタイパの重視を考えてなどがあるようです。
 筆者の場合は、これまであまり理由とか考えずやってましたが、一番大きな理由はタイパだと思います。
 タイパといっても、お酒の場にいる時間が無駄だと思うわけではなく、帰るタイミングを逃して夜更かししてしまったり、翌日まで無駄にだらだら過ごしたりしがちであるため、下手したら1日半くらい無駄になってしまうことが本当にもったいないのです。

 じゃあ、翌日に影響が残らないくらいにセーブして飲んだり、年に何度かくらいはハメ外して飲んでもいいのではとも思うのですが、セーブして飲めるほど器用ではなく、年に何度かの機会をどれを断ってどれに行くかの線引きを決めるのが面倒で結局基本全部断って、行っても飲まないという天然「ソバーキュリアス」を貫いています。

 そのソバーキュリアスにとって辛いのがこれからの忘年会シーズン
 みんなよかれと思って誘ってくれるので断るのが申し訳なく、お店をやっている知り合いも大勢いるので心苦しい限りです・・・

 そんなわけで、かわりと言ってはなんですが、落ち着いた頃に本当に話したい友人とはサシで食事に行ったり、知り合いのお店には家族で食べに行ったりしてバランスをとっているつもりです。

 ああ!私も「ソバーキュリアス」です!という方、うまいお誘いの断り方があれば教えてください〜


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集