【恋せぬふたり第8話(最終回)感想】
西田尚美さん演じる咲子さんの母の「良い人が見つかって結婚して子どもを産んでほしいって思ってる。でも、恋愛抜きの家族で幸せになってほしいとも思ってる。」って感じのニュアンス。
人の想いっていうのは決して一面だけで表せるものじゃなくて、相反するものが同時に存在してたりする
中盤の咲子さん
「別々に暮らしても家族でなくなるわけじゃない」「独りじゃない」「両方どりしちゃえばいい」
そうなんだよね、AorBどっちにしなきゃいけないなんてことないし、両方を叶えられる方法を探せばいいんだって、あらためて教えてくれた...。
しばられないセクシャリティで生きているつもりでも、知らず知らずのうちにしばられていることもあるんだね。。
なんでも(仮)で、ダメだったらその時に決めればいい。「That was That = あの時はあの時」(笑顔のまんまにそんな歌詞があったな)
持続可能じゃないかもしれないから(仮)なんだもんね...。Bestだったら自然と持続可能になるし、そうじゃなければ持続可能である必要はない。
咲子さんにとって、そして高橋さんにとって...離れている家族・味方がいるありがたさがあるんだろうな〜
そして、かずくんさんの「理解しようとする」姿勢。これがとっても大切だと思ってる。受け入れられないこと、受け止めきれないこと、認めがたいこと、理解に苦しむこと...いっぱいあるけど、他者に寄り添って「理解しようとする」こと。苦しむ当事者にとってこれがどれだけありがたいか。。
もう1つ
このドラマで「話してもいいですか?」「頭整理していいですか?」「自分語りしていいですか?」などと聞くのがすごく好きだった。話す前のワンクッション。心の準備ができる一言。「こんな感じの話をしようと思ってるんですけど、その話を聴ける心の余裕はありますか?」というニュアンスだと思っている。受け取れる、受け止める、聴ける...そんな余裕が心にあるかどうかを相手に確認する作業。私もできるだけそうありたいと心がけています。
もう1度初回から見ようかな...
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