4年前にお見送りされたダイニーに今入社した3つの理由
はじめまして!
7月からダイニーのプロダクトマネージャー(以下PdM)として入社したHinoshitaです。
ダイニーは5社目になるのですが、これまでは
メルカリ(ソウゾウ/メルペイ)
地域コミュニティアプリ「メルカリ アッテ」
即時買取サービス「メルカリNOW」
スマホ決済サービス「メルペイ」
favy
グルメメディア「favy」
menu
デリバリー&テイクアウトアプリ「menu」
トレタ
予約台帳サービス「トレタ」
モバイルメニュー「トレタO/X」
AI電話予約サービス「トレタ予約番・AIるすでん」
と、飲食店向けのサービスに多く携わってきました。
プライベートでも通算1800軒超は訪問しているくらい、外食と飲食店が好きです。
「スーパーモバイルオーダーPOS」のダイニーにも、4年前の時点で出会っていたのですが、その時は本選考前でまさかのお見送りになってしまいました。。。
そんな自分が「なぜ今?ダイニーに入社したのか?」をお話しします!
ダイニーとの出会いと別れ 〜本選考前でまさかのお見送り〜
今を遡ること4年前、世界中がコロナ真っ只中の2020年8月。
某キャリアSNS上で社長の山田(以下maoさん)からスカウトメッセージが!
当時のダイニーはまだ社員数名の超スタートアップ。
今や至る所で見かけるようになりましたが、まだまだモバイルオーダー自体が認知されていない時代でした。
それでも大好きな飲食店向けのサービスであり、新しいもの好きな自分はすぐに返信しました。
maoさんとのカジュアル面談後、2度目はCTOの大友(以下otomoさん)を交え、ダイニー加盟店で会食しました。そこでは飲食業界を取り巻く環境や、自分たちの考えや思いを語り合いました。
会食後、また連絡しますと言われ本選考の連絡を待っていると、後日届いたメッセージにはまさかの「お見送り」の文字が。。。
残念ではあったものの、自分にとっても一定腑に落ちる理由だったので、その時は「お互い頑張りましょう!」で終わりました。
その後は、狭い業界にも関わらず特段接点はありませんでした。
ダイニーとの再会 〜4年後に社長から届いたメッセージ〜
時は流れて2024年5月。Facebookに投稿した退職ポストを見たmaoさんからメッセージが!
4年ぶりのメッセージに驚きつつ、色々あってまだ次の転職先を決めていなかったので、まずはお話を伺うことに。
ただ、この時点では「久しぶりにmaoさんと情報交換出来るの楽しみだな〜」くらいの気持ち。
ここ数年、飲食店でダイニーのモバイルオーダーを触ることは数多くありましたが、会社が今どうなっているのか興味の方が大きかったです。
4年ぶりの再会の雑談から始まり、事業と会社の説明に入ると、
「4年前とは大きく状況が変わった。モバイルオーダーの会社から飲食店の業務全般を支えるサービスになろうとしている。良かったら選考を受けてほしい」とのお誘いが。
前職で一時期モバイルオーダー事業に携わっていたこともあり、競合となるダイニーへの転職はこの時点で全く考えていませんでした。なので、
「前職に恩も愛もあるのでダイニーに入るのは気が引ける」と本音を伝えると、
「その時は僕が(前職の)社長に直接ご説明します」ときっぱり言い切ってくれました。
そこまで言って誘ってくれるのであれば、内定が出てから考えようと思い選考へ進むことを決心。
(ちなみに内定後にはきっちり約束を果たしてくれました!)
選考の思い出 〜面食らったワークサンプル〜
本選考は大きく2つでした。(※あくまで自分のケースです)
1.CTOのotomoさんと面接
(+ 納会へゲスト参加)
2.ワークサンプル
特に印象に残っているのはワークサンプル。
本社へ到着すると、会議室には担当HRとotomoさん、さらにTech Lead, Designer, PdMが。人多いな。
お題は「今後のプロダクト拡大を見越して、どのような打ち手が必要か、各メンバーから情報を引き出しつつ、議論のファシリテーションをしながら1.5時間以内でまとめてください」という内容。
こういう選考は初めてだったので戸惑いつつも、ここまで来たらやるしかないので全力でトライ。
ワークサンプル終了から2時間後、メールで内定連絡を頂いた時は、近所の居酒屋で1人ガッツポーズしました。
入社を決めた理由
そろそろタイトルを回収せねば。
「なぜ今?ダイニーに入社したのか?」ですが、理由は大きく3つあります。
【プロダクト】50年変わらない飲食業界を変える可能性を感じた
冒頭の通り、今まで様々な飲食店向けのサービスを見てきました。
ただ個々のサービスは素晴らしい一方で、レガシーなサービスを中心に設計されていることや、サービス同士の情報連携が希薄なために、飲食店は機能ごとに使い分けなければならないのはどれも同じでした。
飲食店が好きでこの業界にいるのに、統一されず無数に存在するサービスによって飲食店を苦しめている面もあることが引っかかており、「本当にこれらのサービスは飲食業界のためになっているのか?」と思い始めていました。
そんな時にmaoさんから、「ダイニーはモバイルオーダーPOSからCRM、今後はFinance・HR事業と広げていき、すべての飲食店の総合インフラを目指している」という構想を聞き、自分の中のモヤモヤがワクワクに変わったのを感じたのと、周辺環境を含め50年変わらない飲食業界を変えられる唯一のプロダクトになりうると感じました。
【組織】社員の空気と会社のカルチャーがとても良かった
今まで数社見てきて、「何を作るか」も大事だが「誰と作るか」はもっと大事だと年々感じるようになりました。
最終選考前に毎月開催されている納会にゲスト参加させてもらったのですが、納会前半の事業進捗の発表では、各チームの前月の成果を部門長がワイワイと讃えたり、それを受けて参加者も声を上げてみんなで盛り上げたり、とても良い空気感だなと思いました。
納会後半の飲み会では、どうしたらいいか分からずぼーっとしていると、太陽のような笑顔でダイニーキャッシュレス責任者のmatsu-takさんが「話したいです!」って話しかけに来てくれたのがすごく嬉しかった。
その後はTech Leadや他のPdMを呼んできてくれて、入社後に一緒に働くことになる方と事前に話せたことは、緊張しつつも安心して最終選考に臨むことができた理由の一つになりました。
また、maoさんをはじめ、プロダクトの中心メンバーにメルカリ出身が何人もいたため、カルチャーフィットに不安が無かったのも大きかったですね。
【オファー内容】今自分を必要としている理由が明確だった
オファー面談時にotomoさんからオファーレターを読み上げていただいたのですが、その中には「なぜ仲間になって欲しいのか」 = どんな部分を評価したのか が記されていました。
オファーレターをいただくこと自体が初めてだったので単純に嬉しかったのもありますが、「なぜ今このタイミングで自分を求めているのか?」が明確だったため、4年前にお見送りされた時とは別の納得感を持って、オファーを快諾することができました。
入社してみてどう?
まだ2ヶ月半ですが、誰と話しても人柄が良いなと感じます。
入社してから10日間で計14人に1on1の依頼をしたのですが、誰一人として「忙しいから」と断る人がいなかったことには驚きました。
どの部署の方からも「もう半年くらい居る?」と言われているのですが(笑)、ダイニーメンバーの人柄の良さが、newcomerの自分が早々と馴染めた理由の一つになっていると思います。
また、加盟店に飲みに行く機会が頻繁にあるので、結果他部署の方と話すことも多くて馴染みやすかったですね。
もちろんスタートアップゆえに完璧ではない部分もあるのですが、裏を返せばまだまだ良くできる余地があるので、毎日ワクワクして働いています!
超個人的な話だと自分はシャチが好きなのですが、Slackでみんなから視認しやすいようアイコンに設定したら、サメ好きのHRが食いついてくれたのが嬉しくてつい語り過ぎるなんてこともありました。笑
今後の抱負
今まで働いてきた数社の経験を生かして、「部署の枠を飛び越えて今後の会社の急成長を支えるハブ人材になりたいな」と思っています。
個人的にどの会社でも共通目標を持っているのですが、「Hinoshitaが居ないとヤバかった」がスタートだとしたら、「Hinoshitaが居なくても全然問題ないね」をゴールに頑張りたいです。
ゴールがあるのかは分かりませんが。。。笑
おわりに
長々と書きましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ダイニーは「飲食をもっと楽しく面白く」をミッションに掲げ、「All in One Restaurant Cloud.」として、歴史上初めて飲食店の業務全般を支えるサービスを提供しようとしている会社です。
一定成熟した会社のように見られますが、先日リリースした「ダイニーキャッシュレス」を皮切りにマルチプロダクト化が始まったばかりであり、今ならまだまだ初期メンバーの一員です。
プロダクトマネージャー(PdM)として一緒に働く仲間も絶賛募集しています!
カジュアル面談からでも構いませんので、下記リンクよりお気軽にご応募ください!
https://pitta.me/matches/yGWRdaDESwlh