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「新年の目標」なんて必要はない

ヤギシタシュウヘイ（柳下修平）

毎年新年に目標を立てて、
毎年気付いたら目標が消えてしまってるなら、
無理に「新年だし」で目標を立てなくてもいいのでは？

「新年」という魔法にかかって失敗する

「新年」てどこか心新たに挑戦したくなる魔法のシーズンだったりします。

私も「あけましておめでとうございます！」「今年もよろしくおねがいします！」は毎年言いまくってますし、どこか晴れやかな気分にもなります。

しかし、「今年の目標」とか立ててうまくいった試しがありません。ズボラな性格なのが悪いのかな？と思ったりもしたのですが、どうもそれだけではではないのかなと最近思い始めました。「それだけではない」なので、ズボラなのも原因です。これはもう仕方ない…。

緊急性が全く無い「今年の目標」は疎かになる

今まで「今年の目標」でうまくいった試しがないものを恥ずかしながら３つ紹介します。

・今年は早起きチャレンジがんばります！

・今年は毎日ランニングがんばります！

・今年は365日ブログ更新します！

これ、もう全然ダメですね。こういうルーティン系目標は自分の場合本当にダメ。早起きチャレンジなんて何度失敗したか。

おそらくストイックな方は続けられますし、アプリとかで合同でルーティンを継続するために支え合うものなどもあるので、仕組み化で何とかなりもするとは思います。

が、私が振り返って考えたのはどれも自分にとって緊急性がないということでした。

まずは早起きチャレンジについて。
私の場合は普段からだいたい6時半に起床するので、まあ一般的な日本人の起床時間かとは思います。8時半くらいまで諸々家事やするべきことを終わらせて、9時からがっつり仕事開始というのがルーティンです。至って普通だと思います。(なお、ほぼ100%在宅ワーク)

それで困ってないですし、程々に健康です。しかもだいたい明るくなっての自然起床なので目覚めも良い感じ。(カーテン開けて寝て、自然光で起きるのはオススメ)

そんな状態で4時半起きとかの意識高い方の真似しても続かないわけです。意識高い方に憧れがあってやろうと思っただけで、緊急性も無ければぶっちゃけ必要性もなかったわけです。

次に毎日ランニング。
これはそもそも障害が多すぎる。1日雨ならできないし、台風や大雪ならむしろするなというレベル。ありがたくも肥満と無縁な体型で、程々に運動もしてると考えればこれまら必要性がない。同じく意識高い人に憧れて設定してうまくいかなかったわけです。

で、毎日ブログ更新。
ブロガー時代はがっつりブログ更新をしていて(これで生計立ててたので当たり前)、多い日には1日10記事とかアップして年間で400-500記事アップしてたかと思います。つまり、全然更新してないブログではなく、0から10で毎日推移しており、映画ブログの特性上予約投稿で翌日に持ち越しとかはほぼしてなかったので毎日更新になりませんでした。でも、必要性がない。緊急性がないのです。そりゃできるわけがない。

反省：緊急性がない目標＝そもそも目標としてどうなん？

ここまで書いてきてツッコミたい方もいらっしゃるでしょう。

そもそも、その目標。目標としてダメじゃない？

仰る通り！これ、なぜ目標立ててたかと言うと、「今年の目標」や「新年挑戦したいこと」など、当たり前のようにテレビやSNSなどで溢れる言葉に右ならえで無意識に「目標を立てる義務」を自分に課してしまっていたからです。

目標を立てることは、自らの人生をより良い方向へ向けるための手段のはずが、目標を立てることが目的となってしまっていたのです。

これは本当にダメですね。反省です。(手段と目的の話はまた別切り口でnote書きます)

そもそも真の目標や夢は「新年」と関係なく出てくる

これは人ぞれぞれだと思いますが、私の場合は真の目標は新年関係なく都度都度思い立ってきました。

例えば、今メインのお仕事である映画メディア「cinemas PLUS」は、昨年10月に今後の中長期の目標を定めました。その後11月にフルリニューアルを行い、目標へ向け歩み始めています。つまり「新年」関係なし。

サブ仕事になってきたYouTubeは「映画系YouTubeチャンネルとして軌道に乗せる」を目標にしていましたが、こちらはうまく乗りませんでした。そこで映画以外の自分の趣味の範囲内で企画をあれこれ試し、映画の延長線にあるドラマ考察のチャンネルとして軌道に乗りました。11ヶ月かかりましたが登録者1万人を突破しました。目標を柔軟に変えるのも必要ですね。次はドラマ考察を中心に映画も改めて扱うエンタメ総合YouTubeとして登録者10万人を目指し、多くの方がより映像エンターテイメントを楽しめるきっかけを作っていきたいです。

真の目標というのは都度都度必要な時に設定するものなわけです。「新年」関係ないのです。

ということで「新年」も引き続き程々に生きるで良くない？

「新年」で目標を立てて、それを年末までに達成して、次の年へと突き進む。

これができたらカッコ良いですし、できる人に憧れます。

でも、私にはできない。ちゃんと挑戦しろって言われそうですが、できないものはできない。

「できない」を「できる」に変えることは素敵ですが、「できない」を「できない」で諦めることも良いではありませんか。少なくても私には緊急性がないのだから。

そんな考えの元、今年は新年最初＆2発目のTwitter投稿は下記でした。​

ちょっとやさぐれてるようにも見えますが(笑)

「新年」だからで目標を立てずに、コロナ禍で状況も流動的なので、今抱いている夢や目標をそのままに継続して進んでいく2021年です。

ということです。

実際今週末には一都三県で2度目の緊急事態宣言が発出されそうなので、社会情勢がそもそも流動的。

目標が無くても良いと思う

私はいくつか目標や夢を持っていますが、目標や夢が今なくてもそれでいいと思うのです。

「今はこれがしたいとかっていう目標はないけど、今を一生懸命に生きたら何か見えてくるかも」でも良いと思うのです。

毎日生きるのに必死な方も多いと思うのです。誰しもが意識高く生きれるわけではないし、理想通り生きれるわけではない。いつ病気になるかわからない、コロナにかかるかわからない、事故の遭うかわからない。

今ある暮らしが100％続くわけではない以上、日々を一生懸命に生きるだけでも良いと思うのです。

「新年」にも「目標」にも呪われないで、呪い・呪縛から解かれて生きることこそがきっと真の幸せなんだと思います。

そんな考えの元で、
さて、次は自分の中にある何の呪いを解いていこうか。

(文：ヤギシタシュウヘイ)

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プロフィール

ヤギシタ シュウヘイ(柳下修平)
1986年9月生まれB型
埼玉県富士見市生まれ
→埼玉県さいたま市浦和区在住

本職
中堅映画メディア「cinemas PLUS」編集長
※フリーランスでの業務委託、6年目へ突入

サブ仕事
・映画以外ジャンルのウェブメディアのSEO・グロースアドバイス
・YouTubeのドラマ考察チャンネルの個人運営(登録者約1万人)
・その他趣味兼仕事で映像エンターテイメントの情報発信をあちこち不定期で

今の目標
大：私の表現を多くの方に楽しんで頂く(文章・動画・その他手段複合で)

中：cinemas PLUSを大きな成長曲線に乗せ、ポジティブな意味で編集長を退く

小：YouTubeの登録者を10万人まで引き上げる
小：映画以外の価値観や思い、成功・失敗談をnoteその他でどんどん発表する
小：頭の中で蠢いている数々のオリジナルストーリーを文章化し、何かしらの方法で世間へ発表する(書籍出版にはあまりこだわっていない)

Web/SNSその他
メディア：cinemas PLUS
ブログ：映画と暮らしのブログ(休眠中)
Twitter：shuhei0919y
Instagram：shuhei0919y

連絡先
shuhei0919@gmail.com


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