コロナウイルス情報に疲れてしまった時の考え方と対処法
Cover Photo by Abbie Bernet on Unsplash
新型コロナウイルスを巡って、心理的に疲れてしまっている方が多く出てきている印象です。
「ウイルス怖い」「感染しないようにしないと」
ではなく、
「デマが蔓延してる…」「SNSがその話題で持ち切り…」「政府の対応を巡ってSNSで外部口論が…」
など、情報に触れることで疲れてきてしまっている方が多い印象です。
今回はそんな方々の心を軽くするためのヒントを記していきたいと思います。
※本noteは、情報の受け取り方の再整理を促すものです。新型コロナウイルスへの見解や医学的情報発信、また政府対応云々に関しての記述は一切行いません。予めご了承ください。
0:前提条件「情報が溢れてきている」
まず、前提条件として、ここ数日で新型コロナウイルスへの関心や情報は急上昇しています。
細かい数字は置いておいて、関心を示す方が増えているのはおわかり頂けるかと思います。ダイヤモンド・プリンセス号のあれこれから、北海道で非常事態宣言が出されたり、全国一斉休校の要請が出たりと様々な事象が出てきており、メディアの扱いも増えているので「まあそうなりますよね」といったところでしょう。
細かい分析はしません。心を軽くする話に進みます。
1:心構え「その情報、あなたに必要ですか?」
新型コロナウイルスは、感染した場合に重症化する恐れがあるので自分事として情報収集したくなる気持ちはわかります。
しかし、「その情報、あなたに必要ですか?」
この問いを胸に手を当てて、冷静に考えてみてはいかがでしょうか。
ここで、いったん「吉本興業(宮迫博之さんら)の闇営業問題」や「東出昌大さん不倫騒動」の例で情報の取り扱いについて冷静に考えてみましょう。
闇営業問題も不倫騒動(東出さん限らずですが)も、テレビもウェブメディアも大々的に扱ってきました。
取り扱いの良し悪しは置いておいて、
「その情報、飽きたらどうしますか?」
「闇営業もういいわ!」「不倫騒動飽きたわ!」となったら、それらを扱うテレビ番組やウェブメディアの情報はシャットダウンされると思います。
「まあ、問題起きたってことくらいは知っておけばいい」となれば、軽く触れるだけのテレビ番組やメディアを見れば良いわけです。
朝の日本テレビ系情報番組で言うと、ZIP!(の時間帯)はこういった騒動は軽く扱うが、「スッキリ」(の時間帯)ではがっつり扱う印象です。その後の「バケット」では全く扱わない印象です。
良し悪しではなく、そういう分類ができるのでシャットアウトしたければそれを認識すればできるわけです。逆にがっつり情報を得たければ逆の選択をすれば良いわけです。
スマートフォンもある便利な時代です。何でも情報が手に入ります。だからこそ、自分の考えて情報の整理をしてみましょう。(この後具体論進みますのでご安心を)
「その情報、あなたに必要ですか?」
「朝から晩まで、コロナウイルスの情報、必要ですか?」
「専門家によって言ってることが違う。ならばそれらはシャットダウンしませんか?」
家が散らかってるのと同じで、情報は世にとっ散らかってます。断舎離して、必要なものを整理整頓しましょう
2:対処法:テレビ番組ならばシャットダウン、Twitterならリストで整理、LINEはこころを一歩後ろに
具体的な整理方法に入ります。
(1)テレビ番組はシャットアウト
テレビ番組のコロナウイルス情報に疲れてしまっているのならば、コロナウイルスを扱う情報番組をシャットアウトしましょう。少し見たいならば、夜の情報番組1つくらいに限らせましょう。
(2)Twitterはミュートとリストを駆使
Twitterであれこれ繰り広げられる議論にうんざりならば、そういった方々を視界から排除しましょう。
フォローの解除は友人関係などから難しい方もいらっしゃると思います。Twitterは便利なものでして、フォローを解除しなくてもツイートを表示させない「ミュート機能」やお気に入りの人の情報だけを見れる「リスト機能」が存在します。そういったものを駆使して積極的に情報を取捨選択していきましょう。
(3)LINEは心を落ち着かせて一歩引く
LINEの場合は少し厄介です。ママ友LINEとかで「◯◯が効くみたい!」とか「トイレットペーパーがなくなる!」とか騒ぐ方がいてもミュートしにくい実情があると思います。
そういう時は心を落ち着かせて、一歩引いて考えましょう。
明石家さんまさんが、「誰も知らない明石家さんま」という番組内で腹をたてることはないと言うお話をされていたので、その言葉を紹介します。
「なんやねんこいつと思うことはあるけど、すぐ、「こいつアホやねんな」と思う。人に腹を立たすやつってアホ。人に怒らすやつってアホ」
この言葉を胸に、落ち着かせて「あれまあ、また言ってるわ。しーらない!」と冷静に客観視することで少しは心が楽になるはずです。これはご近所付き合いでも有効だと思うので是非活用してみてください。
3:では、どの情報を信じれば?
その上で必要な情報はどう取り入れるべきか。
専門家のTwitterとかでも「あいつは間違ってる」とか好戦的な方もいるので、一概に専門家の方の情報を見るのも何とも言えません。
そこで、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症について」の特設ページをベースに考えましょう。
政府対応や厚労省の対応への不満がある方もおられると思いますが、一次情報になります。まずはここをベースに考えるべきです。
そこから先は、みなさまの境遇で変わると思います。
一切情報を入れたくないのであれば、これで済ませてしまえば良いです。
コロナウイルス以外の通常のニュースを一応チェックしたいのであれば、ニュースアプリやサイトを一つ入れておくと良いでしょう。
ニュースアプリやサイトが良いです。Twitterでは、どうしても各ニュースにコメントが付いたり議論が出てきてしまうので、疲れてしまっている方はここに手を出してはいけません。
※コメントや議論を否定しているわけではございません。心が疲れてしまっている方への提案になりますので、誤解なきよう。
情報を削ぎ落とした上で、必要であれば足すことです。まずは削ぎ落としましょう。
最後に:自粛ムードではない
最後になりますが、今はあらゆる娯楽や商業施設の休業が出てきており、まるで自粛ムードな雰囲気も出てきております。
しかし、何も楽しいことをしてはいけないわけではありません。外出禁止令ではありませんし、仮に外出を控えるとしても、
楽しい映画や動画を見たり、
ゲームをしたり、
お菓子を作ったり、
室内で運動したり、
本を読んだり、
それら行動は自由です。楽しくいきましょう。
私としては、「生活改善」の切り口でのnoteを今後も記していければと思います。ただし、私の本職は「シネマズPLUS」の編集長です。
家で見れる映画、NetflixやAmazon Primeビデオでのオススメなど、そういった特異な類でみなさんを楽しくするきっかけも発信していければと考えております。
本日はここまでです。疲れてしまっている方の心が、少しでも軽くなりますように。
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