#99 罰ゲーム化する管理職
会社員の皆様、「管理職」になりたいですか?
複業、スキルを持っての転職、選択肢が多くある中で管理職になりたい方は減っているように感じます。
一方で、組織開発の支援をしていて、管理職を頼りにする、言い換えれば管理職の責任にするという場面もよく見ます。
管理職といえば、マネジメントをこなすキレッキレのエリート社員
のイメージから、うだつの上がらない中間管理職のイメージに
世間の印象も変わってきているのでは?と思ったりもしています。
そんな罰ゲーム化している管理職について、
またその管理職の罰ゲーム化を解消する方法を
記載してくれているのが本書です。
詳細は割愛しまして、感想だけ。
本書の中で、管理職になることは「贈り手になること」だと筆者は定義しており
すごく私はそれがしっくりきています。
管理というより、見守り育てる、これからの世代に繋ぐ
ある意味一歩引いた目線で見ないと管理職は務まらないなあと思います。
そして、贈り手ではなく、バリバリの社員に求めるようなことを
管理職に求めてしまっていて、いろんなギャップが生じているように思います。
これは他の事象にもある気がしていて
役割とか、そういうものをハードだけで考えてしまう
もっと定性的に「こういうことをやってほしい」とか「こんな人物像」みたいなものをもっと会話すべきでは、と思う事があります。
かっこいいカタカナの役職もいいのですが、
もっとそこに想いを乗せて、肩書きをつけたりつけられたりしたいものです。