上半期の振り返り(超個人的)
こんにちは!リンクアンドモチベーションでUXデザイナーをしている辻井です。ストレッチクラウドという、個人成長を支援するBtoB SaaSに携わっています。
1月から年度が始まるカレンダーで、ちょうど半期が終わったところなので、上半期を振り返ってみます。超個人的な話なので、そこまで汎用性はないと思います笑。
よかったこと!
①コアバリューへの確信が芽生え始めた
ストレッチクラウドは、まだリリースして一年ほどの新しいサービスです。セールスやカスタマーサクセスを担う部隊と、文字通り二人三脚で価値の構築と検証を回しているところです。
創業以来、非クラウドで提供していた「360度サーベイ」と「階層別研修」をクラウド化し、ユーザー(=社員のみなさん)の自律的な成長を支援しています。導入いただく企業様も順調に増え始め、「ストレッチクラウドを通じて、社員の変化が生まれ始めた」というお声もいただけるようになってきました。
現在は、管理職の方々がメインターゲットとなっており、「どのような成長課題にぶつかるのか」「どんなアクションプランが効果的なのか」といった点についてデータと事例を収集しながら、プロダクトを磨いています。
②ChatGPTをガンガン試せた
リンクアンドモチベーション全体として、上期は大胆にAI活用にリソースを投下し、仮説検証を繰り返していました。自分自身、ストレッチクラウドの開発とデザインプロセスの改善という2つの軸でChatGPTを思いっきり試す半年間となりました。
デザインチームでは、デザインプロセスごとにChatGPTで効率化に向けた実験を行い、チューニングしたプロンプトを一覧化してストックする「ChatGPT合宿」を実施しました。合宿の様子は、以下のテックブログに詳しくまとめています。
ストレッチクラウドにおいては、「アクションプランの精度向上」や「実行フェーズにおけるお悩み解消」を実現する機能を開発し、β版ではありますがリリースすることができました。
デザインも機能開発も共通して、「実際に触ることで初めてわかること」がたくさんあり、AI活用に対する手触り感を持てるようになったのは、とても大きかったです。
③社外のデザイナーさんとの交流が増えた
振り返ってみると、この半年くらいの出来事なのですが、いろんな会社のデザイナーさんとの交流機会が生まれ、本当に得難い時間を過ごすことができました。
Twitterを中心に、オープンに開催される飲み会が増え始めたタイミングで、ビッグウェーブに乗り遅れまいと様々なイベントにお邪魔しました。普段は、どうしても関わるデザイナーが社内のメンバーに限られてしまうので、多種多様な業種・バックグラウンドの方々とカジュアルにお話し出来るのが本当に楽しく、飲みまくってました笑。
Twitter経由で親交を深めた方と、小中規模の飲み会もご一緒させていただき、「あ〜、デザイナーさんと飲むの本当に楽しいなぁ」と幸せを噛み締めていました。
ゲスト側・ホスト側双方の立場で、下半期もたくさん交流の機会を作っていきます。
下半期への宿題!
①事業へのインパクト
ありがたいことに導入企業様も増えてはいるのですが、会社およびプロダクトとして目指している成長率と比べると、まだまだ発展途上であるというのが実情です。もっと価値を研ぎ澄ませ、セールスおよびカスタマーサクセスのクオリティを磨くことが必要です。
開発組織だけで実現できることではなく、セールスから納品まで一気通貫で担ってくれている事業部とのコラボレーションを加速させなければいけません。「本当に人が育つサービス」という価値の実現に向けて、仮設検証を高速で回していきます。
②「成長」の再現性
ストレッチクラウドは、ユーザーの「成長」を実現するサービスです。現在、メインターゲットは管理職の方々ですが、メンバークラスの方にもご利用いただいています。
年次、階層、役職、職種など、何もかもが違っているユーザーの皆さんに、等しく成長をお届けするためには、プロダクトの体験やプロセスを磨き上げ、再現性のある成長プロセスを確立することが求められます。20年以上にわたるコンサルティングの知見を総動員していますが、こちらもまだまだのびしろだらけです。デザインの力が最も輝くといっても過言ではない領域であり、デザイナーとして劇的なUX改善にコミットしていきます。
③デザインチームの拡大
これは積年の課題なのですが、新たな仲間を迎え入れることができないまま上半期を終えました。新たなサービスの立ち上げも続いており、インハウスチームの強化は喫緊の課題です。
順調にデザイナー採用を成功させている会社の方にお話を伺うと、兎にも角にも「行動量」と「発信量」の不足を痛感します。下半期は、自分自身はもちろんのこと、プロダクトチーム・デザインチームの双方で対外的な発信を増やしていきます。(少しでもご興味があれば、ぜひとも辻井までご連絡ください!)
さいごに
月並みな表現になりますが、振り返ってみると上半期も本当に濃い6ヶ月間だったなぁと思います。心から共感できるプロダクトの開発に、思いっきり全力投球できる今の環境に感謝しながら、下半期はさらなる進化を実現していきます!