整体を受ける客側の極意 6

ヘルスリテラシーを高める

某医院の評価
私事で恐縮ですが、先日入院&手術を致しました。それはある日背中に急激な激痛が発症し近所の医院に駆け込んだところ、その場で検査をしてくれて、後日大学病院を紹介してもらい即入院即手術となり、お陰で早急に事が運び大事に至らずに済みました。驚いたのが当時その町の医院の先生の見立て(診断)が妙に的確で、先々の事も踏まえて大学病院でのインフォームドコンセントはほぼ要らないぐらいでした。

その医院のリアルなクチコミの評判もとても良く、「胃カメラは抜群に上手い」とか「医師がその先生の所に掛かる」と言うぐらい見識と技術のレベル高く、わたくし自身も結果的に「良かった」と感謝している次第であります。「頂きました、★5つです~」ってなもんです。

しかしながら、その医院のネットのグーグルの評価を見ると★1~2を付けている人が何人かいます。当時コロナ禍だった事もあってか、その理由のほとんどが「看護師の対応が悪かった」など医師自身の対応や技量の指摘では無く、恐ろしく些細な理由による感想で評価を思いっきり下げている人がほとんどでした。実際にはその患者側の言動や態度がどうだったのか?わからない事も多い事から信憑性に欠け、ハッキリ言ってどうでも良い内容の主観的感想文を多く散見します。それらを踏まえ カキコミの内容自体”お客様”感覚で書き込む勘違いしている輩も少なくありません。

※ 施術する立場で見ても・横柄な態度・症状の情報量が薄すぎる・いらない雑談が多い などの「印象が悪い人」に何とかしてあげたいと思う気持ちは希薄になりがちです。

個人的(素人)評価の流布
こうした”しょーもない”素人の私怨とも言うべき書き込み(評価)のお陰で、更なる情報弱者が鵜のみにしてしまう事で 良い医療を受けられる確率がぐーんと下がる事になります。
デリカシーやモラルが低い人の情報拡散によって、流されないために情報を識別できる知識が必要なります。医療で流浪するのはその書き込んだ人だけにしてもらいたいのですが、しかしながらそうした情報に流されている事すら気づいてない情報弱者がとても多い事に危惧する所があります。

整体業界の不思議な話
こうした事を踏まえて、歯科医院や病院におけるグーグルのカキコミを見ると賛否両論が多く★1~2を付けられちゃっている医院も少なくありません。こうした勝手な情報の流布を問題として一部の医師が訴えを起こしているらしいのですが、カキコミしている人達の内容の事を医療側が譲歩してしまうと負担が増え医師やスタッフたちは疲弊しl強いては患者自身のリスクに繋がります。その結果医師を始めとした医療従事者のやる気を削いでしまい医療が崩壊してしまうのが眼に見えています。飲食店等におけるサービスと医療におけるサービスは同じではありません。

にもかかわらず、整体業界に関してはなぜか★3以下の評価を付けている店が異常に少なく不自然極まりありません。要するに整体業界のカキコミの大半が自作自演とステルスマーケティングによるヤラセの書き込みがほとんどである事は医療系のカキコミと比較すれば明らかになってしまうのです。

所詮素人の書き込み
整体業界に関しては客側も施術者側も大半は素人(無資格無免許)であり、この無知同士の構図がとても奇妙な世界とも言えます。(占いの世界に近いかも知れません。)

例えて書くなら 黒く焦げた玉子焼きを提供して出しているお店に対し「玉子焼きたるものはこんなもんだ」と納得して食している味覚オンチのコックと客のカキコミと考えた方が良いかも知れません。

思いっきり焦げた玉子焼きを提供しているのに「親切で丁寧な対応だった」や、いつもよりコゲが少ない玉子焼きが出たら「マッサ-ジが上手だった」などと焦げた玉子焼きの事(整体の技量や見識)は一切触れていない内容がほとんどで、プレーンオムレツや厚焼き玉子と言った本物の施術なんか全く知らないド素人のカキコミの相当します、そのコックに当たる整体師自身が掲げる広告の内容自体もプレーンオムレツや厚焼き玉子の存在を知らない自称グルメの 素人同士による自作自演のマ〇ターベーションに過ぎない内容がほとんどなのです。

焦げた玉子焼きを食べたおかげでお腹が痛くなり、その事を店に報告しても「あなたアレルギーだったんでしょ」「根拠も証拠もない」「あなた自身ストレスで消化不良だったんでしょ」と一蹴する店も少なく無く、客の健康被害に真摯に向き合う様子もない不誠実な整体屋も少なくありません。

こうした医療の掛かり方を含め、自分自身で行う身体の健康管理の事全般的にヘルスリテラシーと言います。良い医療に掛かりたい、正しい健康管理を行いたいと考えてる人はヘルスリテラシーの向上は必須なのです。

つづく

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