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<第32回小説すばる新人賞受賞作>新世代の作家が描く、何度も心を揺さぶられる歴史恋愛小説『言の葉は、残りて』【電子版も配信中!】

「小説すばる新人賞」選考委員・村山由佳氏、絶賛!

「遠い時代を生きる主人公たちの運命に、こんなにも胸かきむしられるとは。新人離れした豪腕」

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言の葉は、残りて
佐藤 雫

〈内容紹介〉
ずっと待っていた。
一緒に生きてくれる人を――。

海沿いの地にある鎌倉幕府。美しい景色とうらはらに、そこには陰謀、嫉妬、憎しみが渦巻いていた。
そんな中、若き三代将軍・源実朝のもとに、摂関家の姫・信子が嫁いでくる。突然の縁談と異国の地に不安を覚える信子だったが、実朝の優しさと生まれて初めての海の匂いに包まれ、次第に心をゆるしていく。
一方の実朝も、信子が教えてくれた和歌の魅力に触れ、武の力ではなく言の葉の力で世を治めたいと願うようになる。
しかし、殺戮さえいとわない醜い権力争いが、ふたりを否応なく悲しみの渦に巻き込んでいく――。

※電子版の価格は各電子書店にてご確認ください。

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