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映画感想文『インターステラー 』はSFではない?過去・現在・未来という存在は幻影にすぎない。10周年記念IMAX®再上映!映画『インターステラー』11月22日(金)期間限定公開へ

昨夜は自炊さぼって外食しました。
鰻美味しかった。飲み過ぎました。。

鰻の成瀬です。



クリストファー・ノーラン監督によるSFドラマ。環境の変化などの影響で食糧危機に陥り、滅亡の危機を迎えた人類が新たな星を目指す姿がつづられる。宇宙へ旅立つ元パイロットの主人公をマシュー・マコノヒーが演じ、彼とその娘との愛が描かれる。彼と共に新天地を目指す宇宙飛行士をオスカー女優のアン・ハサウェイが演じる。

監督 クリストファー・ノーラン 脚本 ジョナサン・ノーラン 
クリストファー・ノーラン製作 エマ・トーマス クリストファー・ノーラン
リンダ・オブスト
製作総指揮 ジェイク・マイヤーズ ジョーダン・ゴールドバーグ キップ・ソーン
出演者 マシュー・マコノヒー アン・ハサウェイ ジェシカ・チャステイン
ビル・アーウィン エレン・バースティン
マット・デイモン マイケル・ケイン
音楽 ハンス・ジマー

あらすじ・ストーリー
劇的な環境変化による食糧危機が発生し、人類は存亡の危機を迎えていた。そこで、人々は居住可能な新たな惑星を探すという危険なミッションに挑むことに。選ばれたのは元パイロットのクーパーらわずかなクルーのみ。クーパーは幼い娘を地球に残して宇宙へと旅立ち、やがて水の存在する惑星にたどりつく。

https://moviewalker.jp/mv53016/

今回Netflixで再視聴。時間とか重力とか次元とかブラックホールとか相対性理論とか量子論とか一回観ただけじゃあさっぱりなんだが、実はこれすごい映画じゃないのかな。クリストファー・ノーラン最高です。めちゃめちゃ面白いです。

時間は存在しない。
アインシュタインが親友であったミケーレ・ベッソの死にあたってベッソの遺族に宛てた書簡で、「彼は新たに私の少し先を行き、この奇妙な世界を去っていきました。それは何事でもありません。われわれ信念ある物理学者にとって、過去、現在、将来の間の区分はいかに強固であろうと、錯覚という価値しか持たないのです」と書いている。アインシュタインは物理学を信じる我々とっては過去・現在・未来という存在は幻影にすぎない。と言っている。
時間は過去から現在、未来へととめどなく流れていく。過去は変えられず、未来は決まっていない。そういう感覚を持ちながら私たちは日々生活している。たとえばペンで紙に何かを書くとその痕跡が紙に残される。私たちはこのような痕跡をみて過去なのか、未来なのか、を判断している。当然痕跡があるのが過去、痕跡がないのが未来となる。普通は。しかし宇宙には時間という概念が存在しないらしい。

主人公クーパーは人類を救うため、娘のマーフィーに必ず帰ってくると言い残し宇宙に旅立つ。ブラックホールに突っ込むクーパーの時間は地球の時間の流れより遅い。最愛の娘マーフィーの生きてるうちに生還できるのかクーパー! まあ、相対性理論、量子力学そんな物理の難しいこと抜きにも十分楽しめる映画でした。


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